【エイム不要】VALORANTの最も簡単な上達方法
はじめに
初めまして、「ばぼさん」と申します。今回は、「エイム練習で消耗するのもうやめない?」第2弾ということで、最も簡単で即効性のある上達方法についてお教えします。本当に簡単で、射撃場のbotを素早く撃ち抜けるあなたなら、必ず出来ることです。それでは本題に入りましょう。
この世で最も簡単なキルって?
VALORANT史上最も簡単なキルってなんでしょう?シチュエーションは様々ですが、思いつく限り述べてみてください。「後ろを向いている敵を倒す」「スキルを構えている相手を倒す」はたまた、「こちらがピークして相手を倒す」などでしょうか。
答えは、「カバー・トレードキル」です。
カバー・トレードキル
カバー・トレードキルというのは、撃ち合っている味方へ飛び出し、自分もそれに加勢してキルすることを指しますが、なぜこれが簡単なのでしょうか?
例えば後ろを向いている敵を倒すことを想像してみてください。こちらを視認していない分、フラフラと予測不可能な動きをしてきて、案外当てにくいかもしれませんよね。しかし、最初から銃を撃っている敵を撃つ場合はどうでしょう?このゲームにはストッピングの概念があるため、相手は必然的に止まっている、かつ、その敵の狙いは自分とはズレた所にあるわけですよね?これって、あなたが得意な射撃場のbotを倒すこととほぼ同じではありませんか?更に、素早くそれを倒せるあなたなら、ほとんどの確率で勝利出来るのではないでしょうか。
ではなぜ、こんな簡単なことに気づけなかったんでしょうか。
間違った成功体験
私は、その原因は、間違った成功体験にあると思っています。カバー・トレードキルはその度に1キルで、非常に印象の薄い成果である反面、「味方を放置して自分の姿を隠し(ベイトして)、相手へ対して大立ち回り、クラッチ成功!」といった成功体験は、分かりやすく成果も大きいものです。そういった体験、あるのではないでしょうか?もちろんこれも全く悪い選択というわけではありませんが、結局フィジカルと運要素が大きく絡む、ハイリスクハイリターンな、不利盤面をひっくり返すための搦手であることを、この際にしっかりと認識しましょう。
また、ラークに関しても同じことが言えます。ラークについてここで詳しく語ることはしませんが、「ラークしている間に本陣が壊滅する」なんてことが多い人は、よく聞いてくださいね。そのラウンド、負けているのはほとんどの場合、あなたのせいです。「足音を消してゆっくりバレずに移動して、マルチキルを獲得した」という、分かりやすくイレギュラーな成功体験が、あなた、ひいてはチームを狂わせているのです。
冷静に考えれば、敵にあなたの居場所がバレたとしても、自分の存在感をアピールすることで、デスせず仮に2人、ミッドや反対サイトにとどまらせることに成功すれば、本陣にかけられる人数は多くても3人になり、その時点でサイト中は4vs3になりますから、敵を倒さずとも物事を有利に運べることがわかりますよね。
センチネルが目指す基本の姿は、この「陽動」にあるわけなんです。ですが、そんな目に見えないコントロールは、成功体験としてとてつもなく分かりにくいため、皆さんは搦手である「大裏取り(ベイトラーク)」を王道手段だと勘違いし、チームを敗北に導いているのです。
そのため、「カバーしろ!」とはよく言いますが、そんなこと言われなくても、カバーキルの快感に気づけば、どんどん気持ちよくなっていくことでしょう。義務カバーではなく、ご褒美カバーなのです。
実践例
では、具体的にはどう実践するかという話ですが、私は、「味方デュエリストの死をとことん利用する」ことが最も簡単で効果的だと考えます。味方デュエリストの動きは、例えそれが間違っていたとしても、チームの行動を決定づける指針であると捉える方が、試合の意思決定がしやすい印象を受けます。
とにかくデュエリストに付いて行き、撃ち合ったら自分も顔を出してあげる。これだけで、仮にデュエリストが撃ち負けてしまっても、状況をイーヴンに持って行けるばかりか、運が良ければ相手より先にこちらが撃ち勝ち、2人とも生き延びるかもしれません。これでもし、1ショット2キルを食らったり、味方デュエリストになにか文句を言われても、「アンラッキー」で済ませればいいじゃないですか(あまりにもその回数が多い時は1度自分のプレイを見直す必要がありますが・・・)。
ここで注意したいのは、とにかく体でカバーをするということです。よくアビリティを構えて味方のサポートをしようとしているプレイヤーを見かけますが、これはあまりおすすめ出来ません。リコンボルトは何円ですか?ヴァンダルは何円ですか?そうですよね、ヴァンダルの方が圧倒的にコストが高いですよね。ボディには、それだけの価値があるということなのです。
私個人の意見ですが、現在開催中のVCJにおいて、1ショット2キルが多いのは、プロのカバー意識が非常に高いことに起因して、味方同士の距離がかなり近いからだと考えます。エイムが異次元のプロですら、カバーキルが大原則なのに、あなたはなぜしないのですか?
終わりに
私はこの単純な「基礎」について理解を深めることで、撃ち合いがその日の調子に左右されなくなり、仮に撃ち負けても落ち込まないようになりました。勝率も72パーセント近くあり、どんどんピークランクを更新しています。本当に、ランクなんてその程度なんです。基礎が出来るようになって、かつミスをしなくなれば、多くの場合、1ラウンドも落とすはずがないのです。
もし落としてしまったら、他責にする前に、なぜ落としてしまったのか、次はどうするのか、落ち着いて考えましょう。試合中の修正力もまた、成長のための非常に重要なファクターです。
今後も、「自分が下手だった、センスがないからこそ言語化できた、誰でも実践できて即効性のある情報」を発信していくので、良かったらまた読んでくださると幸いです。ばぼさんでした。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?