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素敵なクリスマスを!

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
私はこの2ヶ月ほどコンサートにレッスン、毎週末の審査員などでとても忙しい日々を送っていましたが、ようやく一休み。年内の演奏会は24,25日のベートーヴェンの第九と31日のズーラシアンブラスのジルベスターコンサートを残すのみになりました。
12月18日には福島県の国見町で室内楽の演奏会があり、プログラム前半ではシューマンのピアノ四重奏が演奏されました。もちろんこの曲にクラリネットはありませんが、第3楽章が美しく大好きな曲です。素晴らしいピアノを演奏されたのは田中絢子さん、また近いうちに共演できる機会があればいいなと思います。

ピアニストの田中絢子さんと

数日前には私の生徒達のおさらい会を初めて企画し、実施しました。おさらい会というのは、発表会まではいかないけれどもみんなで集まって人前で演奏し合い、経験を積むというものです。
開催を決めたのは1ヶ月ほど前。演奏自体はそれぞれ沢山の反省と課題があったと思いますし、私ももっともっと教え方を考え工夫しなければと感じますが、生徒たちの新しい繋がりが生まれ、刺激し合う姿は感慨深いものでした。目標を設定しそれに向かって取り組むことは、生徒だけでなく教える側にとっても大きなモチベーションになることがわかりましたし、私自身の先生方がどれほどの情熱と愛情をもって私に教えてくださったのかを感じる貴重な時間となりました。
おさらい会の最後にはフルートの芦澤さんとデュオを演奏。
これからも継続的にこういった場を企画していきたいと思います。

フルートの芦澤さんと

さぁ、2022年も残りわずかとなりました。皆さんはどんな1年を過ごされましたか?
私にとって、今年は思い通りにいかないことばかりだったけれど、全てのことに全力で取り組んだ大切な一年となりました。また、私が思うよりも多くの人が私を気にかけ見守ってくださっている、そう感じる瞬間が沢山あり、感謝の気持ちでいっぱいです。

これはずっと前から考えていたことで、コンクールの審査をしていても感じたことですが、クラリネットを吹いている人はなんだかみんなが家族のような気がするのです。年齢や性別、レベルや国籍も関係なく、みんな違うスタイルで違う考え方をもっていて、でもクラリネットを通してみんなが家族で、どこかで繋がっているんだと。
全国各地にこんなにも沢山クラリネットを吹いている人がいるんだから、この家族の輪を少しでも広げるようなことが今後出来たらなぁ、と思います。新しい夢が、また1つ増えました。

さいごに、今年も沢山の応援をありがとうございました。
皆さまどうぞあたたかくて幸せなクリスマスをお過ごしくださいね。

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