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何気ないものに

妹が生まれる前、一人っ子だった幼いころの記憶。近所の神社のお祭りは屋台が出て人が多くて楽し気で。突然の夕立ちに慌てて両親と家まで走ったこと。そんな神社をウン十年ぶりに訪れた時に、何気に拾った木の葉が今は色がくすみカラカラで、処分に困る。「ただの枯葉」と自分に言い聞かせるも、思い出の場所に繋がるものに命と意味を与えてしまうのか。

#3行日記

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