阿佐ヶ谷高架下から来た俺らの希望。

どうも、コーナイです。

先日(2月18日)、オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを見に行ってまいりました。

そうです。私リトルトゥースでもあります。

今日はそんなオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの感想を書き連ねたいと考えています。
お付き合いいただけたら幸いです。


神保町の駅に降りた。
乗り換えがめんどくさくて、東京ドームからは少し離れた駅だ。

階段を上がり、改札を抜けると、同じようなグッズを身に着けた人がちらほら。正直、一番近い駅ではなかったから、同じ目的地を目指す人はいないだろうと思ってた。

東京ドームに向かって歩いていくと、その色はどんどん濃くなる。周りには、ラスタカラーを身に着けた人がいっぱい。上着の袖の中に隠したリストバンドを、僕もこれ見よがしに露出した。

東京ドームについてからは、人、人、人。
オードリーの人気さを、#annkwの人気さを肌で感じた。


会場外の幟。

チケットを握りしめて、入場する。
人が多くて入場するにも時間がかかる。

ようやく入場できたら、すでにサトミツさんと青銅さんが話しているのが聞こえる。

入場してから1時間半くらい?オール前座トークを聞くと、サトミツさんと青銅さんが生で出てきて、会場を温めてくれる。

暗転し、ムービーが流れる。星野源さんの『おともだち』に合わせて2人のリスナーの様子がアニメーションで流れる。

さらに続くのはとうもろこし畑。『フィールド・オブ・ドリームス』のオマージュをした若林さんのVTRだ。何度も「誰か話してるよね!?」。会場に笑い声が上がる。

BGMが変わり、『ワイルド・シング』が流れる。こっちは『メジャーリーグ』のオマージュをした春日さんだ。ほぼ完璧なオマージュ。メガネが妙にバチッとハマってたのが、面白さに拍車をかけた。

いよいよオードリー2人の登場だ。
僕の席はステージ裏体感席。真正面から見ることは出来なかったが、若林さんの登場前の背中が見えた。うつむき加減で、大きな背中だった。

メインステージに登場。エミネムのオマージュポーズの後、自転車、ラスタカラー号で颯爽と場内を駆ける。続いて、ベンチから春日さんも登場。『メジャーリーグ』のオマージュの格好から、グッズを身につけ、メインステージに上がる。自転車で颯爽と駆ける若林さんに対して、ゆっくり歩く春日さん。

「今日はラジオやります。」

この言葉に全てが詰まっていた。

細かい内容は、レポート記事としてニュースサイトが上げてくれているため、今回はざっくり書くことにする。(筆者的にはオリコンニュースさんで読むのがいいかなと思ってます。)

オープニングトーク、若林さんのトーク、春日さんのトーク、チェひろしのコーナー、味玉デスマッチ、DJプレイ、Lighthouseのライブ、しんやめ、エンディング、漫才。

合間合間に、モノマネ芸人さんのパフォーマンス。

東京ドームという大きな舞台なのに、やっていることはいつもの『オードリーのオールナイトニッポン』だった。


若林さんはインタビューで、こんなことを語っていた。
「ラジオでやっている、『オレと春日』と『リスナー』の2対1の構造は、ドームでやっても変わらないんだよな、と思ったんです。」
「武道館にしても、ドームにしても、日々の放送にしても、それぞれ2対1の構造が中心点になるんだと思うんです。2対1の構造がしっかりと保てている状況であれば、春日も大丈夫だなと」(出典:オリコンニュース 
https://www.oricon.co.jp/news/2314928/full/

そして先述の「ラジオやります。」開幕宣言。

これが僕にとっては本当に嬉しかったし、1番楽しめた部分でもあった。

僕はコンテンツを楽しむ時、いつもどこか、「変なとこで盛り上がってないだろうか」みたいな、”自分だけ笑ってる”みたいな状況が凄く嫌だった。

自分だけが盛り上がってて、周りが冷めてる、みたいな。

今回のライブは、そんな状況がひとつもなかった。
それは、「周りがどう」という話ではなくて。

いつものラジオをやってくれたことで、オードリーと僕の「2対1の構造」だった。
周りが楽しいとか、周りが楽しくないとか、面白いとか面白くないとか関係なく。
ただオードリーがライブして、僕が見に行っている。ただ「僕」が楽しい空間だった。誰も介在せず、真に笑っている僕を見つけたような気がした。

普段生活していると、周りを気にして、自分を見失うときがある。
でも、あの日の面白いを忘れなければ、自分を見失わないと思える。


あの日一日が、僕の「お守り」になった。
東京ドームの気圧差から生まれる強風が、僕の背中を後押ししてくれた。



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