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経営企画から「Loglass 経営管理」のCSという、新しいキャリアの可能性

はじめまして。株式会社ログラスでCSを担当している大木です。
この記事では、経営企画・財務・経理のような、コーポレート部門を中心にキャリアを歩んできた私が、ログラスへの転職を決意した経緯を書きたいと思います。
経営企画の次のキャリアを模索されている方、これまでのキャリアから離れることに不安を抱えている方に対して、少しでも参考になれば嬉しいです。

※この記事は【ログラス Advent Calendar 2023】の第2日目(12月2日分)にエントリーしています。明日はFSの高萩さんです!



私について

私はキャリアの大部分がコーポレート部門で、特に会社の数字周り(財務会計、管理会計)を中心にキャリアを歩んできました。
ログラスへの転職は1社目で、前職でのキャリアは以下の通りです。

【私について】
経験社数は1社。新卒入社した会社で丸9年働く。

【会社について】

連結売上1,000億円規模、従業員数千人の大企業。

【これまでの仕事】
新卒入社で経理財務に配属:財務会計の視点で会社の数字を知る。

営業へ異動:0から売上を作る尊さを知る。数字に血が通いだす。

事業部門の経営企画ポジション:事業部目線で数字(管理会計)を知る。

コーポレートの経営企画ポジション:全社から見た管理会計を知る。

30歳を超えてやってきた「このままでいいのかな?」現象

前職でのキャリアは、なんやかんやありつつも順調だったと思います。
しかしそんななか、30歳を超えて自分の力量で仕事を回せるようになったあたりでやってくる「このままでいいのかな?現象」が私にも訪れ、自分の将来について考え始めるようになりました。

そこで改めて自分の社会人人生を振り返ってみたとき、これまでのキャリアは自ら明確な指針を持って描いてきたものではなかったなと気づきました。

前職との出会いも一言でいえば「ご縁があった」という表現が正しく、経理財務部というキャリアのスタートも、たまたま配属されたもの。
その後の営業への異動も、経営企画ポジションへの異動も、会社の人事発令の結果であり、自分で意思決定したものではありませんでした。

・・・という書き方をすると、前職の環境は非常にドライに思われるかもしれません。しかし、そんなことは全くなく、私個人の適性を見つつ、ときにチャレンジングな環境に身を置かせてくれたと思っており、非常に恩を感じています。

そんなこんなで、偶然の出会いに身を任せつつもさまざまなポジションを楽しんできた私。社会人も10年の節目が見えてきて、社内でも職位が上がり、このままこの会社にいたらこうなるのかな?と、将来的なキャリアステップもだんだん具体的になってきました。
おそらく今後も数字を軸に経理財務や経営企画のキャリアを歩み、ゆくゆくはそのルートで昇進していくのかな、と。

ただ、先が見えないVUCAの時代、10年後、20年後、現職でのキャリアの道が昔のままあるとは限りません。
特に私が経験してきた経営管理の領域は、テクノロジーの発展によってどんどん役割が変わっていくんだろうな、ということは容易に想像できます。そう考えたあたりから、「世界から取り残されてしまうのでは」という強烈な危機感が芽生え始めました。(テクノロジーの発展によって経営管理領域がどのように変革するのかについては、以下のnoteをご参照ください)


だからといって、これまで縁もゆかりもないテクノロジーの世界に飛び込むのは、知識もない自分にとってはかなりハードルの高いチャレンジに感じてしまい、モヤモヤしたまま仕事を続けていました。また、経営企画という、世間的には希少と言える役割を担っていたことも「この希少なポジションを手放すのももったいないよなあ・・・」とモヤモヤしていた一因でした。

「経営企画職の経験を活かした、経営企画職以外の選択肢」との出会い


そんな感情を抱いていたある日、たまたまきっかけとなる出会いがありました。

多くの企業が悩んでいる「経営管理実務の煩雑さ」を解決するために、システムの導入を検討していたときのことです。
※経営管理の課題については以下のnoteをご参照ください。実務を担っていた身としては、苦しい記憶が蘇る素晴らしいnoteです。

検討していた複数のシステムの1つに「Loglass 経営管理(以下、Loglass)」がありました。そして検討の結果、Loglassを選定しました。
当時は今よりも機能が少なかったのですが、決め手は大きく以下の三つです。

・機能モリモリではないが、経営管理実務で必要になる最低限の機能が選び抜かれて実装されていたこと

・機能が速いペース(1,2週に1回くらい)で改善 or アップデートされていたこと

・導入~運用まで伴走してくれるサポート体制があったこと

上記の3点から連想したことは、

「経営管理領域の実務を詳しく知っている方が中にいて」
「力量の高いエンジニアチームがいて」
「必要な機能を本質ベースで議論しながら開発していそうで」
「経営管理に詳しい方が伴走してくれそう」

という総合力の高さで、特に最後のサポート体制については、初めて導入するジャンルのシステムだっただけに、大きく刺さったポイントでした。


そして実際に導入を進める中で、以下のような気づきがありました。

「あれ、これって自分の経験がモロに活きるんじゃない?」

まず、導入過程でCSとして伴走してくれた方が、他社の事例なども交えながら色々な示唆を出して管理体制の構築をリードしてくれたのですが、このコミュニケーションが私自身が経営企画として各事業部の皆様と一緒に予算管理体制を構築してきた経験に重なったのです。これが「経営企画職の経験を活かした、経営企画職以外の選択肢」に気づいた瞬間でした。

選考に応募するまでの心の揺れ動き


こうして、自身の経験を活かしたキャリアチェンジの可能性が芽生えたのですが、そこから実際に応募するまで、とても悩みました。

転職は初めてだし、
カスタマーサクセス(CS)って聞いたことのない職種だし、
でも得意領域×テクノロジーって、最近の悩みにドストライクだよな、、、
でもでも、大企業→スタートアップという怖さもあるし、、、

と、悩みに悩んだのですが「よし、応募してみよう!」と思ったのは以下のような理由でした。

・Loglassの導入を行った実体験から「さまざまな企業の経営企画の皆様と共に、より良い経営を作っていくログラスのCS」という姿が解像度高く理解でき、自分がやっているイメージが持てたこと

・CSとしてさまざまな企業の経営企画の皆様と会話することで、これまでの自分の経験を客観視&補強することができ、一定のメタ認知をしながら経営企画人材として幅と深みが出そうだと感じたこと

・まだ100人以下のシリーズAのスタートアップだからこそ、CS以外にも、これまでの経営管理領域の経験を軸にした様々なキャリアの道がありそうだと感じたこと(後述します)

つまり「自分の経験と強みを活かす&強化しつつ、最近感じていたモヤモヤを吹き飛ばせる道なんじゃないか?」と思ったんです。
そのような納得感を持って、ログラスの選考に応募するに至りました。

選考を通じて感じたこと


とはいえ、そもそもスタートアップという未知の世界。「選考受けるぞ!」と意気込んだものの、かなりの不安を感じていたことは事実です。

ノリと勢いが中心だったら合わないかもしれない、、、
スピード感についていけるだろうか、、、

などなど不安に思う部分は多く、選考の中で見極めていこうと思っていましたが、実際に選考を受けてみると

「あれ、意外とちゃんとしてるぞ?」

と非常に好印象を抱きました。
よかった点をバクッと挙げると、

・全体的に落ち着いており、素敵な方が多い(社員の皆さんの入社エントリはこちら

・プロダクトビジョンにものすごくワクワクした

・とても共感できるミッションがあり、かつそれが全社に浸透していると感じた

特に、最後のミッションについて。
ログラスは「良い景気を作ろう。」をミッションに掲げているのですが、この壮大な、ともするとぼやけてしまいがちなミッションに対し、お会いした社員の方一人一人が、自分の言葉でその意義や魅力を語っていたことは大きな驚きでした。

と、偉そうに書いていると、じゃああなたの言葉で語るとどうなるんですかと真顔で言われそうですが、僕自身は下記のようなことをぼんやりと考えています。

「もうちょっと人生に余白を持てたら、いい世の中になるんじゃないかなあ」

これは私が社会人になってから、ずっと思っていたことです。
こんなことを考えつつも、どう向き合えばいいのかよくわからんなあと日々を過ごしていたのですが、年明けに刷新されたログラスの「良い景気を作ろう。」というミッションを見た時、ビビッときました。

多分、景気の良かった時代は、お金も時間もいい加減(良い加減)で、多少のことには目をつむり、お互いに許容しあいながら明るい未来を目指して歩いていたんだろうな。

ということは、良い景気が作れたら、漠然と「なったらいいな」と思っていた世界に近づくのでは?

そう思った途端、私の中でログラスのミッションが自分なりに腹落ちし、下記のようなワクワクした気持ちが芽生えてました。

未知の世界だけど、この方達とならきっと、ワクワクするビジョンを一緒に追いかけて本気でミッションに向き合えるんじゃないか

そして、選考が進む中でこの思いが徐々に強くなっていき、最後は確信に近い状態でログラスに飛び込むことを決めました。

入社して感じたこと


そんな思いで飛び込んでみたログラス。CSとして導入~運用フェーズのお客様と日々やり取りするだけでなく、プリセールス的に商談に同席するなど、職種の垣根を超えて毎日楽しく働いています。

また、個人的にログラスでおもしろいと思うのが「ドメインエキスパート」という役割。ターゲットとしている領域(ドメイン)で実際に業務を行っていた経験はログラスにおいて貴重であり、プロダクトの新機能やマーケ記事・イベントの壁打ち、戦略の仮説検証など、相談を受ける機会が非常に多くあります。まさに、これまでの経験が財産になっているなと感じる日々です。

そして、選考を受けるなかで期待していたことについてもギャップはなく、本当に等身大で接してくれていたんだなと感じます。私自身についてもしっかりと見ていただいたんだろうなという安心感を持って働けています。
※ログラスの選考について、詳しく知りたい方は以下のnoteをご参照ください。

キャリアに悩む経営企画の皆様へ


最後に、転職前の私と同じようなモヤモヤを抱いている皆様へ。

私自身、ログラスのCSに転職してみて、その可能性の広さに正直驚いています。あくまで例えばの話になりますが、

  • CSキャリアのエキスパートルート

    • 日本ではCSという職種自体が新しいこともあり、これから価値が高まっていきそうなキャリアである

    • そこでCSのプロフェッショナル人材になることで、市場価値が向上したり、独立などの選択肢が出てくる

  • 事業会社のCFOルート

    • CS業務の中で自身の経営企画経験に幅と深みが出るため、事業会社の経企ポジへ戻る選択肢も十分あり得る

    • 「経営管理クラウドのCSをしていた」という経験はその後の転職でも財産になりそう

  • COOのようなジェネラリストルート

    • シリーズAのスタートアップだからこそ、CS以外にもセールスやマーケの領域に染み出していくことができる

    • どんどん染み出していけるので、COOのようなジェネラリストルートもあり得る

などなど、様々なキャリアの道が広がっているなと感じています。
「今、コーポレート部門に属しているけど経営企画じゃないんだよなあ・・・」という方も、ご安心ください。
ログラスは経営管理領域を中心にしつつも、これからどんどん周辺業務に染み出すようなプロダクト開発を進めています。今、直接的に関係ないと思っている領域でも、たとえば営業企画、人事労務、IT投資など様々な分野の実務経験が今後活きてくることがあります。

また、特にログラスのCSという立場は「大企業の経営企画部」という、経営層に近い方々と組んでプロジェクトを動かすため、高度なプロジェクトマネジメント力も身につきます。すると「コーポレート等の専門力×PM力」の掛け算で市場価値も非常に高まると思います。

そんな新しいキャリアの道に、皆さんも飛び込んでみませんか?

現在、ログラスではCSのみならず、全ポジションの採用に注力しております!!
もし少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひカジュアル面談でお話させてください!!

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