お金持ちに感謝?

某顔本にこんな投稿があった。

「高額商品を買ってくれる人がいるから、他の価格を下げられる。(中略)お金持ちに感謝だよ(後略)」

俺っちの知り合いなので、全文は書かないですが、かなり具合悪くなりました😭

朝から心臓がトカトカする。

おばんです。ぽんニャンです🐱

まあ、キンコン西野さんの大ファンらしいので、やんぬるかな。

以下、顔本に書いてやりました。
静かなる抵抗です。
それでは、どーじょー😃

年収1,000万円以上の人は、全体で約1割。
9割はそれ以外。
資本主義において、資本家と労働者との格差による対立は起きやすいのは事実。
現代日本において、その格差は広がり、労働者の賃金は下がる一方。

経済の指標の一つとしてGDPがあるが、その6割を個人消費で占めている。
では、その個人消費を引っ張っているのが、年収1,000万円の約1割の人なのだろうか?
年収別の消費の割合(年収が上がると、消費割合が下がる傾向にある。(ファイナンシャルフィードより)
これは、人が消費活動するのには限界があることを示している。
お金持ってるから、いっぱい使ってやろうとはならないのである。

確かに、お金を持っている人が私財を投げうって社会貢献する例はある。
資本家が事業を始め、労働者がそこで働くという構図は否定できない。

しかし、経済という観点から見れば、それはごくわずかな影響しか及ぼさない。
むしろ残り9割の人々が物やサービスを生み出し、消費活動をすることこそが重要。

さらに、経済とはお金の話ではなく、私達の生業の話。
私達が生み出す物こそが、経済を回す原動力。つまり、私達一人一人が経済を回す歯車だ。

以下は顔本には書かなかったが…。
その人は福祉にも関わっている。
こんなネオリベ思考の方が、真逆である福祉業界に関わっていることも異常だ。
投稿を見ても、「すべての出来事は自己責任」とか、思考も都市の利便性が高まれば良いとか、スマートシティ構想とか。
ヤバいことこの上ない😭

一刻も早く経済を学び、改心していただくことを願う。

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