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【タイ旅行】ピンクガネーシャ裏話とRos'Niyomで味わう本気のタイ料理感想

みなさんこんにちは、堀詩です。

私の最近のイチオシはMrs. GREEN APPLEの「Cheers」。大森さんの弾ける星のような歌声で「かーんぱい!!」と言われたら、どんな悩みも一瞬にして飛んで行ってしまいます。無限ループを始めて既に3日が過ぎましたが、まだまだしばらく聴き続けたい一曲です。


さて、今回は先日自分のホームページの方で公開した「願いが叶うピンクのガネーシャへの行き方・帰り方&見どころや注意事項まで大紹介!」の記事の裏話をしていきたいと思います。本編は下のURLから読んでいただければ嬉しいです😸

それではタイ・チェチューンサオ県での大冒険をお楽しみください!



バンコクに帰れない!?

ワット・サマン・ラッタナラームを存分に観光した私たちは、14時頃にそろそろ帰るかとソンテオに乗り込みました。

ここからバンコクに戻るには、ソンテオとバスを乗り継いでまた約2時間の旅をしなければなりません。ソンテオを降りてバスターミナルに着いたのが午後15時。次のバスは15時半らしく「ちょうどタイミング良く乗れるね!バンコクに着いたら夜ご飯食べよう」と呑気に構えていたのも束の間、窓口で「次のバスは満員なのでその次のチケットにしますね」と言われてしまいました。

満員なんて、結構使う人が多いんだな~とチケットを受け取ると、そこには17時半発の文字が。

……待つことは全然良いのです。ただ、文字も読めない、言葉も通じない、土地勘もない。このバンコクから遠く離れたチャチューンサオ県で2時間半を潰すのは、油断しきっていた私たちに突然課された大試練でした。

チャチューンサオ県の情報ゼロで乗り込んだ私たちは、途方に暮れてしまいました。ここからどこかに行くには時間が足りないし、かといって何をして時間を過ごしたらよいかもわからない。

結局私たちはマッサージ屋さんを探し、旅の疲れを癒してもらうことにしました。こーれがまた大変だったんですね…グーグルマップで調べるといくつかマッサージ屋が出てきましたが、どれもちょっぴり怪しげ。セクシーなお姉さんの写真がお店を飾るピンクな雰囲気のお店ばかりで、やっと見つけたお店もからもすっきり顔のおじさんが出てくるばかり。しばらく探してみると普通そうなマッサージ店がバスターミナルから数キロ離れた場所にあることがわかりました。

ダンディー・アロハとの出会い

トゥクトゥクで行くしかないね、と運転手さんを探すも、地図を見せるとわからないとばかりに首を横に振られます。しかし!ここで現れたんです、救世主。スマホ片手に道端に立ち尽くす私たち家族に近寄る、白髪にサングラスがいかついアロハシャツダンディーおじさん。

彼は「俺がつれていってやるぜ」と言わんばかりに(多分本当にタイ語でそう言ってたんじゃないかなぁ)自分のトゥクトゥクに案内してくれました。

ダンディー運転手との出会い

「俺ァそのマッサージ屋がどこにあるかわかんねェ。だからな、姉ちゃん、俺が適当に走ってやっからオマエさんが後ろから合図してくれ」(多分)

とダンディー・アロハが言います。

物凄いスピードで車やバイクの間を走り抜けるダンディー・アロハに、後ろの席から「レフト!」「ライト!」と叫びながら必死に合図を送りました。

10分程乗車し無事目的地に着くと、彼はミラー越しに二カっと笑い、片手をあげて颯爽と混み合う道路に消えていきました。

くぅ!かっこいい!

見た目がかなりイケてる感じだったので内心大丈夫かしらとドキドキしていたのですが、とっても親切なかっこいい運転手さんでした😁✨いい思い出になったなぁ、あの時はどうもありがとうございました。

歴代最高のマッサージ店

そこで辿りついたマッサージ屋がまた良かったんですね。
以下グーグルマップのURLを貼っておきます。読み方がわからず申し訳ないです。

この日は時間があったので全身マッサージをしてもらうことにしました。2階の部屋に通され、仄暗く静かな場所でじんわりと体を伸ばすマッサージは、B級感満載な寺院のド派手さに圧倒されて委縮しきった身体によく効きました。

タイのマッサージ店はどこに行っても気持ちが良いのですが、では何が歴代最高かというとマッサージ後のお茶とお菓子です。

ハス茶と優しい甘さのクッキー

ハス茶は日本人の中でも好きな方と苦手な方が分かれる味だと思います。ここのお店のハス茶はバンコクのマッサージ店で出てくるものと味が少し異なり、えぐみやくさみをあまり感じず、爽やかに鼻に抜ける軽い味わいでした。ほんのりと甘みもあり飲みやすいハス茶です。そしてもちろんクッキーもほろほろで美味しかったです。お店の方も丁寧に対応して下さり優しい気持ちになることができました☺️

タイ料理の洗礼を受けた話~Ros'Niyom~

マッサージを受け、ようやくバンコクに着いたのは午後19時過ぎ。この日は落ち着いて昼食を取ることもできなかったため、とてもお腹が空いていました。

タイに来てもコンビニのパンやKFCなどのチェーン店で済ませてしまうことが多い私たち。せっかくなら、ちょっと良いタイ料理を食べてみよう!と言う話になり見つけたお店がこちら→「Ros'Niyom」

Ros'Niyom

お店はBTSプロムポン駅から直結・エムクオーティエというショッピングセンターのB1Fにあります。少々お高めですが、現地の方にも人気のタイ料理店だそうです。以下頼んだ料理と感想を記録していきます🧜🏻‍♀️

ドリンク:恐怖のパンダンジュース

左からパンダン、コーン、チャーンビール

最初に到着したのはドリンク類。

ところで皆さん「パンダン」とは何かご存じですか?
パンダンは南洋のバニラとも呼ばれる植物で、香料や着色料として東南アジアのスイーツなどによく使われます。

そして、コイツが私を苦しめることになるのです。

結論!パンダンは悪夢!

この独特な甘みが好きだと言う方には本当に申し訳ないと思っていますが、私にはどうしても、どうしても受け入れることのできない悪夢のような味でした。口に含んだ瞬間に広がる青臭い甘味、とろみのある舌触りに冷や汗がタラリ………

母が注文した白いジュースは確かコーンと書いてあった気がします。
「炭酸でスカッといきたかったんだよね…」と一口すすった母の哀愁の溜息がなんとも気の毒で…これでもかというくらいコーンを凝縮した濃密な甘味が一瞬にして襲い掛かり、私も母も、二口目に進む勇気はもうありませんでした。

サイド①:安定の美味しさ、パパイヤソムタム

ドリンクで強烈なパンチを食らった私たちは早くも満身創痍です。美味しそうなソムタムが運ばれてきても、家族で互いに顔を見合わせ「誰が最初に行く…?」という静か緊張感が走ります。

パパイヤソムタム

おそるおそる口をつけると…美味しい!

新鮮なパパイヤのコリコリとした食感にナッツのアクセント、干しエビの旨味にトマトの酸味が混ざり合って、これぞ!本場のソムタム!と感動しました。美味しかったです。

サイド②:タイ旅行でダントツ美味しかったフライドチキン

ここのチキンは絶品でした。シンプルイズベストとはまさにこのこと、もう言葉は要りません。本気で美味しかった、写真を見ているだけでよだれが垂れてきます。

フライドチキン

メイン:チャーハン、ガパオライス、麺料理

ッスーーーーーーーーーーーーーー……

ついに、来ました。メインの紹介、です。

フゥ……

手前:ガパオ、左奥:チャーハン、右奥:麺

まずはガパオから。お店の人には大変申し訳ありませんが、完食ならず、です。どうしてでしょう、日本で食べるガパオライスと大きな違いはないように感じましたが、思ったよりスプーンは進まず。考えられる原因は、ガパオの葉っぱもお米の香りも日本のものより10割増しだったことかな。右フック!左フック!決め技!アッパーカット!!!のリズムで畳みかける香り攻撃を「美味しい」と感じることができる舌を持っていたら良かったなぁ、と思いました。

ついてきたスープは優しいお味で美味しかったです。パクチーの香りが「ほんのり」だと感じられるくらいガパオが強烈でした。

続いてチャーハン。こいつがまた問題児だったんですね。多分この料理は、ナンプラーで育てたお米をナンプラーで炊き、生魚とともにナンプラーで炒めたのでしょう。確実に、好きな人にはたまらない最高のチャーハンだと思います。好きな人には。一生分のナンプラーを味わってきました。

最後に麺料理。この料理はご想像通りのお味です、優しい出汁に米粉麺、練り物とパクチーが入ったオーソドックスなタイの麺料理でした。タイ料理初心者でも食べやすいメニューです!

タイ料理ってすごい

以上私たちが食べたタイ料理をご紹介いたしました。

私は、自称タイ料理好きをここに撤回させていただきます。本当に、ごめんなさい。

絶対に美味しいはずなんです。事実グーグルの評価も高く、お客さんもたくさんいました。絶対に、ご馳走なんです。

だからこそ心から謝りたいです。悔しい、でも、無理でした。私の舌はまだまだ修行が足りませんでした。また一回り成長して戻ってきます。

タイに行く予定のある方、自分はタイ料理が好きだと公言している方、是非Ros'Niyomに足を運んでみてください。そして感想を教えてください。

多くは語りません。いってらっしゃいませ、この一言で終わります。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました。ピンクのガネーシャ本編からはかなり離れた裏話になりましたが、楽しんでいただけたのであれば幸いです。

マッサージにしても、タイ料理にしても、タイはまだまだ奥が深いです。だから何度も訪れたくなるんですね。

それではまた、次の記事でお会いしましょう~!


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