After Furu5

アリサと

スクと
カオ

内包者トリオ
爆誕

スク
「トリオ‥か」

アリサ
「うん、間違ってない」

カオ
「そうね。単独での行動は、控える様にしたいわ」

残党は
転移して
やって来る

夏休みを前に
三人でフリュの
トレーニングを
行う事にした

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屋上で
離れた
空き缶
目掛け

倒したり
回収したり
第三形態を
重点に
特訓する

スク
「え⁈僕らって、飛べるの⁈」

フリュ
「血管で絶対領域を広げて移動する事で出来ます」

カオ
「鳥になれるなんて素敵」

アリサ
「400km/h出せるから隼くらいだっけ？」

カオ
「　」

フリュ
「神経伝達速度なので、まだ出せる筈です」
アリサ
カオ
「　」

最初だけに
ワイワイ
しながら
トレーニングも
呆気なく終了

フリュが
提案した
トレーニングを
二人に教えて

帰宅時間

スク
「アリサは第四形態平気なんだ」

アリサ
「コンプレ？」

スク
「勇気いるね」
アリサ
「出せ」
カオ
「笑」

右手から
脊髄の
ソードを
出す

アリサ
「剣には剣。魔法には」
カオ
「魔法ね」
スク
「とりあえず僕らには自分に合ったトレーニングがあると」
カオ
「そうね。アリサの様に動けないと思うわ」

万が一の
デニッシ族に
接触した場合の
対処法も
トレーニングに
組まれ
配信
されている

この日は
寮で
解散した

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夜

街灯
煌めく

住宅
ビル街

この街は
ビルの中に
戸建て
住宅があり

均等の坪数で
分譲されている

エノクです

三つ子を
授かり
専業主婦

あの子達
元気
いっぱい

出産した
順番で

イーノ
ロカ
カズ

ロカ　カズ　イーノ

3年経ち

子供達は
元気に
育っている

その筈が

今日は
やけに静か

エノク
「変ね‥三人同時に寝静まるなんて」

足速に
寝室を
開けた

居ない

エノク
「　」

巷で騒ぐ
デニッシ族の
残党騒ぎが
脳裏に
浮かぶ

嫌ね‥

有名人は

みすみす
侵入を
許した

自分の
平和ボケに

腹が立ってきた