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人と比べなければ幸せに過ごせる

自分と他人を比べるということは、他人の価値観で生きるということ。

今日のテーマは

・自責志向と他責志向、自分に厳しいことと他人に求めることは違う。
・自分と他人の境界線をしっかりと見極めよう。

この二つについて考えていきたいと思います。

まずは、
・自責志向と他責志向、自分に厳しいことと他人に求めることは違う。

私事ではありますが、

人と比べなければ十分幸せじゃん!!って急に思ってそれから肩の力が抜けて人生がとっても楽しくなりました♪♪

でも、人と比べなければ幸せ・・・
このマインドを手に入れるには、ある程度生活に余裕がないと難しいかも・・・と思う部分もあります。

日々の生活に困窮していて、大変な時に

「人と比べなければ幸せだよ」

そう言われても、

「そんなの綺麗ごとだよ。」
「あなたはお金に余裕があるからでしょ?」

って思われてしまいます。

多くの人が自分と同じような立場や社会的な地位の人で集まって生活している理由は、
「同じような所得水準の人といるほうが楽だから」

だと私は勝手に思っています。
あくまでも主観ですよ。

中小企業の社長をみていると同じような立場の人と遊んでる人が圧倒的に多いです。

世襲の社長は世襲の社長とつるんでるし、やっぱり話が合うし居心地がいいんでしょう!

こんな感じでみんなバックボーンが違うので、そもそも他人と自分を比べることなんて不可能なんですね。

自責志向が強い人にも二種類います。

A 自分に厳しく、他人にも厳しい人(私ですね)
B 自分に厳しく、他人には優しい人(今日から私もこっちになります)

私が自責志向にこだわる理由は、

「人の責任にすると自分が成長しない。」

この自分に厳しそうなフレーズが好きで、大切にしていました。

でもよく考えると、私の自責志向は自分に厳しいというマウントを取りたいだけ。
俺はこんなに頑張っているんだからお前もがんばれ!

みたいな、自分のためにやっているとみせかけて、実は他人をコントロールしたいって思っていたんですね。

恥ずかしい話ですが・・・

だから、頑張っているのにどこか満たされないんですね。

自分のためにやっているようで、自分のためでは無かった(他人をコントロールするため)だから当たり前ですよね。

お客さんとの何げない会話で気づかされたんです。

私が、
「他責志向の人が嫌い」
と言ったら、

「相手の一部だけをみてその人を判断できない。私たちが知らない優れている部分がある」

そう言われたんです。

そこから少し考えていたら、私の自責志向は自分を大きく見せるため、相手に対するマウントをとるためなのかも・・・

そうだ。

俺はマウントおじさんだったんだ・・・

滅茶苦茶恥ずかしくなって、穴を掘ってでも入りたいと思いました。

他人をコントロールしようとすることは、実は他人の価値観で生きることなんだな。

私にとってはそこが腑に落ちて、一気に肩の力が抜けたのかなって思います。

・自分と他人の境界線

学生時代の恋愛などを思い出してみてください。

相手からlineが帰ってこない・・・

せっかくデートの予定を開けたのに、急遽バイトで欠員がでて会えなくなった。

など、男女間のトラブルって大体が、相手の境界線を飛び越えようとして起こる問題ですよね。

部下のこういうところを正したい。

子供の食生活を正したい。

とか、他人を変えるという行為は親から子、上司から部下、男女間はちょっと異質w

そんな感じで、相手を自分のコントロール下に置きたいという感情から生まれてきます。

行動変容論という学問はご存じでしょうか?

人間の行動は下記のような流れになります。

無関心期→関心期→実行期→維持期

無関心期の相手には、何を言っても無駄です。
言えば言うほどうざがられます。

関心期になると、自分で情報を集めたりして実行するための準備に入ります。
関与できるのはこのタイミングからですね。
※このタイミングで魚を与えるのはやめましょう。魚の釣り方のヒントを与えます。

そして、自ら行動を変える「実行期」に入ってきます。
ここまでくると、維持期に入るまで継続できるかが肝。

こんな具合で考え方や行動が変わってきます。

関心期に適切な情報を手に入れられるようにする。
この部分がとても重要です。

結局、米国の心理学者、エリックバーンが言うように、
「他人と過去は変わらない、変わるのは自分と未来だけ」

他人を変えようとする努力は、報われないし結局自分がしんどくなるだけなので辞めましょう。

ただし・・・

「我々は努力を過大評価している」

おなかに電気を流したり、塩でもんで生ハム作りみたいになったり・・・

そんな感じで努力の方向を誤ってしまうと結果が出ません。

努力すること自体は大切ですが、努力の方向性を間違えると報われないんですね。

自責志向は大切だけど、相手をコントロールするための自責志向では気持ちが楽にならないように。

努力の方向が間違っているというのは、海水パンツを履いて登山に行くようなものです。

方向性や論理性をしっかりと見極めたうえで、努力をするから報われる。

関心期にどんな情報を集めるのか、どんな情報を提供されるのか。

先回りして、大切な人にいい情報を提供できるように私も学びます♪♪

GW、楽しい時間を過ごしてくださいね(^^♪





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