占い師時代お客さんからビンタされた話

最近、寒暖差が激しいですね。
皆さんも、体調を崩さないようご自愛ください。

今回は、占い師時代の話をさせていただきます。

仕事運0の占い師

私は、3年前まで占い師をやっていました。
主に、風水と姓名判断が得意分野でした。

当時、とても悩んでいました。
「半年間もお客さんが来てない」

占い師なのに、仕事運と金運が0だったんです。
「もうやめよっかな」と思っていました。

半年ぶりのお客さん

そんな中、久々にお客さんが。

客「失礼します。僕は俳優をやっています。良い芸名を考えてほしくて」

竹野内豊さんに似ている、渋いイケメンでした。
クールな芸名しか似合わない雰囲気です。

私「なるほど。どんな俳優さんを目指されているんですか？」

客「たくさん仕事が来て、お金を稼げるようになりたいです」

私「（あかん…私の金運0やで…）お任せください！」

客「50万円払います。2、3か月かかってもいいので、最強の名前を考えてください」

私「そんなにいただけるんですか！気合いれちゃいますよー笑」

その方は「二ノ宮」という姓で、姓は残してほしいとのこと。
この姓は、相性が良い名が多くて逆に悩みます。

理想的な画数なのに

3か月間、熟考しました。
その結果、最高の芸名を考えついたんです。

客「お久しぶりです。この日を楽しみにしていました」

私「お待たせいたしました。最高の芸名を用意しましたよ！」

客「本当ですか！楽しみだなー！」

私「では、発表いたします」

客「お願いします！」

お客さんの目が、キラキラしていました。
私は、自信満々に発表します。

私「二ノ宮あほ丸です！」

バシィッ！
いきなりビンタされました。

私「なにするんですか！」

客「なんだその名前！ふざけんな！」

でも、皆さんこちらの画像をご覧ください。

姓名判断上、完璧な名前なんです。
それを説明しました。

客「姓名判断的には良くてもダサいだろ！もういい！帰る！」

さすがに、我慢なりませんでした。
私も、ぶち切れてしまいます。

私「おう！金は返すからさっさと帰れ！あほ丸ー！笑」

客「だれがあほ丸じゃい！」

お客さんがこの件をネットで広めました。
その結果、私は占い師を廃業することに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！