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介護保険制度は緊縮財政政策だろ?

今晩は涼しくて、とてもよく寝れそうだにゃ🐱と思っているぽんニャンです😃

れいわケアLABO勉強会で登壇していただいた、ホームヘルパー国家賠償訴訟をおこされた1人、伊藤みどりさんが取材された記事も載っている本を読んでました。


私は、介護保険制度自体が緊縮政策だなと考えてますが、まさにその通りの内容です。
国はどんどん負担を減らし、地方や国民の負担を増していってます。
介護の社会化を謳っているのが介護保険制度ですが、今真逆ですよね。
わかりやすいのはヤングケアラーです。
自立支援というのは良いことですし、そこに活路を見出す事業者も多いと思います。

しかし、「国の財政は逼迫している」という考えを変えないとどうなるか?

「人生100年時代」「いくつになっても自分らしく」「そのために介護予防、健康寿命を伸ばそう」
一つひとつは良いと思います。
では現実は?
年金減らされ、給付年齢が上げられてます。
国民負担率は47%近く。

つまり、「いつまでも安く働かされる」
いつまでも樹液を吸い取られるってことです。

介護の社会化って何でしたっけ?
家族に負担をかけない。
本人も経済的負担かけず、家族に負い目を持たない。
そんな政策が必要だと思います。
そのための積極財政だと思いました。

現在は、介護業界が搾取構造の一翼を担う状況だと思うんです。
私達職員自体も、全産業平均より100万円近く低い賃金で働いています。
さらに、定年後再雇用されても、さらに低い時給でパート勤めというケースもあります。

本来なら、介護など社会保障分野が経済の基盤です。
その分野が搾取されず、逆に国が投資し、人々を元気にして、どんどん経済を回してもらうようでなければならないと思います。

「ホームヘルパー国家賠償訴訟」

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