見出し画像

窓越しの世界 2020.8.14~20

みなさん、おはようございます。(2020.08.21)

コロナ疲れ、、していますか?

今からでも世界中のどこへも行けた世界が恋しいです。
物質的な閉塞感はありませんが、精神的なそれはヒシヒシと感じます。

突然ですが、僕はこれまでボイストレーニングの本を沢山読みました。
しかし、実践と経験から本当の意味で役に立ちそうなものは少ないです。
専門家が書いていることにも「それはちょっと違う」とか、「それは逆効果だ」とか、それなりの意見は持っています。

しかし、言葉のとらえ方や考え方が違うし、骨格や体の体感(体幹ではなく)も千差万別であることを考えると、僕が「ちょっと違う」と感じた方法も、書き手にとってのイメージするそれは「僕の思う正解」と一致している可能性があるのです。

ややこしいですが、例えば車を進める方法としてアクセルを踏む選択肢があります。
僕の車は、アクセルを踏めば進むのですが、例えばアクセルとブレーキが逆に作られた車があればどうでしょう?
その車の場合は、僕がブレーキだと思う箇所がアクセルとなって前に進みます。
結局のところ、目的は前に進むことなので結果は同じです。

それを考えると、もう何も言えません。
何が絶対ということは、なかなか存在しません。

不意に手に取ったボイストレーニングの本ですが、僕にとっては、役に立ちそうもありません。
確かに、声がよく出る効果はあると思います。
しかし、声が音楽になる効果は全く別物なのです。

その時点で、歌声に関する解釈が違います。
そして、どんな事が「音楽的な響き」なのか?
それさえも、各々の美意識に委ねられます。

こんな狭い分野でさえ、意志の疎通がままならないのです。
音楽の良し悪しを、ほとんどの人は「好み」という言葉で片づけますが、僕も回り回って、結局「好み」でしょうね、、となります。

多分、コロナも、回り回って、人それぞれ「好み」の対応をするのでしょうね。

専門家でさえ分からない事がたくさんあるのです。

どんな分野でも「良し悪しという概念」はもう無くそう、、と感じるこの頃。
白黒はっきりさせる教育も、勝ち負けを競うゲームも無くせたら、その時が人類の新しい進化の時かなと、想いは飛躍しますが絵空事です。


コロナ疲れ、、
なかなか旅には出れませんが、
歌は遠くまで行けるので、また歌ってアップしますね。

今日も暑くなりそうです。

笹倉慎介

8/14【本能のかけら】
8/15【なぜ?どこから?】
8/16【道程は続く】
8/17【明日になっても】
8/18【もうしばらくの辛抱】
8/19【南の窓から】
8/20【空腹に完敗】


ここから先は

807字

¥ 220

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?