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#188 さらばホンジュラス!第29ヵ国目、グアテマラ入国!(🇭🇳→🇬🇹)

1/31 コパンルイナスからアンティグアへ!

6:52、まだ寝足りなかったが、コパンルイナスのホステルをチェックアウトした。このホステルは安宿で価格としては満足だったが、温水を使えるとさらに良かったと思う。
さて、ホンジュラス入国の目的であったコパン遺跡見学も昨日までに済み、今日はいよいよグアテマラへ入国する。訪れる国もあと3ヵ国ほどになるだろうか。旅もラストスパートになりつつある。悔いの残さぬよう全力で楽しんでいこうと思う。

コパンルイナス中心部
バス停到着

7:01、ミニバス乗り場に到着した。「国境へ行くのか?」「そうです」「あれに乗れ」
自分の他にはまだ一人しか乗客はいなかったので長時間待機かなと予測したが、二人だけを乗せて7:05には出発してくれた。標高は800mほどなのだが、この季節のホンジュラスは少し肌寒い。国境までの運賃は来た時と同じで25L(149円)。
7:16、二日前にもきたエル・フロリド国境に到着し、簡単な出入国手続きを済ませ、余っていた手持ちの270L(1616円)は出口で待っていた両替商で75ケツァルに替えた。(1ケツァル=18.9円。以降Qで表記)

山道を進み国境へ
2日前にも来たエル・フロリド国境
グアテマラに入国!

前方にバスが停まっていたので、チケット係の兄ちゃんに、
「アンティグアに行きたいんだけど、直行便はある?」と聞くと、
「9時のグアテマラシティ行きならあるが、まだオフィスは空いてない。グアテマラシティまでの運賃は125Q(2363円)」だという。

今停まっているLutecia という会社のバスはチキムラ行きで、あと10分で出発のようだ。9時まであと80分もある。国境に時間を潰せそうな店もなさそうだし、どうせ同じルートになるだろうからさっさと前に進もうとチキムラ行きのこのバスに乗り、運賃25Q(472円)を渡した。

このバスに乗車🚌

8:48、ホコタンの町で一度降ろされ、チキムラ行きの別のバスに乗り換える。停まる場所でバス会社の係員に何度もチケットを確認されるので、すぐ取り出せるようにしておいた。

ホコタンの町

9:00にホコタンを出発し、9:55にチキムラのLiteguaバスターミナルに到着した。ここでグアテマラシティ行きのバスを待つ。カウンターでカード決済ができ、100Q(1890円)を支払ってチケットを受け取った。バスは何時に来るか聞いたが、返答のスペイン語が全く理解できなかった。すぐには来ない雰囲気だったので、チキムラの卸売市場に赴き、そこにあった食堂でポリョドラド(揚げチキン)の定食を注文した。トルティーヤとフレスコのハマイカジュースも付いて15Q(283円)は安い。バス到着の時間が分からないので急いで食べ、トルティーヤとジュースはバスターミナルに戻ってから食べた。幸いまだバスは来ていなかった。

チキムラ到着!
合間を縫ってブランチ!
グアテマラシティまでは100Q

10:50、グアテマラシティへ向かう大型バスが停まった。このバスがおそらく国境からやってきたエル・フロリド9時発のバスなのだろう。手荷物検査を受けてから席に着く。車内にはトイレも付いていて安心だ。クーラーはガンガンに入っていて寒い。手荷物にウルトラライトダウンを入れていて良かったと思った。旅人には必須の防寒着である。
バスは11:07に発車した。朝早かったので今のうちに仮眠しようと思うまでもなく座った瞬間に寝た。

なかなか良い座席💺
景色も綺麗

14:30、グアテマラシティのLuteciaバスターミナルに着いた。かなり寝ることができたので体力を回復してアンティグアに向かうことができる。チケット販売員の姉ちゃんにアンティグア行きのバスはあるか聞いたが「知らない」という素っ気ない態度。最低限の仕事だけやっていればいいという感じだ。
「どこに行けば乗れるか知ってる?」「No se.(知らない)」
タクシー運転手に同じ質問をしたら、
「アンティグア行きは『Zona 3(ゾーン3)』から出ているよ!タクシー乗ってく?」と教えてくれた。マップを見るとここから2kmくらい西側にある。この距離なら歩けると判断して、タクシーは断り、ターミナル内にあったATMで500Q(9453円)を引き出してから歩き出した。グアテマラシティは治安が悪いと聞いていたが、昼間なら全く危険は感じない。ただ、ほぼ全ての店前にショットガンを持ったセキュリティがいるということは実際は危ないのだろうが。
兄ちゃんがやっているサンドウィッチ屋台の前を通りかかり、兄ちゃんの手際の良さに見惚れて一つ9Q(170円)で注文した。

治安悪いと噂のグアテマラシティ
手際良い兄ちゃん

15:34、アンティグア行きバスターミナルに到着。チキンバスに乗り込むとすぐに発車した。後ろの席に座ったがとても揺れるので中ほどの座席に座り直した。因みに運賃は20Q(383円)。山に沿った道を抜け、バスがアンティグアに着いたのは17:24だった。
夕陽も手助けして、コロニアルな街並みと遠くの山とのコントラストが美しかった。

Liteguaバスタからアンティグア行きチキンバス停までは少し距離がある
チキンバス乗車!

今日のホステルは日本人の旅人界隈で有名な「ペンション田代」さん。予約はしていないので直接交渉する。田代さんのお母さんと思われる女性が対応してくれた。スペイン語だが、説明してくれることはしっかり理解できる。幸いホステルは空いており、ドミトリーで1泊80Q(1535円)で泊まらせてくれた。ホステルのツアー見学をしてから街へと繰り出す。
近くのスーパーには何と辛ラーメンが売られていた。衝動的に手に取り、ホステルに戻って卵や長ネギと一緒に煮込んで食べればもう最高の夕食になった。

ペンション田代さん
辛ラーメン!

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