ホロの推し活英語講座2:よく使う用語集・グッズ編
はじめに
相変わらず多忙な毎日を送っておりますが、noteだけは毎月更新したい……と思い、慌てて筆を執ります。思いつくネタがアウトプットに間に合わず、ドラフトにどんどん積まれていく……言い換えれば、手さえ動かせばコンスタントにアウトプットできるという意味ですが……。
さて、ただいまholoXが2周年を迎え、各メンバーの記念配信ラッシュとなっております。同時に、新しいグッズもどんどん出てきます。欲しいグッズがどんどん出て、どれを買うか悩んでしまう!という悩みは海外ニキも同じで、日々グッズ情報をドキドキしながら見ています。
海外ニキとグッズの話をしていると、やはりグッズに関するワードの知識がどんどん溜まっていきます。日本語を借用したもの、逆に日本語が英語の借用語であるパターン、はたまた全然違うワードになっているパターンなどさまざまです。というわけで今回は、グッズまわりの用語についていくつか紹介したいと思います。
ちなみに、海外ニキのグッズ事情は過去の記事で少し触れていますので、ご興味のある方はそちらもご覧ください。
「グッズ」は"goods"よりも"merch"
まず第一に、日本語でグッズにあたる言葉としてよく用いられるのは"merch"です。"merchandise"の略で、マーチと発音します(March; 3月とはちょっと違うので注意)。ビジネスマンの方は「マーチャンダイズ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、それです。
goodsが「販売されている商品」という意味であるのに対して、merchandiseは、「BtoBでやり取りされる商品」「キャラクターものの商品」というニュアンスがあるようです。これらの違いについてはすでにたくさんの解説があるため詳しくは触れませんが、「ホロライブのグッズ」はmerchにあたります。逆に「防寒グッズ」「お出かけグッズ」みたいなニュアンスだとgoodsになるのかな?という感じです。
ちなみにmerchandiseは集合名詞なので、複数形でも変わりません。「merches」とも書きませんので注意。
例文
3Dライブをしているホロメン:最後にもうひとつお知らせがありま〜す!
A: Hey there's one more thing (おい、まだ何かあるって)
B: merch? (グッズ?)
いろいろなグッズの英訳
さて、ひとくちにグッズといっても沢山の種類があります。それらは何と呼ばれているのでしょう?
アクリルスタンド: acrylic stand
アクリルスタンドは最もメジャーなグッズのひとつだと思いますが、これはそのまま"acrylic stand"と言います。だいたいみんな略して"acrylic"と呼んでますね。
ちなみに"acrylics"と複数形にしているのも稀に見かけます。日本語のアクスタみたいな"acsta"は流石にないですが。日本語でしか通じない略し方だと思います。
キーホルダー: key chain
これはグッズに限った話ではありませんが、キーホルダーは若干和製英語感があります。確かにholderではあるんですけど……key chainや、key ringのほうがより一般的です。
ちなみにアクキー(アクリルキーホルダー)はそのままacrylic keychainです。acstaがないのと同じでackeyも聞いたことがないです。
クリアファイル: clear folder
これも間違えがちですが、クリアファイルも和製英語です。英語だとclear file folderや、単にclear folderと呼ばれています。たぶんfileを略すのかfolderを略すのかの違いですので、clear fileでも通じるかとは思いますが……。略し方についても言語によって特徴が出ていて面白いですね。
ぬいぐるみ: plushie
ぬいぐるみは"plushie"です。ぬいぐるみそのものの英訳としては"stuffed toy"もありますが、グッズではあまり使っているのを見ないです。stuffedは「詰められた」という意味なので、中に綿を詰め込んでいるイメージですね。一方、plushieは「ふわふわ、柔らかい」という形容詞の"plush"から来ています。ちょっとスラングっぽい言い回しですが、グッズではもっぱらこれが使われている気がします。"plush"と呼ぶ人もたまにいます。
パーカー: hoodie
これはどちらかというとファッション用語な気がしますが、最近パーカーのグッズも増えてきているので触れておきます。英語でパーカー (parka) というと、ガッツリ防寒具にフードがついているやつを指します。実際に海外ニキがパーカーと聞いてparkaのことだと思い、「うちの国(東南アジア)は暑いからparkaなんていらない」と言っていたことがあります。「それhoodieだよ」って訂正しましたが、「だとしても着ないわ」って言われましたが(汗)
ちなみにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、plushieと同じくこれもカジュアルな表現です。より正確には"hooded sweatshirt"(フードつきスウェットシャツ)です。
抱きまくらカバー: body pillow cover あるいは daki
初めて知ったとき笑ってしまったのですが、抱きまくらカバーは"daki"で通じます。もちろん正式にはbody pillow coverなのですが、dakiならたったの4文字。日本人も驚きの略し方です。
フィギュア: figure
これはそのままですね。ちなみにねんどろいどは"nendo"と略して呼ばれる事が多いです。それってただのclay……という野暮なことは言わないでおきましょう。
グッズの属性の英訳
続いて「数量限定」「直筆サイン」など、グッズそのものだけでなく、なにか属性のあるグッズの英訳についても紹介します。
直筆/複製サイン: handwritten/duplicated autograph
これもsignではなくautographなのは有名は話ですね。単にsignだと「署名」という意味になりますので、「有名人のサイン」は"autograph"です。まあホロライブ界隈だとsignでも通じる気がしますが……。
「直筆」は"handwritten"(手書きされた)、「複製」は"duplicated"(複製された)です。そのままですね。
数量限定: limited ver や limited edition
単に"limited"でも通じます。海外へい民サーバではグッズ戦争を意味する"war"も通じますが、僕がしょっちゅう言ってるからかもしれません……
フルセット: complete set もしくは full set
full setでも通じますが、正しくはcomplete setって感じです。後述しますが、ホロライブ公式ストアの英語版ページではこれで統一されています。ちなみに「フルセット購入特典」は"complete set purchase bonus"です。
等身大: lifesize
等身大タペストリーとかの「等身大」は"lifesize"と言います。生きているものと同じサイズの、って感じですね。
おそろい◯◯: matching __
タレントさんのお部屋(配信画面)にあるものや身につけているものをモチーフにしたグッズがよく「おそろい◯◯」として販売されていますよね。なんとなく「ペアリング」のイメージから"pair __"かと思ってしまいますが、それだと「一対のグッズ」みたいな意味になってしまいます。
ランダム◯◯: random __
これはシンプルにランダムで伝わります。"gacha merch"と呼んでいる人もみたことがあります。最近、公式の記念グッズもランダムアクキーなどが増えてきたため海外ニキからも嬉しい(?)悲鳴が聞こえる事が多々あります。
おわりに
よく登場するグッズはとりあえずこんなところでしょうか。他にも知りたい方は、ホロライブ公式ストアの言語を英語にしてみてください。実は簡単に切り替えられます。「これってこう言うんだ!」という意外な発見があるかもしれません。
あるいは、以下のURLから開けば英語になります(たぶん)。
こんな感じでホロライブやVTuberの推し活を通じて英語を楽しく学ぶためのtipsや、その他推し活関係の記事を月イチペースで書いていますので、ご興味のある方はぜひフォローしてください!
ちなみに次回は……どうしようかな。3つ同時進行でネタを考えていますので、一番はじめに完成したものを投稿します。お楽しみに。
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