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原発を推進すれば放射性廃棄物の問題は解決する


原発推進シリーズの最終回でありメインの記事です(これまでは前置き)。原発反対派のメインの反対理由の一つが放射性廃棄物の問題ですが、原発を推進すれば解決する可能性が高いのです。それが「高速炉」と呼ばれる技術です。高速増殖炉「もんじゅ」というのは聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれませんが、本記事では高速炉について分かりやすく解説したいと思います。第1回記事はこちら。

まずは過去記事の修正

このシリーズで
自然エネルギーの最大値は
降り注ぐ太陽エネルギーと申しましたが

よくよく考えたら
太陽光を電気に変えたとしても
使用時に熱エネルギーに変わるので

エネルギーの総量は変わらず
もしかしたら利用できる水力や風力の総和には
影響がないかもしれませんね

ただ、自然エネルギーは
自然界に薄く広くあるものなので
凝縮して利用するのは
非常に難しいと思います

この辺りは要検証ですね

photo by June O

放射性物質の崩壊は玉が磁石のビリヤード

放射性物質を分かりやすく?例えると
ビリヤードの最初に並べる15個の玉が
磁石でできている状態です

S極とN極はくっつくけど
S極どうしN極どうしは反発するので

1か所に集まってはいるけれど
すごく不安定な状態

ふとした拍子で弾けてしまうのです

弾けてしまった時に飛び散るのが
エネルギーと放射能というイメージ

そしてこの集まっている場所に
玉を打ち込むことで弾けさせ

弾けた玉が
新たな放射性物質に打ち込まれ
さらに弾けさせる感じで

連鎖的に反応させて
大きなエネルギーを取り出すのが
原子力の原理です

高速炉って何?

普通の原発では
高熱で水を水蒸気に変えて
タービンを回して
エネルギーを得ていますが

水を使うと
弾けた玉のエネルギーを
吸収してしまい

連鎖反応を抑制する効果があります

水の代わりに
ナトリウムを使うのが高速炉で

ナトリウムを使うと
弾けた玉のエネルギーを吸収しなくなります

結果どうなるかというと

放射性でない(核燃料でない)ウランを
核燃料であるプルトニウムに変える量が増えたり

放射性物質を不安定にさせ
崩壊を促進し

放射性物質でなくなるまで
崩壊させたりすることができます

つまりは錬金術のように
核燃料を増やして
ほぼ無限にエネルギーを作れたり

放射性物質を無害化できるのです

原発を推進し
高速炉を実現すると
放射性廃棄物の問題は解消されます

ですが

高速炉には問題も

高速炉で使うナトリウムは
反応性が高く

取り扱うにはリスクがあります

高速(増殖)炉もんじゅは
火災事故を起こしてしまい
研究が停止していました
(1995年)

とはいえ技術が進歩した現代は
当時とは状況が違います

高速炉の技術が確立されれば
人類の使用するエネルギー
1000年分を賄えるともいわれており

ある程度のリスクを受け入れて
温暖化を抑制するためにも
実現してほしい技術です

僕は専門家ではないので
実用化に関する技術的なハードルは
分からない部分もありますが

原子力は夢のある技術である
ということが
分かってもらえたなら嬉しいです

最後に

なかなか過激な問題提起でしたが

僕の意見としては

原発事故による健康被害は
世間イメージが作り出した
虚像でしかなく

影響があったと証明することは
不可能なほど

影響は小さいものであり

つまるところ

福島にダメージを与えているのは
無知な人による風評被害であり

無知からくる恐怖心により

温暖化の抑制につながる
夢のある技術である
原子力の可能性が

摘まれてしまうことを
危惧しています

僕にしては
なかなか挑発的で
ご不快に思われた人も
いるかもしれない
本シリーズでしたが

ここまで読んで下さり
ありがとうございました

ではまた!

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