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アパート建築営業 営業格言の本質 「商品売らずに自分を売れ!」

例えば「商品売らずに自分を売れ!」というアドバイス。
営業に悩む人が勘違いするのは、
「自分を売れば商品が売れる」
と思い込み、「自分のことを開示すれば、お客様は心を開く」などが混ざり合い、ひたすら「自分」をさらけ出し、よく見せようと必死になることです。仮に、お客様が営業マンに対し、
雑談が上手で、会話が楽しいし、面白い
とても真面目で誠実さが信頼に値する
何度も訪問する姿に心を打たれている
という評価があったとします。

これはすべて、自分が売れた状態ですが、お金を払う対象の商品の良さや価格踏まえての魅力とはまだ関係がありません。

何に関係するかというと、
あなたの提案に耳を傾けてくれる
競合が優位なとき、ポイントを教えてくれる
価格や納期などあなたの頑張りに応えてくれる
あなたの存在が決断の後押しになる
可能性に大いに関係するということです。

つまり、自分を買ってもらえると、商品の価値を伝えやすくなるということと、それを受け止めてくれやすくなるということ、また無事に成約した場合、あなたの存在がお客様にとっての付加価値になるということです。

「あなただから買ったのよ!」は最高の褒め言葉ですが、あくまで商品とあなたがセットで買っていただけたのです。営業に自信がある人が勘違いするのは本当に自分だけのおかげでものが売れたと思うことです。あなたが全てではないという謙虚さは必要ですね!

「自分を売る」
特に大きな金額の営業においては、必須な要素です!


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