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カメラと自分 その3

初心者目線で、写真への「思い」や「魅力」を自分なりに書いています。

「その1」「その2」で、これまでのカメラと自分の向き合い方について書きました。

今回の章では、いまになってカメラ、写真への魅力が増した理由について書いてみます。
いわゆる10年前にミラーレス一眼を購入したのですが、押し入れの肥やしになっていて、最近ようやく補助的な使い方として押し入れから出てきました。(押し入れはないですが(^_^;)

「補助的」とは、メインの機器や目的があって、その補佐的役割です。
ここ数年は動画を撮るという目的が増え、Goproに始まり、ドローン、360°撮影など、エスカレートしながら……機器を購入しました。これまで大して撮影方法や映像品質の基準が自分の中になかったのですが、色々な機器や撮影方法を試す機会が増え、必要な情報収集を行いながら、それぞれ比べるようになったんですね。そうすると同じ写真でもそれぞれ特徴を感じられるようになった。満足のいく物と行かない物、そして上級者の撮影のこだわりなどを知り始め、「やはりカメラは良い!」という物さしが自分の中で少しずつ構築されてきました。これは10年前の機器であっても、一眼で撮った品質が良かったおかげです。ただし奥が深い。

これまでは「一眼レフ」=「特別な技術のある人が撮影する機器」という向こう側感があったのですが、YouTubeやブログなどで「初心者向きの情報」があふれ、簡単にアマチュアカメラマンの入り口に立てるのです。
今まではこういうきっかけに巡り会えなかった。そして「呪縛」みたいなものから解放されて、自分なりに楽しめば良いという、余裕が産まれました。

これまで書いたように、カメラや写真に対する自分の「目線」が変わったので、今度は人の写真を見るのも面白くなるんですね。自分に技術が無くても色々な要素を知る事が出来ると、写真の奥深さが初心者なりに見えてきます。

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ここではプロからアマチュアまで作品を見て楽しんでいます!


そしてもう一つ、「編集」という技術でも楽しめる、これは昔のフィルムカメラでは初心者が味わえなかった楽しみですね。編集ソフトの存在、そして編集の要素が多いこと。つまずきそうになるほど難解ですが、これは自分なりに楽しむと割り切ると、そして一枚の写真で絵を描くような表現の多様さが無料のソフトで味わえるのです。

スクリーンショット 2022-01-12 21.00.19

Mac標準の「写真」でも結構遊べる


つまり
・カメラを操る楽しさ(情報のおかげ)
・人の写真を見る楽しさ(知識のおかげ)
・編集する楽しさ(無料ソフトのおかげ)

いまはこれらの要素が自分にとって魅力的であり、撮影に対する愛情を再発見した理由です。そして何より「フランス」というものを伝えたい、という思いが後押しして撮影意欲にも繋がります。
「どうせ撮るなら表現力ある物で伝えたい!」

たらたら書きましたが、何が言いたいかというと、10年掛けてずいぶん遠回りしたけど、押し入れの肥やしが日の目を見るときが来たと言うことです(^_^;
この押し入れの肥やしSONY NEX-5ですが、知れば知るほどカメラの奥深さと現在の技術の進化を教えてくれます。
次回「その4」では自分が感じたカメラという「機器」の魅力を書こうと思います!

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