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イベントレポート

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記事一覧

若者と海外からやってきた人々と賑々しい時間を過ごしすアジアカフェ&nihongo cafeの一幕|イベントレポート

若者と海外からやってきた人々と賑々しい時間を過ごしすアジアカフェ&nihongo cafeの一幕|イベントレポート

つながるアジアカフェ・nihongo cafeを訪れたのは、7回目となる。2024年は毎月第2日曜日に行われている(前回の記事)。宮城県気仙沼市の八日町の一角にあるくるくる喫茶うつみの扉をくぐると、多くの大学生で賑わっていた。宮城学院女子大学、東洋大学の社会学系の学生や教授が、ゼミの一環で訪れていたようである。

今回のアジアカフェ・nihongo cafeは、インドネシア料理「ルンダン」を振る舞

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ぬま大学第10期第一日目の第二部開催! 皆で創り上げるぬま大学の神髄を体感する|イベントレポート

ぬま大学第10期第一日目の第二部開催! 皆で創り上げるぬま大学の神髄を体感する|イベントレポート

2024年6月3日。月曜日。5月26日にぬま大学第10期の第一日目が行われた1週間後、第一日目の続きが行われると聞き、仕事を切り上げて気仙沼市に向かった。などと書くとあたかもオーディエンスのような他人事めいた装いに見えるが、当の筆者もぬま大学第10期の参加者である。

皆で創り上げるぬま大学を感じられる第10期の一日目第二部先日伝えたぬま大学第10期の第一日目では、都合上遅れての参加となった者や当

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「ぬま大学」第10期開講! Iターン・Uターン・Jターン・地元の人々が心理的安全性の高い環境で相互理解を深める|イベントレポート

「ぬま大学」第10期開講! Iターン・Uターン・Jターン・地元の人々が心理的安全性の高い環境で相互理解を深める|イベントレポート

「ぬま大学」は、気仙沼市担い手育成支援事業の一つである。本noteにおいても度々取り上げてきたので、読者の中では覚えている方もいるかもしれない。「ぬま大学」は、多くの地方で行われているいわゆる地域活性化・地域力強化事業、ひらたく言えば地方創生事業の一つと考えられるが、多くの地方のそれらと比較したとき、大きく2点の驚くポイントがある。

10年目を迎える「ぬま大学」は日本全国でも珍しい地方の好事例上

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初夏の気仙沼市で暑さを吹き飛ばす「Kesennuma Beer Festival 2024」が開催! 国内外の人々がビール片手に気仙沼フードを満喫する|イベントレポート

初夏の気仙沼市で暑さを吹き飛ばす「Kesennuma Beer Festival 2024」が開催! 国内外の人々がビール片手に気仙沼フードを満喫する|イベントレポート

初夏と呼ぶにはまだ早い5月18日。初夏と呼ぶに相応しい晴天と気温の中、気仙沼市の南町海岸公園で「Kesennuma Beer Festival 2024」が開催された。本イベントは、名称の通り気仙沼市でビールを飲むイベントである。それ以上でもそれ以下でもない。海に隣接した公園で、人々がビールを飲み交わし、語り明かすイベントである。

国内外の人々が集まり気仙沼発クラフトビールや銘酒を飲み交わした「

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気仙沼Old Motors Meetingと揚げバナナと過ごすアジアカフェ&nihongo cafeの情緒的な時間|イベントレポート

気仙沼Old Motors Meetingと揚げバナナと過ごすアジアカフェ&nihongo cafeの情緒的な時間|イベントレポート

第2日曜日は、地球対話ラボ(つながる気仙沼プロジェクト)が提供しているアジアカフェが開催される日である。同時に、nihongo cafe も開催されている。

アジアカフェ&nihongo cafeは、海外の料理を安価に提供するとともに、地域の人々と気仙沼市で仕事をしている外国人技能実習生の人々とがコミュニケーションを取り、生きた日本語・海外の言語や文化に接する機会を生み出している。

5月のアジ

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「OTO 気仙沼 English Café」とアンカーコーヒーマザーポート店で心温まる英会話体験をする|イベントレポート

「OTO 気仙沼 English Café」とアンカーコーヒーマザーポート店で心温まる英会話体験をする|イベントレポート

宮城県気仙沼市で、英会話カフェが行われていると知ったのは、4ヶ月前〜5ヶ月前のことである。

岩手県大船渡市内で英語に触れられる喫茶店に出会い、他の地域に似た機会を得られる場所がないか探したことに端を発している。調べていく内に、気仙沼市で英会話カフェという形で活動が行われていると知った。

以降、開催日を目で追っていたが、中々都合が合わず参加できずにいたところ、4月27日にようやく都合がつき、念願

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気仙沼市の商店街の一角でSilent stubborn government(SSG)の楽曲が波打つ幻想的な夜を過ごす|イベントレポート

気仙沼市の商店街の一角でSilent stubborn government(SSG)の楽曲が波打つ幻想的な夜を過ごす|イベントレポート

気仙沼市で活動している音楽アーティストのリスニングパーティーが開かれると耳にしたのは、先日のアジアカフェ&nihongo cafe のときだった。

それから10日少し。リスニングパーティーに参加すべく、黄昏時の気仙沼市を訪れた。

Silent stubborn government(SSG)の音楽とトークを満喫する! くるくる喫茶うつみでのリスニングイベントリスニングパーティーに関する情報は、

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宮城県気仙沼市のまるきた商店を舞台に外国人技能実習生たちがナシゴレンの味を競う!|ナシゴレン・コンテスト|イベントレポート

宮城県気仙沼市のまるきた商店を舞台に外国人技能実習生たちがナシゴレンの味を競う!|ナシゴレン・コンテスト|イベントレポート

まるきた商店は、小売と漁業の両方にルーツを持ち、現在は気仙沼市魚市場前にてヤマザキショップの運営を行っている、気仙沼市の歴史ある企業の一社である。

気仙沼市にあるインドネシア食材店としても知られており、インドネシア食材を数多く扱っている。地方の歴史ある商店というと地場産品を多く扱っているイメージを持つ人は多いかもしれない。

もちろん地場産品も扱っているが、海外の食材を扱っている点にユニークさが

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「ぬま大学」第10期説明会を通して気仙沼市の新たな一面にふれる|イベントレポート

「ぬま大学」第10期説明会を通して気仙沼市の新たな一面にふれる|イベントレポート

宮城県気仙沼市では、担い手育成事業として「ぬま大学」の取り組みを行っている。多くの地方においても類似事業は行われているが、少なくない類似事業が持続性に課題を抱えているのが実情である。

持続できていたとしても、毎回同じ顔触れが集まり、本来の目的を達成できずにいるケースも少なくないとみられる。一方で気仙沼市はどうだろうか。驚くことに、気仙沼市の担い手育成事業は今回で10年目を迎える。

「ぬま大学」

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気仙沼市民と外国人技能実習生をつないできた活動を知られる「つながる気仙沼プロジェクト報告展」と「アジアカフェ&nihongo cafe」体験記|イベントレポート

気仙沼市民と外国人技能実習生をつないできた活動を知られる「つながる気仙沼プロジェクト報告展」と「アジアカフェ&nihongo cafe」体験記|イベントレポート

現在の日本は、海外からやってきた多くの人々によって支えられている。とりわけ少子高齢化が進む地方において、外国人技能実習生と呼ばれる海外からやってきた人々の存在は、なくてはならないかけがえのない存在となっている。

一方で、母国を離れて日本で生活する彼ら彼女らにとって、地方はお世辞にも住みやすい環境になっていない。とくに言語の壁、見ず知らずのコミュニティで生活を営む壁は大きい。

新型コロナウイルス

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「信仰とはコミュニティである」美しき気仙沼第一聖書パブテスト教会で賛美歌と信仰を聴く|イベントレポート

「信仰とはコミュニティである」美しき気仙沼第一聖書パブテスト教会で賛美歌と信仰を聴く|イベントレポート

気仙沼市で賛美歌を聴く機会を得られると知り、気仙沼第一聖書パブテスト教会を訪れた。

美しさに満ちる気仙沼第一聖書パブテスト教会で賛美歌と楽しみながら信仰とは何かを知る筆者は無宗教であるが、だからといって見聞を広げなくて良い理由はない。その一心で、今日という機会を得ようと伺っている。気仙沼第一聖書パブテスト教会は、東日本大震災の後に新築された教会である。被災によって全壊した建物を、世界中のクリスチ

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出会いと別れ-つながりをそのままに旅立つ住民と温かな時間を過ごしたアジアカフェ&nihongo cafe|イベントレポート

出会いと別れ-つながりをそのままに旅立つ住民と温かな時間を過ごしたアジアカフェ&nihongo cafe|イベントレポート

3月10日。東日本大震災から13年目を迎える前日、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館が特別に夜間開放を実施した日に、月に一度くるくる喫茶うつみで行われているアジアカフェ&nihongo cafeが開催された。

これまでのアジアカフェ&nihongo cafeの様子は以下を参考にしていただきたい。

断食企画は中止も多彩な顔ぶれとなり賑わったアジアカフェ&nihongo cafe3月のアジアカフェ&

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一人の高校生の『好き』がきっかけとなり実現! 気仙沼市で初めての地域活性化コスプレイベント「沼コス」に迫る|イベントレポート

一人の高校生の『好き』がきっかけとなり実現! 気仙沼市で初めての地域活性化コスプレイベント「沼コス」に迫る|イベントレポート

3月3日。気仙沼市において初の試みが催された。

沼コス。街型のコスプレイベントである。イメージとしては、愛知県名古屋市で行われているコスプレサミットを小規模にしたイベントだろうか。街の一区画内で、コスプレーヤーがコスプレ姿のまま自由に散策したり、撮影に興じられるイベントである。

高校2年生が主催し、気仙沼市とともに行われた地域活性化コスプレイベント「沼コス」発起人は、驚くことに気仙沼市内の高校

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外国人技能実習生たちの笑顔であふれた「つながるアジアカフェ」とくるくる喫茶うつみで始まったgrandma(おにぎり屋)との新コラボレーション|イベント参加記

外国人技能実習生たちの笑顔であふれた「つながるアジアカフェ」とくるくる喫茶うつみで始まったgrandma(おにぎり屋)との新コラボレーション|イベント参加記

2月11日。今年から第二日曜日開催になった「つながるアジアカフェ&nihongo cafe」が開催された。なお、今回「nihongo cafe」はお休みである。

都合、3ヶ月連続の来訪であり、つまるところ本noteは「つながるアジアカフェ&nihongo cafe」に関する記事の第3回目となっている。なお、本noteこそ毎月必ず更新が実施されるものではないので、ご容赦いただきたい。

『仕事とし

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