泡沫

うつ病と知的生産とゲームについて考える

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    文章を書けない日の日記

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思考のエンジン第1章レジュメ_廃案

この記事は以下の記事の廃案で、途中までしか書けていません。でも、面白く書けそうなので、どこかの章ではこの書き方をしてみる予定です。本当に少ししか書けていませんが、軽い気持ちで覗いてみてください。 今回はAくんとBくんの対話としてまとめてみます。 AくんとBくんの対話による、レジュメの幕開け A:思考のエンジン環読プロジェクトのはじまりとして、1章の内容をまとめてみるよ。 B:おぉ、環読プロジェクトは2月から始まっていたけど、やっと1章をまとめるんだね。 A:泡沫某の

    • 産業革命による数多の書く道具がもたらす新しい思考様式の是非_「思考のエンジン第1章レジュメ」

      前書きこの記事はブロガー・作家の倉下忠憲さんが主宰している環読プロジェクトという、1年ほどの時間をかけて1つの本を何人かの方々と読み通す、とても面白い企画の1章毎のまとめの記事です。 参加者は同じ本を一緒のタイミングで読むのもそうですが、Scrapbox(現:Helpfeel Cosense)というメモ・ノート共有サービスにて読書メモを共有しています。参加者同士がお互いのメモを見て、誰がどこの部分に疑問を持ったかなどが共有され、読み方の違いなどを楽しめるので非常に楽しいです

      • 出来ることしか出来ない

        人間は生まれた環境が誰しも違います。双子と言えど、母の胎内から医者の手に渡る順番は違っています。 どう平等を叫ぼうとも、人間には何かしらの差異が発生するのは仕方のない事です。まずはその現実の原理を直視するところから、話を始めなければいけないと思います。 ここから始まる話は、努力とか主体性を無視する話ではありません。ただ、まず生まれた瞬間から平等でない現実に目を背けるのは、自体を混乱させてしまうだけなので、とにかくそこは見つめていかなければならない話だという事を、明らかにし

        • 書けない日記20240516[2日目]

          何も書けなくなりました。 本も記事も書けない、いやでもObsidianのデイリーノートへの日記や、Xへの短いポスト、ノートへのメモ書きは出来ています。何故だろう? ここ1,2ヶ月ほどかなり鬱の調子が悪くて、考え事をしようにも思考がまとまらない事が多かったです。それがまだ尾を引いているのかもしれません。 書くことは、短文を連ねて書き続ける事でも可能ですが、僕の言う「書くこと」は全体の構成も意識的に操作して、文全体でメッセージを強調する事です。その意味では確かに書けなくなっ

        思考のエンジン第1章レジュメ_廃案

        • 産業革命による数多の書く道具がもたらす新しい思考様式の是非_「思考のエンジン第1章レジュメ」

        • 出来ることしか出来ない

        • 書けない日記20240516[2日目]

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        記事

          【ほぼ無料】人生が変わったスゴイ本 「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」

          うつ病を患って6年目、寛解は絶望的と思われましたがミニマリズムに出会って、少しずつ人生が好転しています。そのミニマリズムを学ぶきっかけになった本「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」と、そのあらすじと内容、そして僕の人生にどういう変化があったかをこの記事で書いていきます。 いやほんとにマジで人生変わったよどうしても強調したくて、変なこと書いてすみません…。 ミニマリスト。結構前に流行った思想で知っている方も多いと思います。正直言って「宗教じみてる」と思われる方も

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          【ほぼ無料】人生が変わったスゴイ本 「月10万円でより豊…

          「縁」に導かれて救われていく

          ※柄にもなくほんのちょっとスピリチュアルな話をします。苦手な方はご注意を。 この頃、鬱の傾向が重く、また実存の深い悩みに突き当たり、かなり精神が疲弊していました。 その中で「縁」という言葉に出会い直し、救われました。 皆さんは縁(えん)という言葉にどんな印象を持っていますか? 僕は明るいイメージを持っています。どこかの明るい未来に繋がる、その為の「関係」というイメージです。 関係と言ってもそれは、人間関係という狭い枠組みではありません。コップに水を注いで飲むこと、椅

          「縁」に導かれて救われていく

          新聞のコラムを写経すると、文章力が上がるらしいのでやっている

          最近、朝日新聞デジタルの会員になって、天声人語というコラムを毎日紙のノートに書き写しています。 この奇妙な習慣の始まりは、奥野宣之さんの「知的生産ワークアウト」という本です。その中でアウトプット力を高める方法として「ToDo23 新聞一面の六〇〇字コラムを毎日書き写せ」というものが紹介されています。 著者はアウトプット力を高めるには「とにかく書くこと」だと言い、特に日刊の新聞に載っているコラム、読売新聞なら編集手帳、日経新聞なら春秋、産経新聞なら産経抄などを写経する事を

          新聞のコラムを写経すると、文章力が上がるらしいのでやっている

          新卒でシステムエンジニアになってうつ病を患った

          初めての就職先は神奈川県にあるIT企業で、そこでシステムエンジニア(以下SE)として勤めていました。 3年いかない程でうつ病と診断されて、退職しました。 「はじめての仕事」というタグを付けているので、新社会人の方も読まれているかもしれませんね、言っておきますが、精神に不調を抱えるまで仕事に専念はしない方が良いです。 退職するのが一番良いですが、生活がある以上すぐに退職は難しいでしょう。まずは身の回りの親や友達に相談しましょう。僕は誰にも相談できず潰れてしまって、うつ病と

          新卒でシステムエンジニアになってうつ病を患った

          自己紹介のアップデート/泡沫とは何者なのか

          名前 泡沫と申します。世の中は諸行無常で、その中を揺蕩う儚い泡との自負を込めています。 趣味、好きなこと ゲームと知的生産の事を調べたり考えたりする事。 今の仕事、今取り組んでいること うつ病の治療に専念のため無職です。 知のユニバーサルデザインという野望の為、それに必要なゲームデザイン論や文章執筆術などの勉強をしています。 どんなnoteを書いているか・書きたいか ゲームと知的生産、学んだことの共有記事を書きたいですが、うつ病の事も多々書いています。 ここ

          自己紹介のアップデート/泡沫とは何者なのか

          あくまでも自分の歩みで

          少しずつだけど人生が良い方向に進んでいる気がする。 一時的な浮きとか感情の起伏でも良い。藁にも縋る思いでこの気持ちや体験を心に焼き付けて大切にしたい。 僕は事情があって、自分の家ではなく友達の家に半同棲している。そこのアパートの住人の方とかなりの時間話す仲になったのだけど、今日その方(以下Mさんとしよう)に、君が社会に適応できていないのを初めは甘えとかやる気が無いだけだと思っていたけれど、付き合いを深める内に何かおかしい、この子はこの子なりにもがいているのに上手くいってい

          あくまでも自分の歩みで

          うつ病と読書

          うつ病を患ってから6年ほど経っている。寛解はほぼ絶望的だが、それでも生きていかなければならない以上、気分が落ち込んでも勤め続けられる職場や、メンタルコントロールの技術が必要だ。 うつ病になるまであまり読書家ではなかった、なのでうつ病以前の読書の感覚があまり分からないのだけど、今現在本を読もうにもメンタルや気力に左右され集中できないのが辛い。 本は待っていてくれる。急かしもせず、早く読めと鬼電してくる事も無い。けれど、人間の側は勝手に焦る。それは、資本的自由主義の風潮から来

          うつ病と読書

          シン・仮面ライダーと弱い人間たちの話

          昨日シン・仮面ライダーを観た。前評判を聞くに一般評価は良くないみたいで、逆に楽しみだった。 言葉になり難いものを受け取った…。庵野監督に憧れというか、勝手に自分と近い人間かもしれないという気持ちを抱いている。それがほぼ確信に変わったし、やっぱり創作の力を養いたいと思った。 観てすぐに以下のあらすじを書いた。 この映画で描かれていたのは、ひたすらに弱い人間としての仮面ライダーだった。ヒロインのるりこにコミュ障と指摘され、(描かれなかったけど)様々な経験から力が無い事を痛感

          シン・仮面ライダーと弱い人間たちの話

          書けない人間が本を書いているのは何故か?

          こちらのメルマガにて、「本を書くことについて」という話が掲載されておりました。丁度本を書いている僕にクリティカルに刺さる内容でした。それを読んで想起したのは、そもそも何故僕は本を書いているのか?という事でした。少しその事を書いてみます。 まず言い切ってしまうのですが、僕は書けない人間です。どうしようもなく書けません。じゃあ何故今、記事が書けているのかというと、それはバカだから書くことを諦めきれなかったからです。 書くことが向いていないなんてずっと前から分かっていたんです。

          書けない人間が本を書いているのは何故か?

          大人になろう

          以下の記事を書いて思ったのは、自分が凄く覚悟の足りない子どもであったという事です。年齢は公開していないですが、20代後半のアラサーと呼ばれる年齢です、自覚が無くて嘘みたいでした。でも、本当なので自覚が必要に感じました。 昨日その事に気付いてから、年齢に合う行動を心がけています。 まずは、大人とは?という話が出てくるでしょう。僕が思うにそれは周りの世界と、確固たる自分の気持ちが決めるものです。 世の中は仕事をしないとお金を得られず、お金が無いと食べ物が買えないので基本的に

          大人になろう

          Scrapbox・Obsidianの使い分けと転記基準の考察

          僕は、Scrapboxをアイデアを貯めておく場所として使い、Obsidianは知識を体系化させてリンクして置いておく場所として使っています。 先述の通りにこう使おうとは決めていますが、それに沿った運用が上手く出来ず混乱する事があります。勿論、2つには似た機能が有るので完全に分離した使い方が出来るとは思っていません。けれど混乱して書いたものを二重管理してしまう事もあり、それは直したいと思って使い分けなどをこの記事で考察したいと思っています。 考察してみる実際のScrapbo

          Scrapbox・Obsidianの使い分けと転記基準の考察

          怠惰に生きてるのか生きてないのか分からない

          頑張り過ぎて周りに迷惑をかけていたんじゃないかと思い至った。 なんだか真面目って良い様には生きられないのかもしれない。少なくとも自分のケースは。 過剰適応だねってマイナスな意味で言われたことがある。そうだね、多分そう。やっと分かった。 どうやったら不真面目に生きられるのだろう。今までの生き方全てが真面目モードなのだとしたら、経験がないから全く分からない。有名人の誹謗中傷でも始めてみようか(完全な嘘です、自暴自棄的でごめんなさい) もっと他人批判的で、責任は全て他者へ押

          怠惰に生きてるのか生きてないのか分からない