見出し画像

明日が変わる3時間〈ミニシリーズ最終編〉




10月某日私は現代アートの島、犬島に居た
2010年の瀬戸内国際芸術祭の舞台であり有人(40人の)離島であります

本州からは岡山県宝伝港から船で約10分片道400円で到着します



本州から犬島に行ける事を知り予定を急遽変更しました
下調べが出来たのは『犬島精錬所美術館』のみです




1909年操業開始19年に停止25年に廃止の銅精錬所の遺構を保存・再生した美術館です
10年しか稼働していません


撮影禁止の建物内は光と影を駆使しそこに出口があるかの様な錯覚に陥ります
まるでお化け屋敷にいるのかと思う程暗かった
もしかしてこの世は光と影でしか存在しないのでは?


日本の近代化に警鐘をならした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典の作品もありました
残念ながら建物内(有料)は撮影禁止

外からはこんな感じです

建物の中以外は無料なので散策だけでも十分楽しめます
このカラミ煉瓦(れんが)味わい深いです
銅の精錬の際にでた大量の鉄やガラスを含んで特殊な熱特性を持っているそうです


他には

F邸 Biota
S邸 コンタクトレンズ
A邸 イエローフラワードリーム
C邸 無題(C邸の花)
I邸 Self-loop
石職人の家跡/太古の声を聴くように、昨日の声を聴く
中の谷東屋
100年前に建てられた旧郵便局などなど


そしてお気に入りの場所はこちら

南側にある小豆島の方を向いているキャンプ場のすぐ側にある20の椅子



1周約4km 1時間程歩きました
すぐ横には無人島(会社あり)の犬ノ島があります




3時間で明日からの生き方が変わる
そんな旅となりました


短詩 24本
画像 57枚


冬桜が咲いていた🌸*・



周辺の島もそうですが犬島も石の産地として約400年も前から掘り出され、岡山城、大阪城の石垣や大阪築港の際の石として広く使用されています

防空壕もあり歴史を島の風ごと体感出来る素敵な場所でした
直島にも早く行きたいです



有料マガジンにこの記事を含めた20記事があります
どの記事も途中迄読めますのでどうぞご覧下さい
よろしくお願い致します





では岡山県岡山市犬島にタイムスリップ























素敵な場所に訪れそこで詩句が浮かぶ自分は幸せだ
またそれを目にしてくれる人が居ることは本当に幸せだ
自分がこんなにも幸せ者になれるだなんて思いもしなかった

ありがとう。をここに




私は心を失いそうです
偽りしか浮かびません
優しさに弱く涙が止まりませんでした

私の言葉はどなたにも響きませんが
私の体や心の痛みは和らぎそうです
けれど
言葉が何も出なくなってしまいました



ここから先は

482字 / 57画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

自由律俳句

詩句集作りとして大切に使用させて頂きます ご協力ありがとうございます🌈ᵕ̈*