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#199 「ラスベガス」街並み&高級ホテル巡り!🇺🇸

2/19 空港からホテルへ/ホテル内散策/ハンバーガー🍔

空港泊で熟睡できたのは2:00-4:00の2時間ほどだった。空港職員の男から、
「お前、今日フライト予定なのか?」
と質問される。浮浪者にでも見られているのだろうか。
「いや、バスを待ってる。」
そう言うと去っていった。

6:30にターミナル間を結んでいる無料のシャトルバスでターミナル1に移った。市内まで出ているバスの時刻表を確認してみたり、ターミナル内にあるカジノスロットやスーパーカーの展示品を見たりしながら、ベンチで仮眠をとり、時間を潰していた。

ターミナル1へ移動
無料です
スーパーカー?
ターミナル1にもカジノ🎰
さすがラスベガス

9:30、本格的に行動を開始する。今日から3日間予約しているホステルは高級ホテルが立ち並ぶストリップエリアから北側にかなり離れたホステルをとった。6人部屋で食事は付いていない。それでも税金を含めれば3日間で94.67$(13000円ほど)したので物価の高さはこれまでの比ではない。ともかく、バスを乗り継いでホステルまで行ってみよう。

ラスベガスマップ🗺️
バスを待つ

バスの切符(2時間券)の値段もこれまでとは大違いのだった。その値段、何と4ドル!(600円!)アメリカ、恐ろしや。
バス停前の券売機が壊れていて作動しなかった。やって来たバスの車内でも払えるだろうと思い、クレジットカードを用意して待っていた。しばらくしてやって来た108番バスに乗り込む。運転手に
「Does this bus go North bound?(このバスは北側に向かうバスだよね?)」
と問うたが、
返ってきた英語がブロークン過ぎて自分では聞き取れなかった。だが雰囲気的に違う感じがしたのでこのバスは見送った。
次に来たバスに乗る。運賃を払おうとしたが、「奥に行け」とジェスチャーされて払わずに座席に座った。よく分からないが、他の乗客も同様だったのでそのままにした。4ドル浮くのは貧乏旅行者の自分には大きい。このバスでホステル近くの停留所「Oakey Blvd」まで向かう。途中で乗り込んできた男性が運転手のそばの座席に座り陽気に談笑しているところを見ると、いかにもアメリカらしい。乗って来た彼は小銭を数えていたが、運転手から
「兄弟!大丈夫だ。今日はタダで良いぜ!」
などと、アメリカらしい融通を効かされていた。バスが通る道路の傍にはダンボールに
「私と私の愛犬に食事を恵んでください」
と書いた青年のホームレスがいて、運転手が持参した手作りサンドウィッチを渡していた。この運転手はかなり優しいようだ。
一連のやり取りを見ていて、ようやく「アメリカに来たなぁ」という実感が湧く。

108番バス
でっかいが、無用では?笑
目を楽しませてくれるのでOKですね笑

20分ほど走っただろうか、地図上で位置を確認して降りた。辺りは少し寂れている感じで治安はそんなに良くなさそうな感じを受けた。セブンイレブンが途中にあって、調査がてらに入ってみようと思ったが、入り口付近に座っていた黒人の男が自分に気づき立ち上がったので、「これはヤバいやつかもしれない」と思ったので入るのはやめておいた。
今日のホステル名は「Bposhtels Las Vegas 」
モーテルのような感じのホステルだ。受付でチェックインをしようとしたが、まだ時間が早いとのことだったので大きな荷物だけ預かってもらい、街に出た。
先述したように、バスは運賃が高いので歩いてストリップへ行ってみることにした。反対側でホームレスたちが集まっている。彼らも昨今の物価上昇に苦しめられているのが分かる。

ストラトタワーが見えるが、こう見えてなかなかの距離
ホステル最寄り
ヤバそうな奴(笑)
本日のホステル

ラスベガスはひと区画が大きく、ホステルからストリップへ歩いて行くのも一苦労だった。しかし今日はこれといった目的地も無いので散歩する。「STRATホテル」のタワーをくぐり、「ホテルSAHARA」を通り過ぎる。次のホテルは「Fontainebleauカジノホテル」。ここでトイレを借りた。アメリカらしからぬ綺麗なトイレでWi-Fiも使えたので満足した。そこから「ホテル・サーカスサーカス」や「PALAZZO ホテル」など、一度は聞いたことのある有名ホテルを横目に進んで行った。「TRUMPホテル」も見えている。

ストラトタワー下から
ツアー会社もちょこちょこ
SAHARA
どうやってるんだ?!笑
サーカスサーカス🎪
トランプ

一時間くらい歩いただろうか。巨大な楕円形の円盤が存在感を放つ「ファッションショー」に辿り着いた。ここの渡り廊下から西側をみると、遠くに赤茶けた山脈が見える。ラスベガス中心部にいると分からないが、ここら辺一帯が砂漠の乾燥地帯であることが実感できる。やはりラスベガスはスケール規模が桁違いである。

ファッションショー
アメリカは車線が多いね
遠くの岩山、山脈

「ベネチアンホテル」に入場してみた。イタリア・ベネチアを模した街並みが再現され、中央に運河がホテル内に通っており、客を乗せたゴンドラが一艘ずつ入ってくる。操舵手が名曲「サンタルチア」などを歌いながら入ってくれば、もうこの空間は本場ベネチアだ。ルイヴィトンやシャネル、カルティエその他の高級店がこぞって並んでいる。

ベネチアが再現されている
どんだけ大きいのよ笑
ベネチア感?!
天井画
ここ、ホテル内部です笑
ホテル内に運河あり。
チャイナな感じ

夕食はアメリカらしく「IN-N-OUT HAMBURGERS」で食べることにした。これまで出会って来た旅人からもよくおすすめされていたのだ。店内はかなり混んでいた。自分の番が来て、一番王道のハンバーガーとポテトを頼んだ。🍔9.37$(1400円)だった。ビックマック指数では日本のマクドナルドが世界で一番値段が安いらしいから、この価格には少し驚くが、世界ではこれが普通の値段なのだ。
味はとても美味しかった。セルフでトッピングした唐辛子ピクルスを食べてみたら口内が燃えた。

この通りを進むと、
あった!目的のバーガー屋さん
店内混んでいる
渡されたケチャップの量もアメリカ笑
美味い!

そこから小1時間ほどかけてホステルまで戻って来た。チェックインにはアプリが必要と言われたのでWi-Fiに接続してダウンロード、暗証番号をゲットして部屋に入った。6人部屋だ。

ちなみに2日後の水曜日にグランドキャニオン日帰りバスツアーを予約したのだが、翌日に天候不順でツアーは取り止めとなった旨の連絡が来てしまった。グランドキャニオンをこの旅のハイライトにしようと思っていたので残念だが、お天道様に逆らうと碌なことがないので潔く諦めた。そのぶん、明日からまたラスベガスを堪能することとしよう。

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