うつ病になって会社から追い出されて無職になった話
どうも、しま子です。
今から4、5年前私は無職でした。
うつ病になり、役立たずのレッテルを貼られて追い出されるように会社を自主退職し、毎日自宅に引きこもる毎日。
今もほとんど家にいて引きこもりのようですが、会社を辞めた当時とは違い毎日生き生きと働いています。
今の私があるのは、あの時うつ病になって会社を辞めたからです。
これは、私が会社を退職してWebライターという職業を選択するまでのお話です。
上司に協調性がないと言われた会社員時代
会社員だった私は、当時の上司から「あなたは協調性がない」と言われお叱りを受けました。
昔から、チームプレイが苦手だった私は社会に出てからも、団体行動が苦手で周りの状況に合わせるということができません。
周りが残業していても自分の仕事が終われば退社し、飲み会も2回に1回は断る。
そんな状況だったので、会社の中では浮いた存在でした。
ただ、周りに合わせるのが苦痛なだけで、自分で言うのも何ですが仕事はきちんとできていた方だと思います。
しかし、仕事ができているだけじゃ上手く人間関係が回らないのが世の中ですよね。
あまりにも、浮いた存在の私を見かねて上司は冒頭のように「あなたは協調性がない」と言われたわけです。
ここから私の会社員人生の雲行きが、どんどん怪しくなっていくことになります。
ついに脳みそが壊れた!
協調性のない人間が、会社員として働き続けると脳みそが壊れます。
具体的には、職場の人間関係やキャパオーバーの仕事を引き受けて、最終的には精神が蝕まれます。
不眠、食欲の減退、被害妄想、勝手に涙が出るなど、日常生活に支障が出るまでになっていったんです。
しかし、私はここまでになっても会社員は辞めたくないという謎のプライドがありました。
「会社員じゃないとまともな人間じゃない」
「いい年して就職活動をしたくない」
「簡単に会社は辞めるもんじゃない」
当時は、こんなふうに思っていましたから、なんとかしがみつくように休職して自分を騙しながら会社に勤めていました。
しかし、とうとう会社員であることを諦めて会社を去ることにしたのです。
会社を辞めたら楽になれると思ったのに
会社員を辞めるという選択をしたものの、病気で働くこともできないのでひたすらゴロゴロしていました。
とはいえ、会社を辞めてからは楽になれるどころか、自分の中の「会社員は偉い説」が、自分がニートである現実を苦しめていました。
毎日自分は、することもなく時間だけが過ぎていく事実に虚しい感じは今でも鮮明に覚えています。
暇だから文章を書くという選択
私は、病気がある程度回復してきたらブログを自分で立ち上げて文章にすることにしました。
文章を書くことは時間潰しになったものの、大した収入が入るわけではないので、すぐに飽きてしまいました。
しかし、それでも気が向いた時だけ文章を書いているうちに、だんだんとネットを通じて執筆依頼が来るようになりました。
現在では、病気と向き合いつつwebライターとして暮らせるようにまでなりました。
相変わらず協調性は皆無ですが、会社員以外の方法でなんとか生きています。
今の自分は、選択の連続で存在している
今私が、文章を仕事にできているのは今までの選択の結果です。
上司に協調性がないと言われたことから始まり、退職、ニート期間、ブログ期間、どの選択が抜けていても今の自分はありません。
ただ、唯一後悔していることといえば、もっと早く謎のプライドを捨てて、会社を辞めていればよかったという点です。
正直いえば、病気になる前にさっさと辞めれば良かった程度ですが、病気も自分の一部だと思ってこれからも向き合っていくつもりです。
いずれにせよ、何かを選択する上で重要なのはタイミングと自分の気持ちに寄り添うことだと思います。
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