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2023年が始まりました!

皆さんこんにちは。もう2月になってしまいましたが、2023年最初のブログです。
私は今年のお正月も例年通り家族と過ごしました。毎年お着物を着るのが恒例になっているのですが、家族の中で自分でお着物を着られないのは私だけ…。お正月が来るたびに今年こそ着付けを習得しよう!と思うのですが、どうなることやら。
何はともあれ、今年もここでマイペースに書いていきたいと思いますので、2023年もどうぞ見守っていてくださいね。

昨年末とても忙しかったので今年はゆっくり自分の時間を大切に過ごすつもりが、蓋を開けてみれば2023年もとてもハードな幕開けでした。年始から3回続けてのシェエラザード、そして先週の定期演奏会。どちらも2ndクラリネットの大切なオーケストラスタディが入っていたので沢山練習。オーケストラスタディというのは、曲の中で難しい箇所を抜粋したもので、オーディションの時にも課題になります。特にシェエラザードは苦手意識があり毎回とても緊張するし苦戦するのですが、3月にもまた演奏機会があるので色々と試してみようと思います。
それにしても先週の定期演奏会のなんとまあ大変だったこと!ラヴェルのスペイン狂詩曲はオケスタで有名ですが、それよりも他の曲の技術的な難易度がかなり高く、本当に毎日くたくたでした。
留学時に教わってから毎日続けているスタッカートと音階の練習方法が本当に役立ちました。一見難しそうに見える音列も、あの音階とあの音階の組み合わせだと考えるだけでとても楽になります。効率良く考えられた練習を毎日積み重ねることがいかに大切か、ということですね…。
良い指揮者と過ごす時間はかけがえのないものです。デュティユーのリハーサルを始める前、マエストロが「たとえリズムが難しい時でも、いつも音楽の色彩を探して聴くようにしましょう」とおっしゃっていました。それは私がいつも心がけていることなのでとても嬉しかったですし、これからも大切にしていこうと思います。

定期演奏会のあとは月曜と水曜に本番を終えたところで、また明日から別のリハーサルが始まります。大学の後輩の阿部くんがウェーバーのコンチェルトを演奏するので最後に勝手に宣伝しちゃいます!

仙台市出身のクラリネット奏者、阿部寛己くんは芸大を卒業後フランスに留学。私もパリにいたときに何回か会い、一緒に演奏会に行ったり、お食事したりしました。とても才能があり、性格も面白い彼の演奏は今からとても楽しみです。若い演奏家が沢山出演するこのコンサート、ぜひ応援の意味も込めてご来場ください。宮城県のクラリネット奏者、とても充実しています!

2020年2月ロックダウン直前のパリにて、N響の伊藤圭さん(宮城県大崎市出身)、読響の芳賀史徳さん(宮城県大崎市出身)、阿部くん、私



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