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碁石海岸観光まつり・THREE PEAKSポップアップイベントで岩手県大船渡市のゴールデンウィークを嗜む|散策記

五月晴れに彩られた2024年5月3日。目映い陽気の下、THREE PEAKSを訪れた。大船渡市にあるワイナリーである。


THREE PEAKS(スリーピークス)ポップアップイベントでおにぎりとビーガンスイーツを堪能する

THREE PEAKS

ポップアップイベントとして、おにぎり・ヴィーガンスイーツ・コーヒーの販売が行われていると聞き、立ち寄った。おにぎりは、以前紹介したgrandmaのおにぎりである。

ゴールデンウィークということもあり、公園で遊ぶ親子やコーヒーを購入に訪れる人々など、休暇を楽しむ様子が見られた。梅おにぎりと焼き菓子を頂く。ほどよい酸っぱさとほのかな甘みを感じられる梅干しを乗せたおにぎりは、いつもながら美味であり、また焼き菓子は胡桃が効いた食べ心地の良い味だった。どちらも口に優しく、食べていて違和感を覚えないのが好い。

大船渡市内外から観光客が訪れた碁石海岸観光まつり2024

5月3日、5月4日の両日、大船渡市を代表する祭りである碁石海岸観光まつりが行われている。空が青く澄み渡るほどの好天に恵まれた中、せっかくの連休なので10年程振りに碁石海岸観光まつりを訪れた。

駐車場(赤土倉)

会場最寄りの駐車場を使うのが難しいため、前回同様に赤土倉の駐車場を利用する。10年程前と変わらず、荒れた空き地がそのまま駐車場となっている。車を走らせるのが躊躇われ、若干ながらこの時点で帰りたくなったのが正直なところである。予算や調整等が厳しいのは察するが、毎年利用するのが分かっている以上、整備する努力をして欲しいと思わずにいられない。キャッセンもそうだが、どうにも景観や用地を整備するといった意識が欠けているように思える。シャトルバスに乗り会場へと向かう。

碁石海岸観光まつり会場の様子(メインステージ)
碁石海岸観光まつり会場の様子(屋台ゾーン)
碁石海岸観光まつり会場の様子(屋台ゾーン)

会場に到着すると多くの人々で賑わう様子が目に飛び込んできた。1,000人に届かない程度と想われるが、一時点でこれだけの人々が集まるのは、大船渡市だと珍しく感じられる。岩手県外、大船渡市外からも多くの人々が訪れていたようだ。高齢者、家族連れが中心で、その他に演目で呼ばれている高校生が見られた印象を受ける。ただ、家族連れを除けば若い人々があまり来ていない印象を受けた。この点は気仙沼市との差を強く感じる。

屋台では、地元産の海産物を使った料理が提供されていた他、春というよりも夏に近い気候となっている今日に相応しい氷菓子などのスイーツが提供されていた。ラーメンやから揚げなどのお店も目立っている。全体的に田舎の夏祭りといったイメージを強く受けた。小さなステージがあり、その周辺に人が集まり、取り囲むように屋台が並ぶ。そんな昔ながらの小さなお祭りの光景が広がっている。

松と海と岩礁が織りなす美しい景観を見ながら散策を楽しむ

碁石海岸観光まつりは、舞台の演目を見るのでなければ、数分もあれば見て回れる規模である。そのため、一通り見た後に碁石海岸の散策に移った。実のところ、今日の目的はどちらかと言えばこちらである。五月晴れに彩られた美しい空が広がる中、松林と海、そして岩礁が織りなす景色はさぞ美しかろうと考えていた。

美しく広がる松林
散策日和であった
ぽつりと咲くツツジが美しい
海・岩礁・松が織りなす景観を満喫できる陽気だった
散策者も多く見られた
老後に穏やかな陽の下に伴侶と海を眺める幸福度は高そうである
スタンプラリーが行われていたそう
展望台からの光景
海岸へと下りて波打ち際で戯れる人々も見られた
会場へと戻る
博物館が無料で楽しめる
椿クレープをいただく

一通り歩いた後、椿クレープを頂いて会場を後にした。椿クレープは陸前高田市の米崎産林檎を凍結したと見られるものが入っており、暑ささえ感じられる会場にぴったりのスイーツであった。

碁石海岸観光まつり限定スイーツというわけではなく、大船渡市内に店舗が存在している。駐車場の面で難しさがある立地だが、何かの機会に近くに行くことがあれば、ぜひ立ち寄って欲しい。近辺には、以前紹介した海外から日本に移住した方が店頭に立っているカフェがある。


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