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ゴースト オブ ツシマ それは武士道とアサシンそして誉れによる誉。

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ゴースト オブ ツシマ。 

一応冒頭を1時間ほどにした動画を作ってあるので、途轍もなくお暇な時間が出来ましたら、観てやってください、ついでにチャンネル登録などして頂けると、嬉しいのでございます誉。

https://www.youtube.com/watch?v=KRTfVoo_rjo

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誉は浜で捨てました。最後は常にしゃがみ歩きで
暗殺業にまい進する誉の塊境井の仁。

サッカー・パンチプロダクションが放つ侍オープンワールド。
13世紀後半、モンゴル帝国に攻め入られた対馬。
終結した武士団は強大な帝国になすすべなく壊滅、ただ一人生き残った武士は境井 仁ただ一人。

彼は何としても対馬を、民を守ろうと決意する。
侍の道を捨て、どんな手段も厭わない冥人となっても……。

みたいな。

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地域ごとに四季折々で美しい自然と、そこで朽ち果てる死者。
「風」をシステムに取り入れる事で、空気感、重みを増す土地表現、
刀と弓の怖さを引き出す戦闘システムなどなど。
ちなみに風はモンハンでいう導虫、行先へ到達しやすくする装置で、
風を意識させる為か、マップレーダーも通常状態では表示されません。
一見マップを開かないと見えないのは不便そうですが、マップがあると
それだけを観てしまい、景観を見逃しがちになる事を考えると、
この風システム+マップ表示なし、はかなりうまいと思います。

目新しいことを特別押し出している気はしないのですが、いいとこ取りで
美しくまとまっていますよねー。教科書通りな作りのイメージ。
ストーリーは、正直なところ僕は13世紀のモンゴル帝国とか対馬をそこまで詳しくないので、どのような時代考証がされているのかわかりませんが、
誉に執着しすぎていること以外は別に気になりません(笑)主人公のメインストーリーよりもサブキャラのサイドストーリーの方が面白いかも。

この、キャラクターごとのサイドストーリーも豊富で、クリア後もダラダラ遊んでいられるのもいいのではないでしょうか、最近高難度モードもアップデートで追加され、日本刀の切れ味が双方増し、即死に近い状態になったのも面白いです。ブシドーブレードですね。
難易度はいつでも選べるので、アクションが苦手な人も楽しめる作りになっているのも良いです。

敵の武器によって、こちらが型を切り替えて有利に戦闘を進めるのも、
最初は煩わしい気がしたんですが、慣れると楽しいです。テンポは落ちますが戦略は増すというか、考えて遊んでいる気にさせられます。
刀と弓以外にもサブアイテムが豊富で、戦術を色々考えて有利に進めていけば一度も敵に見つからず村一つ壊滅させる(取り戻す)ことも可能。

スキル開放もプレイスキルを上げるより、祠を回るとか、ミニゲームをするとかで解除されていくので、難しさで詰まることもないのではないでしょうか。

また、一騎打ちモードが、椿三十郎よろしく間が緊張感を作り出し、
スキルを上げていくと一騎打ちから立て続けに数人切り殺せるなど、
時代劇加減も抜群です。

オープンワールド特有の、「世界の果て」がうまい事海で遮られている対馬が舞台のため気にならないのも、個人的には嬉しいところです。

基本的な流れはレッドデッドリデンプションやGTAシリーズの様に、
「乗り物で移動している時の会話でストーリーが進む」「ムービーで進む」
ポイントにつくとミッション、お使いクエストが多い。と、いわゆるよくあるオープンワールドなので、とっつきやすいと思います。それゆえに、あのシステムが好きではない人には単純に退屈な事も多いかも。


バトル的にはオープンワールドあるあるというか、すぐこちらを見失う目の悪いモンゴル兵。パオ、でしたっけ、モンゴルのテント。

戦ってる最中に唐突にパオになだれ込むと、それだけで敵がこちらを見失い、見失わなかったとしても、パオに入ってきた所で暗殺フラグが機能してしまうので、一発死させられます。そしてまたパオで待っている僕……。

岩山や茂みでも機能する事があるので、暗殺が捗ります。普段のクエストは大体これでいけるのではないでしょうか。

おびき寄せては壁の裏に隠れ、一瞬見失うたびに暗殺。
2~3人こちらを見ていたってお構いなし、ちょっと草むらに隠れれば
あっという間にこちらを見失うモンゴル兵。
逆に囲まれるとあっというまにクソリンチ、倒された後もサッカーボールキックを見舞われるなど、憎しみ倍増で冥人への思い入れも強まります。

あと、弓と毒針がとにかく強い。強すぎるほどに。正直この二つがあれば大抵の用事は済んでしまう。弓については映画レヴェナントで良くわかっていますが、やはり弓はやばい。ヘッドショットシステムもヘルメット相手には役に立たないのですが、そんな時は狂乱の毒針で頭をおかしくさせて同士討ち、その間にほかのやつを弓でシュパシュパ。

また、カメラワークがちょっと。敵が背後から襲ってくるわりに手前の障害物で視界を遮られたり、ロックオンが無いわりに、直近の敵を勝手に微妙にロックするので(慣れればそこまで問題ないですが)
「狙っている敵」を切ろうとしたのに切れない、なんてことがしばしば。

一騎打ちのタイミングが良い感じでシビアだったり、暗殺関係は中々に
爽快なんですが、通常バトルが視点から何からやりにくい印象はあります。
それがダメと言う事ではなく、ロックオン出来て丁寧に…を要求している
訳ではないのですが、嫌がる人はいるのではないでしょうか。
気を付ける必要のない場面で、不親切な事が
起こりうる為にこちらが注意しないといけない、ゲームの攻略で注意、思慮するのではなく、システムの問題で気にしていないといけない部分、というのはちょっとだけ気になりました。

とはいえ、飽きずに遊んでいられるので、かなり出来がいいゲームなんじゃないかなと。やる事も複雑ではなく、ストーリークエストも見つけやすくわかりやすいので、初めてオープンワールドに手を出す人にもおススメできるのではないかと。難易度も面倒なら簡単にすればいいですし、物足りなければ難しく。海外で文化面で色々言われているようですが、そもそも日本人の僕は全く問題ないというかむしろありがとうしかないので、

サッカー・パンチプロダクションありがとう、そしてありがとう。

もし気に入って頂けましたらサポート頂けると大変嬉しいです(^^)業界が偏ってしまう内容が多いですが、色々参考になるような記事が書けるようにしていこうと思います。