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家具屋さんが楽しくなった

幼少期、親の買い物で「ニトリ」に行くことが多々ありました。なんの用で行っていたかは、覚えていません。少なくとも、あまり自分に関係ないことで足を運んでいたと思います。
とどのつまり、親の買い物に付き合わされていただけ。

ただでさえ家具に興味がないのに、自分が行きたくて行っているわけではないので、むっっちゃつまらなかったです。
1分でも1秒でもいいから早く帰りたい!と思ってました。早く家に帰ってゲームしたい、車に戻ってゲームの続きをしたい。ゲームがしたい!気持ちしかなったです。

あからさまに「もう早く帰りたい」「つまらない」表情をして、親にアピールしていました(笑)
正直言って、いったいなぁーにが楽しくてうろついてんのか分かりませんでした。

それが大学生、社会人になったら、不思議と楽しめるようになりました。
家具とは違いますが、「無印良品」も楽しめるようになりました。生活雑貨っていうやつですかね。けどまあ、必要最低限度の雑貨(主に収納関係)がほしいだけであって、オシャレ用(または、インテリア用)の生活雑貨には、まったく興味ないですけど……。

「ニトリ」や「無印良品」を楽しく感じれるようになったのは、自分ごとに感じられるようになったからだと思います。
買ったものが、そのまま自分の生活の質に関わってきます。そりゃあ、商品選定に真面目になるし、買った後のイメージ図に酔い浸ります。

自分の理想とする居住空間にしていくのも、楽しくなれた要因です。幼いころに夢見た、秘密基地を作っていく過程です。
事実、デスクツアーやルームツアーの動画が人気です。かっちょいい部屋や机の動画を見れば、自分もこんな風にしたい!と羨望するもの。

そうなれば、必然的に、運命的に家具屋さんが楽しい場所になっていきます。大人にとっての遊園地です。
幼少期の自分に「ニトリって、楽しい場所だよ!」と言っても、「何この人、おかしい人だぁ……」と信じてもらえないです。

自分は、自分にとって生活の質が上がれば、多少の見た目は気にしません。
というか、グッズを飾り散らかしているので、オシャレからは程遠い。だけど、幸せだからオッケーです。
さすがに、あまりにとっ散らかるのもよくないと思うので、多少は隠す収納をしています。

何事も自分ごとに捉えられないと、楽しく感じれないものですね。
きっかけはどうであれ、身近に感じることさえできれば、興味を持って楽しめるようになるのかもしれません。

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