After Furu3
私アリサ
スクとカオと
一緒
学校着いた
中学に
なるまで
平凡な日々
お姉ちゃんと
タケ
そして
フリュが
守った
この世界
今じゃ
パパとママ
育児
大変そう
けど
幸せなら
良い
私の
学校生活も
至って平和
地獄の
政界が
嘘のよう
アリサは
体力も
運動も
得意
小学生の
頃から
トレーニングを
こなす為
フリュが
推奨する
その甲斐
あって
内包者の
特性も
ちゃんと
制御できた
お昼は
腹が減る
総合レストラン
ケット・シーに
向け
DASH
アリサ
「学食!」
スク
「アリサ早いな」
カオ
「食堂に知り合いいるって言ってたわね」
スク
「え?誰?」
一番乗り
お姉ちゃんの
同級生
今は
卒業して
ケット・シーで
振る舞う
ネネと
ビオラ
お姉ちゃんが
厨房にいる
アリサ
「ネネ!ビオラお姉ちゃん!」
ネネ
「ハロー」
ビオラ
「お、来たね!いつもの?」
アリサ
「ハンバーグ!」
ビオラ
「待ってな。チャチャっと作るよ」
やっぱり
ハンバーグには
勝てない
みんな
ゾロゾロ
やって来た
スク
「早いよ、アリサ」
カオ
「テーブルとってあるわ」
「そこでどう?」
アリサ
「うん」
スクは和風
カオは
イタリアン
アリサは
洋風
アリサ
「頂いてまふ」
カオ
「先輩から、紅茶の淹れ方教わったわ」
スク
「あ、いつもより手際違うと思ったよ」
アリサ
「スクはコーヒー?」
スク
「ああ。良い豆だね」
アリサ
「うん。プンプン臭う」
「ブラック好きだね」
スク
「香りが良いんだ」
カオ
「紅茶もよ。私はダージリンか
アッサムティーかしら」
アリサ
「渋いわ」
私は
コーヒーも
紅茶も
砂糖入れます
端末から
速報ニュース
死んだ
魚の目をした
ニュースキャスター
ではなく
現場中継で
それは
流れた
『速報です。コロッサルグラッド・シエルの住宅ビルにて、デニッシ族の犯行と見られる殺傷事件が発生』
アリサ
「 」
スク
「この場所‥僕らの施設から近い」
カオ
「やだ、怖い‥」
デニッシ族‥
まだ残党が
いた?
今更?
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