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足痛い!腰痛いは、どこ?

お花大好き、お花さん。
植木鉢のお花は、お庭に300以上ありました。
2階のベランダにも、屋上のテラスにもたくさんの鉢植えがありました。
毎日、水やりに階段を昇り降り。。。

花の植え替え時期には、土をもって、苗もって、せっせと作業していました。
お花さんのセリフは「あ~えらい(疲れた)」です。
足が痛い、腰が痛いと、マッサージチェアやトントンマッサージャーなどしたり、湿布を貼ったり、マッサージのおばちゃんを呼んで揉んでもらったり。体の痛さや辛さを訴えては自分でいろいろと対処していました。

認知症が進んでも、毎日の水やりは続けていました。
うーん、最近は腰痛いだの、疲れたとか言わなくなりました。マッサージもしません。
体の痛みや疲労って感じなくなるのでしょうか?忘れちゃう?

認知症の人の体力ってすごいですね。
疲れ、痛み知らずです。

認知症が進行してきて、痛みの訴えができないため、病気の進行も気づかなくて、なんかおかしいと周りが気づいて検査をしたときは、治療のできる状態ではないとの話はよく聞きます。
また、治療ができる状態だとしても、入院や手術をすると、病院にいる時間で、さらに認知症を進行させてしまうことになるから、治療をしないことを選択するということもよくあることです。

認知症のため、治療方針についての決定は、本人の意思を確認することも難しく、多くは家族で話し合って決めていくことになります。

お花さんの疲れ知らず、痛みの訴えがなくなったことも、大丈夫かしら?
何か大きな病気があるのかもしれない。お花さんがそうなっていないことを祈ります。
小さな変化を気を付けて見守るしかないです。

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