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ワクワクが止まらない修行の始まり

1回目の富士山を下山してすぐに、銀座店の花壇の植え替えをしたのをよく覚えています。
なぜならとんでもない筋肉痛だったから、、、笑
なんでスパルタな会社なんだ!!とその時思いました。

しかし、そんな事は始まりにすぎなかったのです。
その後は会長から”中国に行ってこい”と指令がありちょうどお盆休みの期間10日間1人で中国に行く事になりました。
1人で海外に行く事は初めてではないしなんの抵抗もなかった、というか当時は若くて本当にノリが軽いというか(笑)好奇心の塊だったため、なんだ?なんだ?また面白そうじゃないか!という感じでした。
しかし、中国は初めて。中国語なんてひとつも知らない、、一応勉強してみよう!と試みたけどあまりにも発音が難しすぎて速攻で諦めました。笑
つまりなんとかなるわ!という勢いとスマホだけで行った。

そして、、空港で両替したくて聞こうとしたけど全く話にならず。wechatという神アプリでどうにかした(多分)
そして工場長が迎えに来て下さり、到着したのは大連工場。バッグの生産をされていたメイン工場でした。
たくさんの工員さんたちがミシンで縫製をしていたり、電柱の様に太い巻きの生地を裁断していたりとても興味深い光景でした。

印象に残っているのは、、、
トイレ。これは色々なイメージがあると思うのだけど私が見て驚愕したのは工員さん用のトイレは部屋の隅の方に溝があって囲いがない。丸見え、、、
そして済んだらバケツにくんだ水で流すスタイル。
正直かなりのカルチャーショックだった、、、
マジか、、と多分顔に書いていたんだろうけどすかさず工場長が”あ、大丈夫ですよ。来客用のトイレを使って”と言ってくれたおかげで公開せずに済んだ。 

そして、ある夜室長と夜近所を歩いてみることになり人が集まっているので行ってみると室長の顔馴染みの近所の方々がバーベキューをしていて。
多分みんなお酒も少し入って”いい感じ”だったのだけど急に日本の歌、何か歌って!と言われ。
おっとその流れは想定外だしアカペラで歌詞も見ずに歌える歌なんて、、、

テレサテンの『時の流れに身をまかせ』

を歌った。
※選曲が正解だったのかいまだに分からないけど、みんなも合わせて歌ってくれて平和空間だった。笑

あとは街中を歩いてたら普通の道で焚き火をしてたり。
マクドがあったのでシェイクでも飲もうと入って味は
“チョコレ〜ト”というと
『 ? ? ? 』
“chocolate!!”と言い直すと
『 はぁん?? 』と、わかりやすくキレられた。笑

1人で飲食店に入ると隣の円卓はファミリーで床の下は地獄絵図(食べ物ののカスとかわざと下に落とす文化のよう。あとわざと残すのもマナーらしい)
そして帰る際に残った食べ物を1つのビニール袋にごちゃ混ぜに入れ始めて、、、
(それ持って帰っても食べれんやろ、、犬でも嫌だぜ?)
と横目で見ながら食べたもの出てきそうになったなぁ。

とにかく全てが自分の常識外。
国が変わればこうも違うのか!ととても刺激を受けていい経験になりました。

それと、その時マイリーサイラスがマイブームで彼女ベリーショートだったのだけど“かっこいいなぁ、、
これやりたい!”
と思いたち、ホテルの近所にたまたまあった美容室に行って髪を切ってもらいました。
会話はもちろんwechat。若者向けのおしゃれな美容室だったけど物価が違うから激安。
トップスタイリストとか指名すると値段が変わるというシステムだった。
中国の美容室を体験したかったんですね。
どんなサービスなのか、どんな技術力なのかなとか。

それで結構イメージ通りに仕上がって満足!
その後は、、白タクに乗ったら運転手のお兄さんがずっとついてきて。夜ホテルに戻るのも大変で危うく拉致されてもおかしく無かったという事件もあり。
帰国後会長に大説教され、知人にも無事に帰れて運が良かったと思えと叱られたのは言うまでもない、、、。
海外で怖いもの知らずの若者は本当に危険だ、、、

そんなこんなで工場見学の10日間を終え無事帰国したのでした。

次回、、、夢が叶ってると気づいた瞬間

最後までご覧いただきありがとうございました。
マイペースな更新ですがお許しください、、

OddThree ゆう

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