見出し画像

絵の練習・描く時に参考にしている書籍や動画

こんにちは うゆです。

絵がうまくなりてえよ~と常日頃考えていて、
絵を描き始めて苦節15年(!?)

基礎的なことや絵に対しての考え方など、
動画や書籍を見てまともに勉強し始めたと言えるのは
ここ1~2年くらい。

…今まで何してたの…?

画力が劇的に向上した~やった~とは言えませんが、

昔とは絵に対する意識や向き合い方が変わったため、
自分でも気に入る絵が描けており、
以前より自分の絵が好きになってきています。

今回は、最近やっている練習や
参考に見ているコンテンツを
忘れず記録をするためにもまとめようと思います。

「これをやれば絵が早く上手になれる!」
「とにかくこれ読め!観ろ!」等の
ノウハウ、オススメ、押し付けというよりかは、

あくまで私が
やってる事、見ている事、考えた事を綴る内容になっています。

ちなみに本気の本気で勉強している方からするととても生ぬるいので
ちょっとしたご参考程度に読んでいただけると幸いです。





とりあえず比較


一年ほど前に描いたイラストと
最近描いたイラストを比較。


2022年4月


2023年8月

昔の絵のどこがおかしいのか、
今の自分ならどこをどのように改善して良い絵にするのか

気づける点があればあるだけ昔より上達している…ってコト!?
というように言い聞かせています。

自分の過去の絵見えるの嫌だしリメイクするのもめんどいんじゃぁ、
という時は完成した絵を見るたびに、
改善点を頭で考えるだけでも力になるんじゃないかなと思います。

それを踏まえて違う新しい絵を描く、
つまり自分の絵を踏み台にして次の絵を描く

気に入らない昔の絵を屍にして超えていけ

永久機関の完成ですね。



何見てやってんの…?


自分が良いと思って描いてたんだから、
今見てもその改善点がよく分からんのや。

昔の自分なら多分こう思ってた。

改善点に気づくようになったのは
主に↓の本や動画を見るようになってからです。


ソッカの美術解剖学ノート


骨から筋肉の名称など、人体の隅から隅まで詳しく記載があります。
「効率的に生活出来るよう完成された人の形は、どうしてその形に発達したのか」など
人体の起源から話されています。

絵を描く際には、それらをたまに思い出して
「自然な人の形、動き」を意識するようになったと思います。

かなり分厚い。デカい。



キム・ラッキの人体ドローイング

起源とか部位の名称なんてすっ飛ばしてとにかく人の形を描かせろ!
という時は
この本を見ているし、こっちの方が読んでいます。
人体の絵だけを描くことに特化されているためです。

これを見ながら今でも1日1体ほど模写をしています。
本の形が横長の長方形なので開きやすいのが助かるね。

最近、腰や腕部分がちゃんと描けている気がします。

立ち絵もこれを見てなんとなくバランス良く描けるように
なった気がします。


書籍を見て模写したもの1


模写したもの2(途中)

模写ですが、
ほとんどの方はクロッキー帳などに
アナログでページいっぱいにみっちり描かれているのをよく見ますが、
私はデジタルで描いています。

最初はアナログで描いていたのですが、
対象をデカく描いてしまう癖があるので、無駄な余白を多く残したまま
次のページに行くことになったり、1ページに数体描くことが出来なかったりで
ノートがマジで無駄になってしまう事に気づき

デジタルでの人体練習をしています。
小さく描けないんだよなあ



よく観るイラストレーターの動画について

・さいとうなおき先生

・絵葉ましろ先生

「絵の描き方」というよりは、
「絵への向き合い方」を主にお2人のイラストレーターから学びました。

プロが考えてることをタダで知れてほんとお得すぎる。ありがとうございます。

他にも素晴らしいイラストレーターさんの動画は沢山ありますが、
継続的に観ているのはこのお2人。

「どうしてこの構図にするのか?」
「この絵で何を伝えたいのか?」
「そのためにはどういう魅せ方をすればいいのか?」
「意味を持たせることの大切さ」

このような事以外にも沢山、
絵を描く際の「考え方」を知りました。

日々の描く練習も大事ですが、
こういった意識も同じくらい大事なことに気づきました。

…今まで何も考えずに描きすぎなのでは…?


・ピンタレスト

スマホでアプリを取って見ています。

即知りたい!至急!助けてくれ!という時に見ます。

俯瞰構図!?あおり構図!!?

おしゃれな服って何!?スーツのシワってどうなってんの?

可愛い目の塗り方教えてくれ~~助けて~~という時。

あと、とにかくうまくて好きな絵を大量摂取して癒されたい時。
絵見るの大好き。
しかしAI絵もかなり混じっていると思います。

写真を見て模写するのにも使っています。


光の入り方って分からんよね


しわの塗りが一番分からん


服のしわ練習も兼ねた


どれもピンタレストで見た
実写の人物の写真を参考に描いたものです。

模写って大事。

ピンタレストは写真や絵をブックマークして見返すことが出来ますが、
気になってブックマークした絵については

・なぜ気になったか
・どこが魅力的だと思ったか
・気になったのは描き方なのか、塗り方なのか
という点を見ながら直感的に保存をしています。

逆に
・この絵は自分だったらこういう描き方、魅せ方をする
という点でも見ています。

普段使用している
書籍・動画・アプリでした。

どれもこれも色んな方がおすすめしている
かなり有名な物ばかりです。

気になっている書籍がまだあるので、

自分に合った物を模索して色々試していきたいです。


刺激をもらえたもの


最近、大好きなイラストレーターさんの個展へ行ったり、
有名イラストレーターさんのイラストが集まったイラスト展へ行きました。


東京・渋谷区のデザインフェスタギャラリーで行われた
イラスト展「イラストフェスSP(エスピー)」

イラストフェスSP メインビジュアル


有名イラストレーターさんが多数参加されていました


Mika Pikazo先生の個展「ILY GIRL」

最高すぎ~~~迫力~~

子供から大人まで、沢山の方に観てもらっている現場を見ると
とても刺激になって、自分も良い絵描こう~~~~ってなりました。

好きな作家さんの個展やイベントは地方ではなかなか無いですが、
もっと行って刺激をもらいたいです。

すごい絵を見るとやる気が出てくる。



万年肩こり


一番最近描いたもの(一部)

こうして言語化していかないと、
何を思ってこの本を使って絵を描いていたとか
なんでこの動画を見ていたのか、忘れそうになりますね。

模索して、他に自分に合ったやり方を見つけられたら
またこうしてまとめたいです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?