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守られすぎると逆に不利益を受けるという問題

・貯金1200万円の男が家賃月6万円の家に住めないという現実
・労働者は実はかなり守られてるけど、それでいいの?
・可愛い子には旅をさせよ

我がキックサロンのオーナー、キックさんが賃貸物件の審査に落ちたらしい。

貯金1200万円もあるのに……。まじかよ!
(僕ならすぐに貸すのに)

フリーランスってなかなかお家貸してくれないのね。

そもそもなんで審査があるかというと

日本の法律(借地借家法)は、もともと弱い立場だった借り主を保護するために、借り主にかなり有利にできてるんですよ。

貸主(大家さん)は、「この人出てってくんないかな」と思っても原則6ヶ月前に通知しないと契約を解除できない。

一方、借り主の方は通常1~2ヶ月前に「出ていきまーす」と通知をしたらオッケイ。(賃貸契約書に「出ていく時は◯ケ月前までに言ってね」と書いてある)

大家としては、ハズレを引きたくない。
家賃滞納になっても、簡単に出ていってもらえないわけよ。

というわけで、フリーランスは収入や貯金があっても審査がとおりにくく、安定的な収入がある(と世間からはみなされている)勤め人は審査が通りやすいわけだ。

労働法でも勤め人は守られている

もうひとつ、保護されているがゆえのジレンマというお話。

ノウハウもあり資力もある会社はオオカミ、勤め人はか弱い羊、か弱い羊を保護してあげよう。というのが労働法の趣旨。

意外と知らない人が多いのだが
勤め人(正社員)は、よっぽどのことがない限りクビにはならない。

・リストラの場合は、「マジでリストラして人件費減らさないと会社つぶれちゃうんすよ……」と最終手段じゃないと首切りしちゃダメ

・通常解雇の場合は、「はたらく意欲ゼロで会社がめちゃめちゃ配慮したけど、それでも改善されない」レベルじゃないと首切りしちゃダメ。

法律をザックリ述べるとそんな感じ。

というわけで、逆に会社側としては

「こんなにめんどくさいんなら正社員採用すんのやめよ、非正規と派遣でいいや」

「追い出し部屋つくって、使えない社員はそこに放り込んだれ(自主的に辞めるようにしむける)」

となってしまうわけだ。

*私見だが、今後解雇規制は緩和される(クビを切りやすくなる)流れになってくると思うので、法改正には注意が必要!

我々はどうするべきなのか?

「法律は弱いモンの味方やない、知ってるモンの味方でっせ」

そんな言葉がある。

制度はうまく使うべきである。

会社員の場合は、罵倒されようが別にクビにされるわけではないので、開き直ってやりたいようにやろう!

会社が解雇をちらつかせてきた時はここぞとばかりに裁判を起こして慰謝料を請求する。(のらりくらりと長期裁判をすると儲かるらしいです 笑)


少し話はそれるが、子どももあまり過保護に育てるのはどうかな。

逆にたくましく育たなくなるんじゃないかな。

どうせ社会に出たら荒波にもまれるんだ。

ライオンは我が子を千尋の谷に突き落とす……のは大げさだが、可愛い子には旅をさせよ。

我が子には、色んな失敗をしても最終的にメシの食える大人になって欲しい。

そんなことを思う。

追伸)キックさんにお家貸してもいいよって人や、不動産紹介してあげるって人は本人へ連絡してあげてください(勝手に宣伝)
あとキックさんのYouTube、イケメンすぎて若干嫉妬してるので、こちらもチャンネル登録してみてね。↓
https://youtu.be/tOMoOpfHjIU

#働き方 #フリーランス #サラリーマン #コラム



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