見出し画像

お役所仕事は反吐が出るねぇ

今、本学の大学生は奨学金の申請期間です。
大学独自のもので、締め切りが近づいています。
まだの人は急げ!ってここで言っても、多分うちの大学の人はほとんどいないと思うので、リンクとか貼りはしませんが。

僕が奨学金の申請に取り掛かったのは今年度からなんですが、これには大きな (そんなこともない) 事情があります。
父が今年末で定年退職を迎えるんです。
定年後はお給料がガクンと減りますから、そのぶん家計が厳しくなるというのが、真っ当な申請理由になるわけです。姉も今年はまだ大学院生 (=扶養家族) で、下宿しているのでそれなりにお金もかかっている。つまり今年がいちばんの適期だったということです。


奨学金の申請って、思った以上に面倒臭いです。一度やってみるとわかると思います。

市役所や勤務先からいろんな資料をもらってきたり、書いてもらったりという手続きが必要になります。それをたったの2、3週間で揃えろと言ってくるので、初めての時はそれこそストレス溜まりまくりでした。自分がどう頑張っても用意できないものもありますから、親にお願いして持ってきてもらうしかありません。「奨学金もらえたらそっちも嬉しいでしょ」と両親を必死で鼓舞して紙をかき集め、いざ提出しに行くと「ここが不十分ですね」と修正を求められ、なんてことはザラです。
外部の企業に提出する書類なので、どんなに小さなものであっても不備は許されないのでしょう。向こうも実はピリピリしてるのかもしれません。

普通は源泉徴収票 (給料が書いた紙) と課税証明書 (税金についての市の書類) くらいあれば十分なんですが、うちの家族では父が定年退職をするため、もう一つ厄介な書類を提出しないといけません。
それが、給与支給 (予定) 証明書というやつです。

簡単にいうと、父が定年退職をしてから月当たりの給料がどれくらい減るのか、の概算を書くもので、父の勤め先の事務の人に書いてもらうしかありません。

ここで1つ問題が生じます。
父の会社では原則、60歳の誕生日を迎えた月を定年退職月とするようなんですが、12月生まれなのでまだまだ先の話なんですよね。半年以上も向こうの話なので、会社に給料の概算をお願いしようとしても、「そんなのわかんないよ」とはねられて、今まで通りの給料を書いた紙が届けられてくる。

つまり、っていような書類になってしまっているわけです。
奨学係の人にも、「給与が減っていることを確認できないなら、せっかく出してもらってもそれを使うことはできなくて、結局、源泉徴収票の額面だけで判断することになってしまいますが、大丈夫ですか?」と聞かれました。
大丈夫ですよ、仕方ないですもんね、と、答えるしかありません。

しかもその書類が届くまで、1週間くらい待たないといけない。
こっちはただ「早くしてくれよ〜」と指を咥えて待ち続けるしかない。


先週のはじめに父が提出したその書類が、まだ届いてません。
もういい加減、ヤになってきました。

会社の方は「知らねえよ半年後のことなんて」と思いながら金額を書く。
私たち家族は「早く出してくれよ会社」と思いながら待ち続ける。
大学の奨学係は「せっかく持ってきてもらったのにこの情報意味ないよ」と思いながら処理する。
奨学金の運営団体は「この書類、意味ないじゃん」と思いながら受け取る。
誰も悪くないのに、誰も腑に落ちないじゃないですか、こんなの。

いっそ紙があればいいだけなら、こちらで勝手に書いて出そうかとも思ってしまいます。たしか会社からのハンコが要るのでそれは叶いませんが、とにかくこんな不毛なお役所仕事はやめにして、はよ選考してくれと願うばかりです。


と、ここまで書いたところでいきなりPCがフリーズして再起動しました。
もうこの話は辞めにしろと言われてるのかもしれません。
こわい。

奨学金を手に入れたら念願の一人暮らしがスタートします。
わくわく。
早くこいこい奨学金。

サポ、サポ、サポート。 ササササポート。 サポートお願いします。