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月例記事まとめ@東大百合愛好会

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東京大学百合愛好会が2022年7月より、毎月末に投稿している記事をまとめました。
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記事一覧

《YURIは世界共通語》6AM合同会社の藤代あゆみさんに「百合文化の海外事情」を聞いて…

サムネ提供: 6AM合同会社 取材・構成: 銀糸鳥(@DeeperthanLies) 日本の百合文化は、世…

【2023年度版】東京大学百合愛好会 百合の履歴書まとめ Part1

百合のオタクと一口に言っても、辿ってきた作品や嗜好は十人十色である。今回、「百合の履歴書…

「学生の頃、百合は誰にも見せずに描いていた」犬井あゆ先生が語る”創作活動の原点”…

取材・構成: 銀糸鳥(@DeeperthanLies) 漫画家・犬井あゆ。大人の女性同士の関係性を描く…

なぜ私は百合作品を読むのか

文責: ヒャッホイ太郎 本稿は2018年11月23日刊行の『Liliest vol.1』に収録された記事の再録版と…

「くもりガラスの銀曜日」を読む―他者と美的経験―

文:shin ※この記事は『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、シャニマス)より「く…

健全な百合初等教育のため『子供のための世界文学の森 吸血鬼カーミラ』を小学生に読…

文責: うどん脳 本稿は2022年11月18日刊行の『Liliest vol.6』に収録された記事の再録版とな…

非百合作品に見る百合はいいよねというはなし

文責: wisteria 本稿は2018年11月23日刊行の『Liliest vol.1』に収録された記事の再録版となります。あらかじめご承知おきください。  本や漫画を読んでいて、全く期待していなかったのに思いがけず「百合か⁉」と思うシーンに出くわして嬉しくなってしまうようなこと、ありませんか? 前評判を確かめずに本を買うことがわりと多いからでしょうか、私は結構よくあります。  そういったいわゆる”百合漫画”や”百合小説”以外の作品で出会う百合には、独特の魅力があると思い

夜な夜なリレー小説を錬成する百合オタクたち【じゃれ本】

※この記事はフィクションです。実在の人物や団体、架空のキャラクターとは関係ありません。 …

「ラブライブ!サンシャイン!!」とAqoursから考える地域活性化(という名の沼津訪問記…

文:しーしー(@CCutCC) ごきげんよう。しーしーです。 皆さん、地元愛持ってますか? と…

【最新版】百合CP人気度ランキング!【pixiv小説】

 文: 銀糸鳥  2022年度、あなたの推しCPは誰と誰でしたか?  ちさたき、ぼ喜多、スレミ…

若者は『きたかわ』を読むー『きたない君がいちばんかわいい』が青少年に読まれている…

文:近江楊( @phanomenologist ) ※作品の内容に踏み込むので、ネタバレ注意。ウェブサイト…

聖地巡礼その1——江ノ島編

 新会員を迎えた4月、新歓イベントを兼ね江ノ島で聖地巡礼企画を行いました。  江ノ島と言え…

櫻坂46「無言の宇宙」を読むー「好きの暴力性」についての考察ー

文:shin 注意事項 ※漫画『やがて君になる』、小説『安達としまむら』のネタバレを含みます…

「感情を続けていく」『零合』編集長に聞く!百合小説の”現在地”と”目的地”【インタビュー企画 #2】

稀に見る「百合総合文芸誌」の宣戦布告。思えば「序文」の段階から、『零合』は激しく熱を帯びていた。その登場の鮮烈さは、多くの百合愛好者たちの心を射止めたに違いない。 2023年2月14日。百合総合文芸誌『零合』は「零合舎」による商業流通誌として産声を上げた。出版不況が叫ばれる中、新興の出版社が送り出す文芸誌のテーマは「百合」。その挑戦は、いささか無謀に見えたかもしれない。 だが『零合』は下馬評を裏切る。発売から間もなくして Amazon からは在庫が消え、SNS には『零合