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#2 BIG4 FAS:デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーDTFAの面接内容(1次、2次、最終面接 FAS特有の質問あり)&内定者回答を大公開💡(M&A、PMIコンサル、財務DD、事業再生志望者必見!)

1.コンサルティングとは

コンサルティングとは、企業や団体などの課題解決や経営改善などの支援を行うサービスのことを指します。コンサルティングの種類には、以下のようなものがあります。

1.戦略コンサルティング 企業の長期的なビジョンや目標を策定し、その達成に向けて戦略を立案するコンサルティングです。

2.経営コンサルティング 経営課題を解決するために、企業の組織体制や業務プロセスの見直しや改善を支援するコンサルティングです。

3.ITコンサルティング 情報システムの導入や改善など、ITを活用した業務の効率化やビジネス拡大を支援するコンサルティングです。

4.人事・組織コンサルティング 人材戦略の策定や人事制度の見直し、組織風土の改善など、人的資源に関する課題を解決するコンサルティングです。

5.マーケティングコンサルティング 市場調査や商品・サービスの企画開発、販売促進施策の立案・実行など、マーケティング戦略に関する支援を行うコンサルティングです。

コンサルタントの仕事は、顧客企業の業務内容や課題を把握し、解決するための戦略や施策を提案することが主な役割です。そのため、以下のような観点が求められます。

1.専門性の高い知識 コンサルタントは、顧客企業の業種や業務内容に合わせて専門性の高い知識を持っていることが必要です。
2.分析力・問題解決能力 顧客企業の課題や課題解決に必要な情報を分析し、問題解決のための戦略を策定する能力が求められます。
3.コミュニケーション能力 顧客企業とのコミュニケーションを円滑に行い、顧客の要望やニーズを正確に把握し、それに基づいて提案する能力が必要です。

2.FASとは

FASとはFinancial Advisory Service(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)の頭文字を取った略語です。企業の財務に関する専門的なアドバイスを行う業務、あるいはその業務を提供するコンサルティングファームのことを指します。主にM&Aにおける財務の課題を解決するアドバイスを行っており、別名「財務系コンサルティングファーム」とも呼ばれています。

FASを提供する企業には、どのような種類があるのでしょうか?FASを提供する企業は、大きく「BIG4系FAS」と「BIG4系以外のFAS」の2つに分けられます。BIG4系FASとは、監査法人の大手であるBIG4とグループ関係にあるFASで、以下の4つがあります。
・BIG4、EYトランザクション・アドバイザリー・サービス(EYTAS)
・KPMG FAS
・PwCアドバイザリー
・デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
BIG4系以外のFASには、BIG4に次ぐ「準大手」、監査法人や税理士法人に属する「監査法人系FAS」「税理士法人系FAS」、監査法人出身者によって設立された「独立系FAS」などがあります。
<主なBIG4系以外のFAS>
・株式会社アタックス
・株式会社イッセキアドバイザリー
・高野総合会計事務所
・東京共同会計事務所
・山田コンサルティンググループ(独立系FAS)
・フロンティアマネジメント(同上)
・みらいコンサルティング(同上)ほか

2.1 M&A支援

M&A実行に向けた戦略立案、買収する企業の選定や交渉、買収後の統合を支援。M&A支援全体の業務を請け負うこともあれば、一部の業務のみを担当する場合もあります。

2.2 企業・事業の再生支援

経営不振で資金不足に陥っている企業、あるいは事業の立て直しをサポート。スポンサーを選定したり、利害関係者との交渉や調整をしたりなどの支援を行います。

2.3 企業価値の評価

企業買収において、いくらで買い取るのが適正か、その企業価値を評価します。M&Aは常に成功するとは限らず、失敗することもあります。その要因の一つが、「適正価格よりも高く買い取ってしまった」ことにあります。M&Aを成功させるには、この企業価値をいかに適正に評価するかにかかっているといっても過言ではありません。

2.4 PMI

PMIとは、Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略で、「統合業務」のことを意味します。経営戦略、組織、人事、財務、税務、ITオペレーショーンなど、M&A後の業務が円滑に進むように支援します。

2.5 フォレンジック

企業内における不正会計の予防や調査などを行います。不正を防止するためのマニュアル作成、不正リスクマネジメント体制の構築などにあたります。

2.6 DD

デューデリジェンス(Due Diligence)は、ある企業やビジネスに対して、事前に細かく調査を行うことを指します。主に企業買収や投資、契約締結の前に行われることが多く、法的、財務、事業、人的資源、ITなどの分野にわたる広範な調査が含まれます。調査を行うことで、企業のリスクや機会を明らかにし、意思決定に役立てることができます。
デューデリジェンスの調査内容は、企業の業績や財務状況、経営陣や従業員の背景、法的問題やリスク、現在の市場動向や競合情報、社内のシステムやプロセスなど、多岐にわたります。また、調査は、文書調査、インタビュー、現地調査などの方法を組み合わせて行われます。
デューデリジェンスは、企業買収や投資、契約締結などの重要なビジネス上の意思決定に必要不可欠な作業です。調査を行うことで、リスクを最小限に抑えることができるだけでなく、価値を最大化することができる可能性があります。

3.デロイトトーマとファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)とは

デロイトは、世界中で活躍する多国籍企業の1つであり、監査・税務・コンサルティングなどのサービスを提供しています。デロイトは、プロフェッショナルサービス業界において、世界最大手の企業の1つとして知られています。

一方、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーは、日本におけるデロイトのグループ企業の1つで、財務・会計に関するコンサルティングサービスを提供しています。主に、企業のM&Aや再生支援、リスク管理、ファイナンス・アウトソーシングなどの領域でサービスを提供しています。

また、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーは、日本の金融機関や企業などに対して、幅広い業務支援を行っています。具体的には、M&Aにおけるデューデリジェンスや評価業務、会計・財務のアウトソーシング、リスク管理の支援、金融商品の設計・開発、業務プロセスの改善・最適化などを行っています。また、グローバルネットワークを持つデロイトの強みを生かし、海外進出支援やグローバルM&Aなどのサービスも提供しています。

4.面接内容

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4.1 1次面接内容

【面接官】 肩書: マネージャー
【選考ステップ】 1次面接 

所要時間:60分
進め方:自己紹介→質疑応答

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