変態的性癖愛者(ふぇちらー)
人生というものはいたずらに日々を繰り返すだけのものなのだ、ということに気づいた時にはある程度のあきらめはついていた。
今朝は非日常的といえるほどに最悪だった。人身事故、というか飛び込み自殺が目の前で起こったのだ。
さらに悪いことに飛び込む寸前ホームドアによじのぼったそいつは、俺のほうを見て素敵に微笑みやがった。決して俺の知り合いなんかでもないのに。きっとたまたま俺と目があっちまって、最後だし微笑んでおこうくらいの気持ちだったんだろうけれど、こちらとしては胸糞が悪い。