見出し画像

蒼穹の見聞録14

エノクです

独自の
雰囲気
厳格ある
微笑み

私を
凝視する

ブロッサムの
一礼

私も
慌てて
思わず
頭を深く
下げた

長い髪が
乱れる

ブロッサム
「‥なるほど、少々おめし替えの余地がある」


エノク
「え⁈」
ブロッサム
「清楚正しい服装を選ぶお方だ」
エノク
「ご、ごめんなさい!これしか無くて」


ブロッサム
「良い。此処では皆創造主だ」
エノク
「創造主‥私が?」
ブロッサム
「そうだ」


よく分からない

彼は

想像は
創造へと
変化すると
答え
体型が
倍加する

胸筋が
盛り上がる


エノク
「 」
ブロッサム
「さあ、貴殿。実践だ!」

分かる

私の
ヴィジョン
イメージが
再現される

この世界ならば

乱れた髪を
かきわけて
前に出る

頭部には
乱れない様
カチューシャを
具現化

清楚な
服装へと
露出を控えた
姿へと
変える


エノク
「あの、これで‥」
蒼穹
「おほっ」
ブロッサム
「おお‥!」
「姫君」
エノク
「え?私、生前は農村生まれですが」


ブロッサム
「失礼した‥貴殿。参謀総長と女神がお待ちだ」

進路を譲る
ブロッサム

エノク
「あの、私‥」
ブロッサム
「良い、貴殿よ。手間をかけた」


エノク
「 」
「ありがとうございます。あら?
フィー?」
フィー
「エノク。私は、此処までだ」
エノク
「 」
「此処までありがとう!フィー!」

私は
ブロッサムと
フィーに一礼し

先に
進んだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?