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蒼穹のフリューゲル92

改修版


えっと
私?

マナです!


語れず
此処まで
来ちゃって‥

今更で
申し訳ないけど

学生時代に
遡るの

古代図書館で
探し物
してた時の事



えっと‥

みんなで
端末で
調べてた

寝入った
内包者を
叩き起こす
方法



‥だったかしら?

探し回ってると
タケが
降りて来た

タケ
「さてと‥ん?」


マナ
「タケ‥!この前はごめん!」


タケ
「 」
「あ、嗚呼。俺も悪かった」

タケを
真っ先に
引っ叩いて
しまった



けど冷静に
なって
考えてみる

軽い気持ちで
タケは
ポッドに
触れた
訳じゃ無い


だから
やり過ぎた

タケ
「俺もよく分からず、腹が立った」
「けど、覚悟は決めてたんだ」


マナ
「 」
「エノクは」


タケ
「ん?」
マナ
「あの子、何処探しても。きっと
ああ言う子は居ないわ‥」
「大事にしてねタケ」

タケ
「嗚呼。そうだな」


私の緊張が
解けた

溜め息


マナ
「あんた達見てると羨ましい」
タケ
「‥?彼氏欲しいのか」


マナ
「 」
「ま、まぁ‥///」

赤面

本音が
出てしまう


焦ってんの

すると
タケが
答える

タケ
「中学からの同期で、正義感の
強い奴がいてな」
「ラドって言うんだが」


マナ
「 」

タケ
「前に撮った写真あるが‥
‥待ってろ」

タケが
見せて
くれた

タケ
「風使いだ。魔法使うからな」
マナ
「 」


タケ
「クセは強い。会ってみるか?」
マナ
「あ‥あああ」


タケ
「ん?」
「どうした?」
マナ

「会わせて下さい‼︎」

タケ
「わ、分かった。落ち着け」



タケから
紹介
してくれた
日に



涙と
鼻水で
頭下げ

告白する



はい

もう
一目惚れ
でした



こうして
私も
今では
ママ



旦那の
ラドさんは
今では
警察



特殊刑事課
みたい

エノクと
タケとは
近隣の
住宅物件で
近所付き合い

かけがえのない
友人として
今でも
関係を築く

一人っ子を
なんとか
授かった

名前は
マヤ

エノクの
三つ子ちゃんと
同じ年に
誕生した



子供の成長で
ひと段落したら

エノクは
仕事しようか
なんて事
言ってた
みたいなので

私も同じ仕事
しようかなと
笑い会った


そんなところ



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