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ragula genesis4


ロニです

体育着
みたいな
服装に
着替え

中央総合センターの
階層を
エレベーターで
降りる

エレベーターは
50m規模の
階層を降り
巨大な
施設内へと
案内された

チン

モニカ
「着いたわ」
ロニ
「 」
レイネ
「じゃあ説明するね」

巨大な
シミュレータ
施設

円錐形の
巨大な空洞が
50mも
上へと
広がる

ロニ
「お、落ちるの?」
モニカ
「これを耳につけて」
レイネ
「慣れるまではそれを
起動させない方が良いね」
ロニ
「 」

緊張する

変な汗が
出る



床には
シェルター式の
ハッチに
なっていて

開くと
巨大な
ファンが
上空
50mまで
舞上げる
風力を
発生させる
仕組み

だそう

ロニ
「 」
「ち、着地は?」
レイネ
「無重力を発生
させて降ろすから心配
しなくて良いよ」

上空の
擬似体験を
可能とする
吸着式の
ヘッドマウントを
耳に装着

二人は
そそくさ
制御室へと
向かい

消えた

レイネ
「準備は良い?」
ロニ
「 」
モニカ
「始めるわよ!」
ロニ
「や、やっぱやめ」

待たずに
床の
シェルターが
開く

ゆっくり
巨大な
ファンが
回り始める

下から
巻き上げる
風力が
増大し

私の
身体を
軽く
舞上げる

ロニ

「ぎゃあああああ‼︎」

モニカ
「絶叫マシンと思えば」
レイネ
「楽しんでるなぁ」
モニカ
「何か言った?」

巨大な
ファンが
回転数を
上げ

もがく
私の身体は

どんどん
上昇していく

舞い上がる

鼻水

絶叫の
口内が
乾く

無骨な
施設で
散々
喚き散らした
私も

嫌でも
この体験は
高所恐怖症を
軽く
凌ぐ

もう充分
怖がった

意を決して

吸着式の
ヘッドマウントを
起動させる


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