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Dream Diary XX

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むかし付けていた夢日記を元に、テキトーにでっち上げ加工をしたもの。
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マラソンコースの下見の夢《Dream Diary 01》

xxxx年4月24日(x)  私は自宅のある町から山を二つ三つ越えた隣りの町に来ていた。今から家路に就くところだ。帰り道は近々参加するマラソンのコースと同じなので、下見にちょうど良いと思いながら、両側に家の続く海岸沿いの道を歩いて行く。海上遠くで小さな島や岩礁が、ハクセキレイのような鳴き声を上げて泳ぎ回っている。誰かが私と一緒に歩いているが、それが誰なのかは分からない。男性なのか女性なのかも、顔がぼやけていてはっきりしない。前方左手に熟成醤油ラーメンの看板が見えてきた。あれ

同級生S君の夢《Dream Diary 32》

xxxx年/05/27(x)  大型の宇宙船の船内で、大勢の女性達が沢山のお菓子と一緒に無重力遊泳をしていた。プカプカ浮かぶスイーツの中を、フワフワと上下左右に進んだり、斜め方向にクルクル飛び回ったりして、彼女達は皆何かが始まるのを待っていた。私も無重力遊泳をしながら、小学校時代の同級生のS君を探していた。色とりどりのスイーツをかき分けて、私は数人の女性にS君を見掛けなかったか尋ねてみた。彼女らは皆エクスタシーに達した表情をしていたが、S君の名前を聞くと急に顔をしかめたり、

ストラングルホールド《Dream Diary 番外02》

xxxx年xx月xx日(x)  ぬらぬらぬらぬらと      黒光りする夜がまたやって来る    節操のない総天然色を肉の奥に密閉して     夜の重力はすべての脈菅に流れ込み   全身の毛穴に銀色のさぶいぼーを沸き立たせる  ノノノ、ノ、ノイズの岩塊だらけの重低音で     薄ら笑うあいつがまたやって来る    眠れぬ夜の海底の寝床の       絡み付く紅藻類に俺を羽がい絞めさせ   真っ黒いトグロを巻いて俺をじっと睨め付けるるるるるる                

或る女性の夢《Dream Diary 31》

xxxx年05月26日(x)  或る女性が床に腰を下ろし、背中を壁にもたれ掛けていた。元気の無さそうな表情の彼女は、私に向かってか細い声で何かを告げたのだが、どんな言葉だったのか思い出せない。私はしゃがんで彼女を横から軽くハグすると、あなたが好きだという意味のことを彼女に告げた。そういう意味のことを言ったのであって、はっきり「好きだ」と告げたわけではないが、私はいずれこの女性と一緒になるのだと思った。しかしその後すぐに、この女性には身体のどこかに欠陥があるという事を思い出し

M師の夢《Dream Diary 30》

xxxx年05月25日(x)  Mさんは私が昔お世話になった仕事上の師である。それは街の三叉路の道祖神にハッタイ粉をまぶして歩く仕事だった。久し振りにそのMさんに呼ばれて出掛けたのだが、お宅に着いたのは朝の六時頃だった。いささか早過ぎたようだ。玄関先でMさんから、あらためて一時間後の七時に来てくれと言われた。さて何処で時間を潰そうか。久し振りにハッタイ粉でも浴びに行こうか。道路に出ようとした時、現在の仕事の師であるSさんからも、七時に来るように言われていたことを思い出した。

同級生Yの夢《Dream Diary 29》

xxxx年05月24日(x)    薄暗い貯蔵庫の中で、高校時代の同級生Yが葡萄を使ったアイスクリームを作り、とても美味しそうに食べていた。葡萄は床に接した背の低い戸棚の中にたくさん貯蔵されている。それを見て、私もアイスクリームを作って食べたいと思った。しかし私は日頃からYのことを快く思っていなかった。だから彼に作り方を教えてもらうことを躊躇していた。なぜ彼が嫌いなのか? ケンカが弱いくせにイキがるからだ。イキがってる奴? 不良? ツッパリ? ヤンキー? それぞれ意味が少し

🎸ギタリストの夢《Dream Diary 28》

xxxx年05月23日(x)  夢の中で或るバンドのギタリストがエレキギターを弾いていた。そのギタリストは超絶的にギターが上手く、かつ良い音楽を演奏していた。横にいる誰かが私に、このギタリストと、後はAというギタリストと、もう一人Bというギタリストの三人が、ギターの上手い優れたギタリストだと言っている。そうですか。だけどなぜ実名を言わないんだ? 誰に忖度してるんだ? 三大ギタリストならジェフ・ベック/ジミー・ペイジ/エリック・クラプトンに決まってるだろう?  それがそのう‥

組合の集会の夢《Dream Diary 27》

xxxx年05月20日(x)  オパロッカ空港の外れにある建物の集会室に、何かの組合の支部の人々が集まり、その中に私もいた。遠くからプロペラ機の発着音が聴こえて来る。集会室の席に着いた他の支部員達の前で、支部長が私に向かって言った。「来期はあなたが支部長をやって下さいよ」。それを聞いて、私は内心困った事になったと思った。「いや、私にはそれは出来ません。オパロッカ空港はウズラの卵のタマシヒのふるさとですから」。そう言って辞退すると、支部長は「まあそう仰らずに、ウズラの卵のタマ

黒ネコと地震の夢《Dream Diary 26》

xxxx年05月20日(x)  私は生家の二階の部屋で寝ていた。夜の暗がりの中、ふと目覚めると、背中に微かな床の揺れを感じた。揺れはだんだん大きくなってくる。地震だ! 私はムクと起き上がり、タンスや本棚がガタガタ揺れ始める中、階段を降りて一階へ向かった。降りながら、私はかなり早くから、眠っている時から、夢の中で地震を感じていたぞと思った。一階に降り、私は地震の震源地を探した。実は震源地には心当たりがあった。黒猫の死神だ。死神というのは、貰われて来た時に、全身真っ黒い子猫の姿

人肉と焼肉の夢《Dream Diary 25》

xxxx年05月19日(x)  父が食卓に座っている。傍らに母もいるようだが姿がはっきりしない。私は父と向き合って座っていた。食卓には人肉の料理が並べられている。父も母も私も、人肉を食べるべきではないと思っているが、世界的な食糧危機や人間の倫理観念の変化などの社会情勢から、食べてもいいかなとも思っている。しかしやはり気が進まないので、料理には手が付けられておらず、父は何とも言えぬ困惑した表情をして座っている。かつて、「僕はいざとなったら泥棒でも何でもやって生きて行けばいいと

スーパーと食堂の夢《Dream Diary 24》

xxxx年05月18日(x)  スーパーの食品売り場の棚にいろいろな食品が並んでいる。レジは顔見知りの女性のNさんだ。私は初めに球体のカップラーメンを買った。次に正四面体の生ソバが入ったゴッツ盛りラーメンを買い、その次は正六面体のフィリピン産熟れっ子バナナを買った。続けて正八面体のプチ納豆4個パックを買うと、更に続けて正十二面体の特選バラエティおつまみメガパックを買った。しかし一回一回レジに並び直すのは面倒くさいな。すると正二十面体になったNさんが、「メン類の原点に戻るのよ

逃亡者と真犯人の夢《Dream Diary 23》

xxxx年05月17日(x)  殺人事件が起こり、私は殺人犯の濡れ衣を着せられた。私はとても悔しく、また強い憤りと恐怖を感じていた。だが警察に捕まるわけにはいかない。私は逃亡者になった。トミー・リー・ジョーンズが私を追って来る。映画『逃亡者』でトミー・リー・ジョーンズが演じるサミュエル・ジェラード連邦保安官も追って来る。サミュエ‥‥る‥‥える‥‥じゃくそん? にも追われているような気がする。それで真犯人は誰なんだ? 私のプロファイリングによれば、真犯人が演歌やムード歌謡、そ

鐘のある建物の夢《Dream Diery 22》

xxxx年05月16日(x)  私と大学の同窓生だったU氏と、もう一人誰か不明の人物の三人が、一緒に何処かへ帰る途中だった。両側に人家が並ぶ幅の狭い街道を歩いていると、ポツポツと雨が降り始めた。三人は雨を避けて近くの建物に入った。そこはお寺の庫裏のようながらんどうの建物で、屋内に鐘撞き堂があり、四本の柱の中央に大きな鐘がぶら下がっていた。他にはブランコがあり、木製の座板が三つ鎖でぶら下がっていた。端っこの一つは壊れていて乗れないようだ。中央のブランコがまるで誰かが漕いでいる

二人の母の夢《Dream Diary 21》

xxxx年05月14日(x)  母は五十代ぐらいだろうか。白っぽい視野の向こう側に、まだしっかりしていた頃の母が立っていた。こちら側にいる私と姉に微笑み掛けている。母は二人いた。一人は存在がはっきりしていて、もう一人は影が薄く、非存在という言葉が似合っていた。母は私と姉に向かって何か三文字の言葉を言ったのだが、何という言葉だったのか思い出せない。その言葉を二人の母のどちらが言ったのだろう。二人が同時に言ったのだろうか。夢の世界に厳密な同時ということはあるのか? 現実世界です