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クマニラ=ラムソン=ベアラウホ

辺り一面のベアラウホの海。詰む人も多いらしく踏みかめられた道ができている。
向こうの茂みに二、三人見えて、賑やかなお喋りの声が聞こえた。
耳をすますとそれは中国語で、口も手も賑やかに動いているのだった。

花が開いてしまうと葉の香が失せ、苦味が出て、葉も硬くなるので今が収穫どきだ。
ベアラウホの間に西洋イラクサが潜んでいて痛い目にあうが、それごときの痛みには食欲は負ける事は無い。

刻んでバターに練りこんだり、ペストにするという人は多いけれども、私は断然醤油漬けを優先する。それから餃子の具にするのが定番レシピだ。
熊韮の醤油漬けを白いご飯に乗せて食べようとか、熊韮入りの焼き味噌をおにぎりに仕込む。又、キムチにしても美味しいので嬉しい。

日本のギョウジャニンニクによく似ているが、比べるとかなり華奢な形をしている。とはいえパワーのある野草なので人気高い。

この植物の薬効はにんにくや韮と同じようなもので以下の通り。
血圧を下げる
血液循環を強化
炎症を抑える
血液清浄効果
食欲増進
解熱
消化不良の改善
コレステロール低下
動脈硬化を防ぐ
新陳代謝を促す
春疲れを防ぐ
虫下し
整腸


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