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私が大切にしたいこと


整理収納アドバイザーになる

転職してちょうど2年が経つ頃、今後どんな人生を送っていきたいか、改めて考えると、寝かせていた思いがむくむくと湧き上がってきた。
外資の気質もある今勤めている会社では、On/Offのメリハリがはっきりしていて、冬休みが長~くとれた。
心身ともに休まるとエネルギーというのは自然と湧き上がるもので、手始めのリサーチと大まかなプランニングが一気に進んだ。最初のアクションは

  • ビジネスサロン(asobiji)にジョイン

  • 資格取得の申し込みと受講

ファシリテーション

お片付けのプロとして活動していくためのスキルやマインドは、すっかり身に付いている自信はあったが、体系的に学んでいないのと、業界標準を知っておく必要がある。まずは、最もメジャーなハウスキーピング協会の資格をとることにした。調べるとそんなに難しい話ではなかったので、来春には名実ともに、という目標を立てた。

1級のプロ資格は、知識のみならず、”ファシリテーション”を学ぶのだが、私にとっては、これも復習。そして異なる領域での応用、といった感じ。
インタビューやヒアリングスキルが要求されるのと、顧客が本音を吐露してくれるような関係性をしっかり作っていくことが重要。相手に気づきを与える効果的な声掛けや問いかけ・・・ますます気持ちが沸いた。

実技試験としてクライアントワークを通じたファシリテーション報告書を提出する。不思議なもので、たまたま一緒に出掛けたスナックヒキダシで友人が最初のクライアントになりたいと申し出てくれて、物事がトントンと進みだした。

そんな流れで自分の初サービス(約2カ月)の実施報告書を協会に提出することができ、この4月に晴れて整理収納アドバイザー1級を取得できた。

私が大切にしていきたいこと

資格取得の傍ら、副業の準備を進めるにあたって、Misson Vision Value(MVV)やビジネス戦略策定の検討を進めている。これらのワークをやっていくと、自分が本当に大切にしたいことが深掘られていって、言語化されてきている気がするので、その片鱗を記録に残しておこうと思う。

キーワードは ”抜け感”

”抜け感”は、ファッションやメイクでよく使われる。リラックス感余裕を感じさせる肩の力を抜いたような軽やかで優しい雰囲気のこと。
一方、建築やインテリア界隈では、視線の”抜け”を造る空間の在り方を指す。例えば、吹き抜けなどは、わかりやすい。高く広々とした空間が作れる。横方向の”抜け”は、遠くまで見渡せる窓や開口部などから感じる奥行きが広さの感覚を生む。いずれにしても、空間の変化や広がりをもたらして、その開放的な心地よさから、大らかさにつながる様だ。

私は、大らかな世界を求めているのだろうか。

溢れるモノや情報とどう向き合い
多すぎる選択肢とどう付き合っていけばいいのか。
これまでの価値観から解放されて、自ら”選択した”と実感を持つにはどうすればいいのか。

私は、お片付けを通じて向き合い方を手に入れた。
余白をつくって、なんだか窮屈そう、から脱する。
きっちり押し込まず、ブラウスのボタン上2つをあけて軽やかに纏う。

”抜けのある暮らし”にヒントがあるはず。

お片付けは、様々な可能性を秘めている。
そのスキルとマインドを手に入れることで、変化の激しい時代でも、軽やかに、幸せを実感しながら人生を送れるはずだ。

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