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スマホゲームの「メイン」と「サブ」

毎日のようにリリースされる、スマホゲームたち。それに伴い、1つのゲームに割く時間は、減っています。
私たちの限られた余暇時間を、企業は必死になって奪っていきます。じゃないと、利益が出ません。

消費者であるわたしたちは、好きなようにゲームを選べるようになりました。数多ある中から、プレイしたいゲームを選んでいくのです。
選ぶことに慣れてくると、審美眼が磨かれていきます。
つまり、パッと見の印象でプレイ可否を決めているということ。

となれば、企業側(生産者)は、消費者に注目してもらえるようにゲームを洗練していきます。
キャラクターを魅力的にしたり、操作性を高めたり、有名な声優さんをキャスティングしたりします。
もっともっと豪華に、より洗練された操作性を、追い求めていきます。

だからこそ、最近リリースされているスマホゲームのクオリティーが高くなっています。
だって、クオリティーが高いゲームで溢れかえってる市場において、少しでもクオリティーが低い、または低いと思われたら、消費者の目に留まりません。そう、利益を得られなくなります。

そして、市場にクオリティーの高いゲームで溢れかえると、消費者は次から次へとプレイするゲームを変える可能性が高くなります。

じゃあ企業はどうするか。
なるべくそのゲームにとどまってもらえるように、内容をアップデートしたり、新しいキャラを追加したりします。

あとはそれのイタチごっこ。

そんな状況なので、がっつりプレイする「メインゲーム」と気ままにプレイする「サブゲーム」という概念があります。
これもまあ、贅沢な概念だなぁと思います。市場にクオリティーが高いゲームが、当然のようにあるからこそ、生まれる概念ですし。

メインゲームを複数持っている方は、間違いなく「廃人」または「(多額を使っている)課金者」です。
クオリティーが高いゲームをプレイするには、膨大な時間を消費します。スマホゲーム特有のガチャや、デイリーミッション・ウィークリーミッション、イベント周回などなど。挙げ出したらキリがない。
なので、たまにはガス抜きできる「サブゲーム」の需要が高まっているわけです。

一体何が「サブゲーム」なのか?
当然というか、あるあると言いますか。適宜や基準なんて存在しません……。
一般的には、「何かをしながらできるもの」「サクッとすべきことが終わるもの」が、それに分類されます。
時間がかからないし、楽しめるゲーム。結構贅沢な性質を持っていますね(もちろん(?)、クオリティーは高い)。

質の高いゲームに溢れかえっているこの世の中って、常に手のひらに時間を喰う存在があるから、ちょっと怖い……。「メイン」と「サブ」の行き来で人生終わりそうですし。

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