見出し画像

夏の思い出

久しぶりのブログです。みなさんいかがお過ごしですか?
この2ヶ月、私は相変わらず色んな場所へ行き、クラリネットを吹いて過ごしていました。気づいたらあっという間に9月です。昨日の演奏会場に行く途中、青空の下に広がる稲穂を見ながら着実に季節が進んでいるのを感じていました。

7月のはじめには、初めての沖縄県へ。
3泊4日の滞在中は最高の天気で、2回の演奏会と、沖縄の美味しい食べ物、綺麗な海、満点の星空を堪能しました。思い出に残っているのは演奏会終了後に行った沖縄県最北端の辺戸岬です。少し怖いくらいの威厳と神秘を感じる場所で、素晴らしい仲間と忘れられない夕日を見ることができました。

画像1

画像2

夏休みを経てオーケストラの業務が再開。初めて演奏したビゼーの交響曲第1番は快活で爽やかで、私の大好きな曲へ仲間入り。第4楽章冒頭にある速いスタッカートも苦手意識を乗り越えて楽しんで演奏でき、心地よい達成感がありました。その直後の演奏会では、同僚の代行をすることがリハーサル開始2時間前に決定。曲目はデュカスの魔法使いの弟子でした。とっても難しいのです…。でも、やってみればどうにかなるもので、また経験値が少し上がったなあと思います。

教えている宮城女子学院大学の仕事も徐々に再開してきました。昨年度はオンラインでの授業が多かったのですが、今年の4月からは対面でのレッスンをすることが出来たので、前期試験では学生の成長を感じ、とても嬉しかったです。
大学は教育機関であると同時に研究機関でもあります。私自身ももっと学ぶ必要があるし、学びたいし、そうやって探究心を持ち続けることは私を前向きな気分にさせてくれます。最近はブラームスのクラリネットソナタ第1番への理解を深めたいと思っています。実はこの曲を人前で演奏したことがないので、いつかやってみたいし、学生とも一緒に取り組んでみたいです。美しい第2楽章を貼っておきます。

最後に、この夏の一番の思い出はなんといっても、友人と一緒にビーチに行って「This is life!!!」といいながら泳いだことです。笑
コロナで沢山の大切なことが奪われた分、こうして人生を楽しむことは大切だなあと感じたし、私はせっかくフランスに留学したんだから、のびのびと楽しみながら生きていきたいなあと思ったのでした。

今週は仙台フィルの定期演奏会です。メインプログラムはストラヴィンスキーのペトルーシュカ。こちらも初めて取り組む曲なのでわくわくしています。みなさまぜひお越しくださいね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?