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世界規模で拡がる新たな経済圏と可能性を提供する場を生み出す。新感覚のエンターテイメントを提供するVARKが目指す、2025年までのビジョン

私たちVARKは、最近ミッション・ビジョン・バリュー(以下「MVV」)を一新しました。CEOと社員たちとで、何度も話し合った末に作り上げた、戦略策定や採用、昇降給などの基盤となる、とても大切なMVVです。色々な想いがたっぷり詰まっています。

そんな大切な新MVVについてみなさんに知ってもらうため、弊社CEOの加藤にMVVについて語ってもらいました。前回は、MVVを改定した理由と、会社の存在意義であるミッションについてご紹介しましたので、今回はビジョンについてのお話です。

VARKが掲げるミッションは、「世界中に新しい可能性を創り出す」という壮大でワクワクするようなものです。そんなミッションを実現するためのビジョンも、また壮大でワクワクするようなものです。今回はそんな、心躍るような未来図のお話を加藤が語ります。

ミッションについてのお話はこちらをチェック!

―Interviewee Profile―
加藤 卓也(かとう たくや)
2014年カプコンに新卒で入社後独立し、2017年に25歳で起業。2018年にはバーチャルライブプラットフォーム『VARK』を立ち上げる。昨年末には『VARK』に新たにメタバース機能を追加し、リリースからわずか10日で来場者数1万人を超え話題となった。経済誌『Forbes』が30歳未満のアジア太平洋地域の23の国と地域で活躍する人物を選出する企画「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」に選出。


新ビジョンができるまで

VARKの新ビジョンは、「500万人全員エンターテイメント」です。
ミッションは「創業時の願い」や「お題目」に近いと述べましたが、VARKのビジョンはかなり経営目標に近いです。まずは、新ビジョンがどのようにして完成したのかをお話しましょう。

「世界中に新しい可能性を作り出す」というミッションは、10年くらいで実現したい会社の存在意義と捉えています。ミッションクリアにより近づくために、2025年までに達成したい目標として設定したのが、この「500万人全員エンターテイメント」というビジョンです。

ミッションは僕が決めたと先程お伝えしましたが、このビジョンに関しては、経営チームで決めました。「この会社が世界中に届くとしたら、どのくらいの規模感なのか」「そのためにどうやって狙っていくのか」「バーチャルでやるべきなのか」といった様々な話し合いを重ねた中で、「2025年までに達成しよう!」と決めた目標が、このビジョンというわけです。

2025年までにMAU500万人、年間売上100億円

ビジョンは2025年までの経営目標とお伝えしましたが、この「500万人全員エンターテイメント」とはいったいどういうことなのかという、定義のお話をしたいと思います。

ミッションで述べたように、僕たちは世界中に拡がるような“大きな”規模で、“可能性”を提供する企業を目指しています。“世界中が利用する”ということは、数億人規模で利用されるということです。そんな大規模なサービスを提供する企業となるための第一歩目として、2025年までは継続するMAU※500万人、年間売上100億円を目指します。

「500万人」「100億円」という数字。これは、これまでの『VARK』のMAUと売上の成長率から設定しています。

僕たちは、メタバースとバーチャルライブを主軸に、エンターテイメントを楽しんでいただける『VARK』というアプリを開発・運営しているわけですが、このアプリの現在のMAUが、大体2〜3万人くらいです。でも、去年は5,000人でした。1年間で4〜5倍成長しているんです。じゃあ、このままのペースで成長を続けていけば500万人もいけるよね、という計算です。売上の方も、今は大体2億円くらいですが、2年前は数百万円でした。2年で100倍くらいです。だから、あと2年でさらに50倍に増やそうという目標になっています。

※「Monthly Active Users」の略で、ひと月あたりにサービスを利用するユーザー数のこと。

「思わず時間を使ってしまう」ようなエンターテイメントサービスで、新しい経済圏を創出する

このビジョンは、500万人という具体的な数値を掲げてはいますが、ただ数値を目指すだけのものではありません。

「物流を超えて、世界中の人々へ価値を提供できるバーチャル空間で、ユーザーや提供者側が“思わず時間を使ってしまう。そのために時間を作りたくなる”ようなエンターテイメントサービスを通じて経済活動を創出し、“事業”や“会社”が持続可能な状態を作り上げること」も、このビジョンの定義には含まれています。

思わず時間を使ってしまう。そして、『VARK』を利用するために時間を作りたくなってしまう。そんな魅力的で価値のあるエンターテイメントサービスを提供し、そのサービスによってユーザーやアーティストや企業が経済活動をできるような場所に、『VARK』はなろうとしています。

ミッションについてのお話の際にYouTuberについて触れましたが、YouTubeは単なる情報発信ツールではなく、何億という収益を生むこともできる経済活動の場にもなっています。僕たちはYou Tubeのような新しい経済活動の場(経済圏)を、バーチャルやメタバースという仮想現実の世界に築いていこうと考えているのです。

『VARK』というエンターテイメントサービスを通じて、様々な人々が新たな経済活動の可能性を見出し、それがどんどん拡散していくような、「CtoCの繋がりで自由に拡がり続ける経済圏」を拡げていきたい。

「500万人全員エンターテイメント」というビジョンには、そんな想いが詰まっています。


世界中で利用され、ユーザーによって新たな可能性が拡がっていくようなサービスにしていきたいというVARKのビジョンのお話、いかがでしたか?

メタバースが注目を集め、メディアで取り上げられることが多くなってきたとはいえ、まだ普及率が高いとはいえないバーチャル事業で、MAU500万人というビジョンをたった数年で達成することは決して容易ではありません。

そのため私たちは、このビジョンを達成すべく、組織体制の見直しや新システムの導入など様々なことに挑戦し、日々進化を続けています。このMVVの見直しも、その1つです。

次回はMVVのうちの残す1つ、バリューのお話です。会社の文化形成に欠かせないバリューのお話は、VARKの社風や文化をよくお分かりいただけると思います。ぜひ次回もご覧ください。

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