独居の方が家をほぼ放置状態で入院してしまったあとの整理
フリーランス社会福祉士の活動記録
令和5年12月27日(水) 業務日誌
今日は、朝から気温も高くいい天気でした。
昨夜、いつもの被後見人Aさんから「お金がないから持ってきてほしい」と
連絡があり「月曜日に小遣いをもらったばかりだし、水曜日はお金をもらう日じゃないから、水曜日は全くないということ?」というと「そうです」という・・・。
そのため、本日の用事で出かける反対方向のAさん宅に立ち寄り
隣隣市に向かいました。
隣隣市での用事は、今月受任した被後見人Yさんの入院先で、退院検討カンファレンスと初回面談の際に、連携室の方から「家はそのままの状態だと思います。」と言われたため、自宅の確認に行きました。
家の中は、Yさんが几帳面な性格だったのか、思った以上に綺麗に整理されていました。
しかし、懸念していた冷蔵庫が元気に稼動しています。約半年間放置状態の冷蔵庫の中・・・! 予想していた通りでした。
食品が何かわからないほど原型を留めておらず、醗酵状態になっておりました。とりあえず、冷蔵庫の中のものを処分してブレーカーを遮断します。
それから、ガス元を閉めて家の中の安全確認し、雨戸を閉めて戸締りをして、郵便物でいっぱいになっていたポストを確認して、後見作業に必要な文書を選別して確認作業を終了。
次に、市役所水道課に行き水道停止の手続きを行いました。
電気、ガスの解約手続きは登記事項証明書が必要になってくると思われるため、まだ手元にない状態なので年明けになりそうです。
今回の、ケースはYさんの持ち家だったので、さほど手間はかからないと思いますが
以前は、市営住宅で独居生活されており、今回のように家を放置状態で入院された被後見人さんが2名おられましたが、お二人ともに、大変難儀をいたしました。
まず、今回と同じように電気、ガス、水道の解約手続きの他、市営住宅の解約手続き、住宅の復旧(たたみ・襖)、家の中の家具、電化製品の処分、室内の清掃、他にも車の処分、農機具の処分、汚れた山積みの小銭の口座への入金、切手、古銭のコレクションの換金、などなど
多くの業者との連携が必要になり、かなりの労力がかかりますので、こうしたことに関わってくれる業者を調べておくことも大事になりますよ。
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