うつ病と6年間闘ってみた結果…
どうも、しま子です。
皆さんは、普段うつ病とどのように向き合っていますか?
しま子は6年前うつ病になり、そのうち2年くらいは闘う姿勢でうつ病と向き合ってきました。
しかし、うつ病は闘って勝利できるような甘ちょろい病気ではなかったのです。
今回は、私がうつ病と闘って得た教訓を話していこうと思います。
何がなんでもうつ病に勝ちたかった時代
私がはじめてうつ病と診断された時、なかなか受け入れられずに「自分がうつ病になんてなるわけがない!」と否定していました。
そのせいもあって、症状が重くなってしまい最終的にはドクターストップという形で休職を余儀なくされました。
そしてようやく「自分はうつ病なんだ」と自覚してから「何がなんでもうつ病に勝って治してやる!」と、うつ病に対して対抗心を抱くようになります。
もともと負けず嫌いの性格の私は、うつ病に対して勝ちたいという思いが強かったのかもしれません。
ありとあらゆる「うつ病に勝つ方法」を試す毎日
私は、うつ病に勝つと決めてからは、ありとあらゆることを試しました。
朝散歩
メンタルが強くなる本を読む
瞑想
サプリメント
規則正しい生活
太陽の光を浴びる
携帯を見ない
上記のようなことを徹底的にやりながら、とにかくうつ病を早く治したい!という思いから必死に取り組みました。
しかし、結果は惨敗。
治そうと思って頑張れば頑張るほど、症状は悪化していきました。
もちろん、うつ病を治す方法をして上記のような方法は有効ですが、私はすぐに効果が出るようなものだと思い込んでいたんです。
その結果、うつ病が治らないことに絶望してしまい、うつ病と闘う気力を失ってしまいます。
うつ病と闘うことを諦めた女の末路
それからしばらくして、私は戦意喪失してうつ病と闘うことを諦めました。
「これだけやっても治らないんだから、もう無理」
「一生治らないで、生活保護でももらって暮らしていこう」
「もう働かないで、親のスネをかじらせてもらいながら生きよう」
こんな感じで、半ば自暴自棄のような思想で生きているうちに、仮説が私の中で生まれました。
「もしかして、うつ病に勝とうとすること自体が治らない本当の原因なのでは?」
この仮説をもとに、そこからは好きなことをして生きることにしました。
好きなYouTubeを見て、好きなものを食べ、好きな時に寝て、好きな場所に行く、そうやってやりたい放題やっているうちにうつ病の症状は軽くなっていきました。
また、好き放題やっていたらお金がなくなったので稼がなければと思いライターの仕事にも出会えました。
うつ病と闘うことを諦めた途端、皮肉にもこの病気が軽くなったんです。
闘うのではなく、まずは耳を傾ける
うつ病は闘おうとすると、相手は戦闘力を増してさらに攻撃してきます。
なので、うつ病とは闘おうとするのではなく、まずは自分の「辛い」という感情に耳を傾けてあげる。
そうすることで、うつ病の戦闘力は弱まり暴れなくなるのではないかなと思います。
そして、少し元気が出てきたら働くことを考えるのではなく、まずは自分のやりたいことをやってみることが回復への近道なのではないでしょうか。
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