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頭がよくなる思考術 読書感想 + 着想。

著者:白取春彦さんの
「頭がよくなる思考術」(KADOKAWA)。

好きすぎて何度も読み返してる本の一つです。

本投稿では、本の概要、好きなフレーズ、好きなフレーズから着想されたことを書いていきます。


1.どんな本?


古典、啓蒙書、哲学書から導き出された使える思考術が満載の本。
目次ひと項目につき、数ページで読み切りで、清々しいほど、端的、明快!

今、自分が欲しい言葉を索引のように目次から探して読むという楽しみ方もできます。

〈こんな方におすすめ〉
→モヤモヤした気持ちを解消したい方
→悩んでいる状態からスッキリしたい方
→思考法について知りたい方

2.心が動かされたフレーズ

現実を生きるために排除すべきは、くだらない思いや意見を持っている他人ではなく、
自分が現実だと思い込んでいる妄想なのである。

p33より引用

迷いや停滞こそゴールが近いことの証拠だと歓迎すればいいのだ。

p45より引用

どんな幸せにも羽根が生えているが、満足は大きな亀のように重く、決して飛び去ることがない。

p68より引用

「あたりまえ」を疑え

p78より引用

3.「あたりまえ」を疑え、というフレーズから得た着想。

人生を語るときに、よく山が例えに出てきますよね。
目標達成を山登りに例えたり、人生山あり谷ありと表現したり。

そんなことについて考えてる時、
ふと、山の地面は水平なことが前提でそれが"あたりまえ"として疑ったことがなかったなと浮かびました。

そこで、「もし、人生の山あり谷ありの地面が水平じゃなくて、実は斜めに落ちていくものだったら?」と想像。

もし、生まれた後からずっと人生が右肩下がりに落ちていくんだとしたら…
「どうせ、人生が落ちていくなら、そのまま見えている道じゃなくて、少しでも長く楽しい時間が過ごせるように寄り道してやろう!」と怒りを含んだ感情が原動力になり、寄り道をすることを私は模索しそうだな〜と。
そして、なんかそう想像するだけで、ムクムクと自分の中に人生へのやる気が出てくるのを感じました。

私みたいに寄り道に注力する人もいれば、
「この山自体をもっと高くしよう!」と橋?をかけたり、周りから見ると無謀な挑戦をする方も出てくるのかな?と。
その人たちが、所謂、0→1を作り出す起業家さん等、なんだろうなと思いました。


さらに、その発想を"ビジネスの需要"に着目して考えると、

山の寄り道を構築していく部分と、山を高くしようとする人をサポートする部分に多くの需要が埋まっていそうだなと。

そして、私は今、本を読むことで、どうやったらより楽しい寄り道ができるのか?ということに励んでいるような気がしました。

(話が飛びすぎているし、理論的にもいろんな穴があることはわかっていますが、こういうことを考えるのが好きです笑)

4.この着想。あなたなら、どう使う?


この話を友人に話すと、
「どこに着地点を持っていくかで、どう使えるか変わるよね!」
とアドバイスをもらいました。

人生の山あり谷ありの地面が落ちていくものだったと考えたとしたら、みなさんはパワーが沸いてきますか?反対に、パワーが減っていく感じがしますか?
(ちなみに、私は「何くそ〜」っていう怒りを伴ってムクムクと沸いてきます!)

この話の着地点をどう持っていくと、どんな分野でお役に立ちそうですか?

また、私の想像と似たことを話している本を知ってるよ!って方がいらっしゃったら、是非教えていただけると嬉しいです!

コメントシェアしていただけると嬉しいです!^_^

最後までお読みいただきありがとうございました!


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