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2つ目のITパスポート取得!?

きっかけ「DX推進パスポート」

DX推進がまだまだ続く中、2024年1月31日にデジタルリテラシー協議会が、新たに「DX推進パスポート」の発行を始めるというプレスリリースがありました。
デジタルリテラシー協議会は、DX推進の人材スキルとして、デジタルを「使う」と「作る」を行ったり来たりするために、デジタル・ITの基礎的知識に加えて、データサイエンスとAIの知識が必要と定義しています。
デジタルリテラシー協議会は、3つの団体(独立行政法人情報処理推進機構、一般社団法人日本ディープラーニング協会、一般社団法人データサイエンティスト協会)とオブザーバの経済産業省が参加しています。
したがって、各々の団体の「ITパスポート試験」「G検定」「DS検定 リテラシーレベル」の3試験の合格数に応じたデジタルバッジを発行するということがDX推進パスポートの実態のようです。

発行申請しようとしたら

ITパスポート」,「G検定」と2つの資格を取得しているので、「DX推進パスポート2」のデジタルバッジを発行してもらえるようです。2024年2月9日から発行申請の受付を開始することから、合格証書番号などの必要な情報を準備していました。申請ボタンの下に、少し小さなフォントですが、「※赤字太文字」で書いてある文言を発見!! 『え~、なに?それ?』

ITパスポート試験は2021年4月以降の試験を受験し合格された方が対象です

デジタルリテラシー協議会

ITパスポートの受け直しを決意

私が1回目の「ITパスポート」を取得したのは2011年10月。
DX推進パスポートでは「古いITパスポート」は無効となり、「DX推進パスポート1」となり★ひとつ。
IPAの情報処理技術者試験のレベルでは、ITパスポートがレベル1であり、過去にレベル4の高度試験(アプリケーションエンジニア 現:システムアーキテクト)を取得、2023年12月27日にレベル2の基本情報技術者試験を受け直し(過去に第二種情報処理技術者も取得)合格しているので、DX推進パスポートの★1つは納得がいかない。まだ、始まったばかりなので、今後は上位レベルの資格を持っていれば、上位互換したほうが、DX推進パスポートは浸透していくかと思います。
ITパスポートの受験手数料7,500円の出費は痛いですが、今後のお仕事のアピールの先行投資として、2つ目のITパスポート取得することを決意しました。

人材に必要とされる能力及び果たすべき役割(貢献)の程度
レベル1:情報技術に携わる者に必要な最低限の基礎的知識を有し,要求された作業につい て,指導を受けて遂行できる。
レベル2:基本的知識・スキルを有し,一定程度の難易度又は要求された作業について,そ の一部を独力で遂行できる。
レベル3:応用的知識・スキルを有し,要求された作業について全て独力で遂行できる。
レベル4:高度な知識・スキルを有し,プロフェッショナルとして業務を遂行でき,経験や 実績に基づいて作業指示ができる。また,プロフェッショナルとして求められる 経験を形式知化し,後進育成に応用できる。

IPA 情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要綱

コロナ感染と最短での取得を目指す

2024年1月末で、2年4カ月に渡る地方での単身赴任生活終了による送別会・引っ越しと2024年1月28日のFP3級試験受験の疲れの影響か、不覚にも2月1日からコロナに感染してしまった。2020年3月から始まったコロナ渦であったが、初感染です。マスク着用義務・外出自粛・在宅勤務、そして地方転勤後は、東京から来た者への警戒感(他県ナンバーいじめ,県外者お断りの張り紙など)を経て、2023年5月8日の「5類感染症」に移行したのに、このタイミングで?地方で?感染するなんて!!
という訳で、コロナに感染して体調が戻り、外出してもOKで最短で受験できる2月10日受験で申し込みました。

以前より難しくなっている

メインフレーム・汎用機・大型コンピュータ・ホストコンピュータ(全部同じ意味です)時代にITの世界に入った私にとって、IPAの試験は第2種・第1種・特種を取ればコンプリートだったのです。タイミングで特種がアプリケーションエンジニアに変わってしまいましたが。
時代は流れ、2017年からは13種類にもなってしまった。いや~大変だ。
2011年、会社の派遣社員がITパスポートを受験することを聞いて、その年の10月にITパスポートに挑戦することにした。15年ぶりにIPAの試験を受けることになる。当時は47歳といえ現役バリバリの社内SEでしたし、過去問を見てもそれほど難しい感じていなくて「80点取れなければIT業界から引退してやる」なんて豪語して受験した思い出があります。結果は、90点で「ほっ」としました。
今回、受験まで1週間しかない中で、過去問を見ると結構難しい。
ちゃんと、勉強し直さないいけないとマズイ、受験料が無駄になりそう。

1週間の受験対策(コロナで療養中)

最新のシラバスに対応するために、問題集を購入しました。
①ITパスポート過去問題集 令和6年度春期(インプレス)
「覚えておきたい!新しい用語」と「シラバスVer.6.1対策」は、知識のアップデートのために役に立ちました。

②ITパスポート過去問道場
過去問から同じ問題も出題されるので、出来るだけ多くの問題を解きました。①の問題集に加え、毎日2回分、計10回分を解きました。

2023年11月~ シラバス Ver.6.1
2024年4月~   シラバスVer.6.2

以前と違う点

2011年の頃とかなり変わっている。
試験内容も明確に分かれていた。
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度
合格基準は変わっていないが、分野別評価点が加わっていた。
総合評価点600点以上、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること
分野別評価点
ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
これは、各分野でまんべんなく勉強しなければならない訳だ。
今回は、謙虚に合格ラインを超えることを目標としました。

結果は?

全体的にもう少し高い点数が取れたかと思いましたが、結果は以下の通り。
テクノロジ系は、計算問題などはあきらめていたので当然の結果ですが、ストラテジ系は、もっと高い点数が取れたと思っていました。

IPA ITパスポート 試験要綱より

DX推進パスポートの申請

4月11日にITパスポートの合格証書が届いたので、さっそくDX推進パスポートの発行依頼を申請しました。
その後、5月2日にデジタルリテラシー協議会よりDX推進パスポート2が授与されましたというメールが届き、バッチが発行されました。
オープンバッジの活用や効果は不明ですが、とりあえずメールやSNSにつけてみようと思います。

DX推進パスポート2


取得したオープンバッジ


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