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【韓国語学留学】〈弘大・新村エリア〉飯ウマ大国韓国での一か月①延世大学語学堂編:大学紹介,アクセス,授業内容etc

こんにちは、詩です!

そろそろ長袖の準備をしなきゃですね~
朝起きて窓を開けると、冷たくて優しい風がさーっと部屋に吹き込んできて、「秋だなぁ」なんて思うわけです。金色の太陽と高い空、高貴で上品な秋。大好きな季節の足音が聞こえてきました。

さて、私事ですが9月に韓国留学に行って参りました!

9月の韓国は基本的に日本より気温が低く、過ごしやすい日が多い印象でした。ただ湿気がなくカラッとしているを通り越して、シンプル日差し強えぇぇぇ!!!!と何度思ったことか… 日焼け止めはまだまだ必要でした(汗)

初めての留学×無計画主義という周囲から見るとかなり無鉄砲な挑戦でしたが、幸いにも日々安全に楽しく生活することができました。留学を応援してくれた全ての方々、留学生活を彩ってくれた友人たち、本当にありがとう!

今回この記事を開いていただいた方は、韓国そして韓国留学に興味・関心がある方が多いかと思います。記事は何本かにわけて、留学の感想や日々の生活、また治安・交通・支払い云々役立ちそうな情報を発信していきます。

※公式の情報というより、私自身の独断と偏見に基づくより実践的な情報共有になりますのでご容赦ください。

これから韓国に行く方、そしていつか韓国に留学してみたい方にとって有益な情報になりますように!



延世大学語学堂概要

はじめに留学先の延世大学の情報を少々。
延世大学は韓国国内でも伝統ある名門校です。自然に囲まれた広大なキャンパスは威厳たっぷりにソウルの街に腰を据え、学生たちのにぎやかな声に溢れた素敵な大学でした。大きな図書館や食堂、ジムなど設備も充実しておりさすが名門私立…という感じ。

延世大学

しかしです。上の写真は確かに延世大学ですが、我々語学留学生が通う延世大学語学堂はまた別の場所にあるのです。

ジャンッ!!!!

語学堂
語学堂正面玄関

延世大学からは離れた場所にある語学堂。こちらも森に囲まれた素敵な場所でした!建物内に食堂やカフェ、コンビニまで併設されており利便性も抜群です。

ただ…到着までの坂がきつい!!!
後ほど詳しく説明しますが、語学堂に行くまでの道は坂の連続でかなり息があがります。通うのが少々大変でした(汗)

アクセス〈地下鉄〉


最寄りは地下鉄2号線新村(シンチョン)駅
2番出口から신촌연세로(シンチョンヨンセ路)をひたすらにまーーーーっ直ぐ歩くと到着!徒歩10分程度です。シンチョンヨンセ路にはマックやタコベルを始めとするファストフード店や韓国かき氷・ピンスの有名店설빙(ソルビン)、その他たくさんのカフェや食堂があり、ザ・学生の街といった印象でした。

ですが皆さま、先ほど申し上げた通り延世大学と延世大学語学堂はあくまで別物です…

延世大学語学堂は超遠い!!!!!!

新村駅から歩いて大体30分かかります。(ホントに)
まず、新村駅から延世大学まで歩きます。正門に到着したらに道なりに進み、しばらく行くと見えるパリスバケットというパン屋さんをに折れ、さらに真っすぐ歩くと到着です。

ただそれだけなのですが、この道はずっと坂道です…パン屋さんを曲がると坂がさらに本気を出してきて、上りきる頃にはじんわりと汗が…

新村駅から語学堂までの道のり

また延世大学正面玄関を直進→敷地内の森を突破→語学堂、という行き方もありますが森の中は坂がかなり急です。時間に余裕がある日や散歩の一環として行く分にはおすすめのルートですが、普段の通学は延世大学の外から歩いていく方が楽で早いです。パンも買えるし!

パリスバケットの激ウマパン

アクセス〈バス〉

バスの最寄りは이대후문(イデフムン)
ここからは徒歩7分で語学堂に行くことができます。バスを降りると先程上で紹介したパリスバケットが見えるので、あとは坂を上るのみ。

ですが、私が滞在していた場所から이대후문(イデフムン)まではバス一本で行くことができなかったので、연세대앞(ヨンセ大前)からバスを乗り換えていました。

이대후문(イデフムン)に停まるバスは毎朝満員。乗った時に交通カードを機械にかざすこともできないくらい人でいっぱいでした。混雑するバスに乗ることがあまり好きではなかったので、연세대앞(ヨンセ大前)から語学堂まで歩いて通う日がほとんどでした。

これから延世大学語学堂への留学を考えている方はバスで通うことを念頭に、이대후문(イデフムン)に停まるバスに乗ることができる滞在先を検索してみてください!

施設紹介①学食(延世大学)

 延世大学には食堂が3つあり、それぞれの場所で韓国料理・日本料理・多国籍料理を食べることができます。1階が韓国料理、2階が日本料理・多国籍料理という配置でした。食堂付近にはカフェやコンビニも併設されており、食後におやつやコーヒーを買って友だちとお話を楽しむ学生も多く見られました。

〈値段〉
安い!!の一言。₩5000~8500(約500円~850円)でお腹いっぱいの定食や丼を食べることができます。韓国では한식집(ハンシクチプ)と呼ばれる韓国料理食堂が町中に多数あり、平均的に₩8000で定食を食べることができます。しかし延世大学の学食ではさらに安く₩5000から食事を提供しているので、金欠大学生にはとてもありがたいと感じました!

〈メニュー〉
麺類・定食・丼・単品という大きなジャンルに分かれており、毎日同じメニューに加え日替わりメニューもありました。ピークが過ぎると完売してしまうものもありますのでお気を付けください!

また、写真に載っているようにキムチやたくあん等の箸休め(?)とスープはセルフサービスです。2階の日本食食堂ではサラダもセルフサービスで設置されているので、生野菜を摂取しにくい韓国料理続きの身体に是非どうぞ!りんごのドレッシングが、歯医者さんで塗ってもらうの虫歯予防のフッ素のような、絶妙な味でした…

左上:キムチチャーハン 右下:キムチチゲ
奥:ビビンバ 手前:単品プルコギ+チキン 
キムチ唐揚げ丼とサラダ

味ですが、私的にはどのメニューも美味しく外れはなかったと思っていましたが、友人に聞くとそうでもないという感想もチラホラ。言ってしまえば単品のプルコギは冷たかったし、セルフサービスの謎スープ(何かの出汁っぽい味…しいたけ…?)も生ぬるいのが基本でしたが、それすら一興ということで私は楽しみつつ味わいました!

施設紹介②学食(語学堂)

 先ほど紹介したのは延世大学内の食堂でした。しかし語学堂の中にある食堂も負けてはいません!わざわざ大学に戻って食べるのが面倒な時や午後からも語学堂で授業がある日にはとっても便利。近くにカフェとコンビニもあるので空き時間をつぶすにはもってこいの場所です。

〈値段〉
こちらは大学内の学食より少し値段が高く、₩85000~10000(約850円~1000円)ほどで食事が提供されています。食堂ののれんにあの有名なペク先生の似顔絵が描かれていたので、学食というより普通の食堂という扱いなのかもしれません!

プルコギ定食
スンドゥブチゲ定食

上のスンドゥブチゲ定食、ご飯がついてないと思い込んで、ライス単品を注文したら2つになってしまったという裏話があります(笑)

ご飯ついてくるなんて知らなかった!と友人と笑っていると、食堂のお兄さんが返金対応しましょうかと話しかけてくれ、さらに韓国のりのサービスまでしてくれました!優しいお兄さんだったな 

〈メニュー〉
語学堂の食堂に関してはメニューの選択肢が少なく、大きく分けてプルコギ定食かスンドゥブチゲ定食かという2択でした。実は同じエリアに食堂が2つあって(フードコートのような形)、もう片方には鍋料理系(コムタンなど)があありましたが私は今回の留学で利用しなかったのでレポートができない状況です>< 鍋料理系の食堂は気持ちお高めだった記憶。

大学内の食堂も語学堂内の食堂も、どちらもコスパ良く美味しいものをお腹いっぱい食べることができ幸せでした!ご飯が美味しいだけで生活のモチベが上がりますよね~

施設紹介③図書館

 続いて図書館の紹介です。図書館はとにかくデカい・広い・高い。
なんと8階まであります。私が日本で通っている大学の図書館は、地下含めて4階建てなのでその倍あることに驚きました。

しかもさらに驚くことは1階の学習室は24時間営業なこと。
各フロアにパソコンや学習室、読書室が設置されており、常に勉強熱心な学生が集まるため使用には予約が必須です

私は予約が必要なことを知らず勝手に机に座って課題をやっていた時に、突然韓国語で話しかけられめちゃくちゃテンパりました(汗) 言われたことは理解できたものの咄嗟に韓国語が出てこず「ア、クレヨ…?ネ…ネ…」Botになってしまったことが悔しい思い出の一つだったり。

図書館内でおすすめしたい場所は8階のカフェです!
眺めも良く、₩3000でかなりビッグなドリンクを飲むことができます。
写真は普通のカフェオレですが、このカフェオレの美味しいこと美味しいこと…韓国のコーヒーってどんな豆使ってるんですか!?町中のカフェも、図書館のカフェも、コーヒー自体がすごく美味しくてがぶがぶ飲んでしまいました。後日カフェ巡りの記事も書く予定なので、興味があれば是非読んでください!

8階のカフェ ₩3000のカフェオレ

3週間短期過程プログラム

私が参加したプログラムは2023年8月30日~9月19日までの3週間短期過程というものです。国籍・年齢問わず色々な人が参加していましたが、日本人の大学生、特に女子が多くいた印象です。とはいえ男性もたくさんいましたし、普段は会社でお仕事をされている方も参加しており、どんな方でも歓迎される雰囲気でした。

1日4時間(午前9時~午後1時)の授業に加え、3、4回の韓国文化体験が組み込まれています。

授業開始日の前日にクラス分け試験を受け、その結果によって1~7級に分けられます。1クラス13人程度で、授業は全て韓国語で行われます。

本記事は個人的な視点から情報提供をすることを目的としているので、詳細が気になる方は以下延世大学語学堂ホームページをご覧ください!

修了式

留学前の韓国語の実力

まず私の留学前の韓国語の実力について簡単にご紹介します。

韓国語学習を始めたのは2020年の秋。世界的に人気が爆発したBTSの『Dynamite』に大きな衝撃を受けたことがきっかけでした。存分に語りたいのですが今回は深堀りせず…

当時高校生だった私は日々の勉強の片手間に韓国語を学び始め、その時はハングルを読むことができた時点で満足していました。しかしそこから特に学習を進めることはなく、あっという間に大学受験。無事大学に入学した後、第二外国語として韓国語の授業を取ることにしました。

その年の10月に初めてTOPIKⅠを受験し、198/200(点)を獲得しました。
受験後も韓国語の授業は取り続けたため、留学(2023年8月)前には初心者に毛が生えたくらい?の実力だったと思います。

そして迎えたクラス分けテスト…

私は3級クラスに配属されました!
授業内容、クラスメイトと話した感じを考慮すると初級と中級の間のクラスという印象。正直授業で扱う文法や語彙は既に学習済みのものがほとんどでもどかしく思う時もありましたが、なんせ私は会話聞き取りがとても苦手!先生の韓国語での説明を聞き、韓国語で返答するという点では3級クラスが丁度良かったと感じています。

授業内容

1・2時間目:文法と語彙
3・4時間目:聞き取りと読解

授業構成は上記の通り。3週間短期過程専用の教科書(₩20000~)に沿って学びます。1日2つの文法、5~6個の新出語彙を学び、あとはとにかく演習!演習!という流れで授業が進行されます。具体的には、고 있다/ (으) 면/(으) 려고などの文法を扱いました。韓国語学習経験のある方にはどれくらいのレベルかなんとなく伝わりますでしょうか…?

また、聞き取りはCDを聞いて教科書の問題を解きさらに音読練習、読解はその名の通りの授業でした。あとたまに作文もありました。

ですが、どの授業でもスキットに沿った会話練習や自由会話などが挟み込まれているので確実に韓国語を使うことに慣れることができます。

教科書

授業は全て韓国語で行われるので、先生に質問したいときももちろん韓国語で話さなければいけません。授業とは関係ありませんが、韓国でダンススタジオを借りた時日本のクレジットカードでは支払いができず困っている、という相談を先生にした時も韓国語で話しました…(泣) 慣れたとはいえ難しすぎ!!

また、先生はとても優しく根気よく教えてくださいました。
雑談や生徒とのコミュニケーションを通して楽しく面白い授業をしてくださったことに感謝しています!勉強だけではなく韓国生活での困りごとがあれば気軽に相談できる雰囲気もあり、心強い先生方でした。

韓国文化体験

本プログラムでは韓国文化体験という時間が設けられています。
今期は4回の文化体験があり、私たちは料理・テコンドー・ハングル習字・ハンコ作りを行いました!

ハングル習字

料理教室では、味付け前のキムチ(要は白菜の漬物)にエゴマとコチュジャンで味付けた豚肉とご飯を包んで食べる料理を作りました。はて…名前は何だろう… 

テコンドーは生半可な気持ちで挑んではいけません…想像の100倍キツイというか本気というか…普段の生活でパンチしたりキックしたりすることなんてないので、ストレス発散になってとっても楽しかったのですが、お昼に食べたものが完全にクラッシュされ次の日は全身の筋肉が悲鳴を上げていました。MVPには師範から歯磨きセットがもらえますので是非挑戦してください!

ハングル習字とハンコ作りは学校の美術や図工の時間を思い出しました。大学生になってからもあの時の感覚を味わうことができ楽しかったです!

おわりに

韓国留学レポート第一弾はいかがだったでしょうか。

私は、書きながら留学生活を思い出してあーーーまた韓国に戻りたいなーーー!!という気持ちになりました。

今回は大学の概要と授業内容を中心に記事にしましたが、お伝えしたいことはまだまだ山のようにあります!特に食事事情については記事3つ分くらい語ることができそうです^^

今後の記事で、学校付近の美味しい食堂やソウル市内の観光地、暮らしてみてわかった便利グッズやコンビニで買えるおすすめパン、交通事情や節約アイデアなど一か月間の記録を全て書き記していく予定です!

ご質問等ありましたらご気軽にどうぞ!
最後までご覧いただきありがとうございました。

안녕!

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