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素敵な大人

こんにちは。
うさぎとばらです。
GWが終わり通常運転になりました。

先ほど外出して帰ってきたら恩師からお手紙が届いていました。
現在恩師は78歳。
父と同じくらいの年齢ですが、恩師は私が見てきた大人の中で一番輝いていました。

表情や目の輝き、ファッションや生き方で。
人生は思い通りなんだよ。
人生は楽しいんだよ。
好きな事をしながら生きていくってこういう事なんだよ。
それを背中で見せてくれた、たった一人の大人でした。

私は団塊の世代に育てられた昭和の人間です。
足並み揃えて、集団行動や協調性が大切。
学校や先生の言う事が正しくて嫌な事も我慢してやる。
喧嘩は悪い事で言いたい事は言わないのが美徳。
こんな風潮の中で生きていて息苦しさを感じていた私を救ってくれた人でした。

間違っていると思ったら相手が誰であろうとハッキリ言う。
子供みたいに喧嘩して大きな声を出しちゃう人。
その大きな声で発している言葉は誰が聞いても納得がいく内容で。
相手が偉いからって怯んだりはしなかった。
めっちゃオシャレで自身の絵画展のレセプションパーティーでは蝶ネクタイで出迎えてくれた。
ブルーのシャツや白のセットアップがお似合いだった。

学生時代の私は落ちこぼれで褒める所なんて何もないのにどこか良い所を見つけようとしてくれた。
いつもニコニコして美味しそうにコーヒーを飲む先生だった。

卒業した私は好きじゃない仕事をして、嫌な事も我慢してやって、言いたい事も言わずに堪えて、恩師と真逆の人生を一通り経験し、気づけば恩師の後を追うようになっていた。

16歳から20歳までの成長期に出会えて本当によかった。
まだ純粋さが残っていたから心の種火に火を灯す事が出来ていたんだと。
今でも忘れない、あの雰囲気。
魂の声に従って生きている人のオーラ。

身近にいる大人が楽しそうに暮らしている事がいかに大切か。
愚痴を言いながら嫌々会社に行く大人との違いは歴然だった。
思春期の私は肌でそれを感じ取っていた。

私がいつも娘に見せる姿があの頃の先生のようであれば嬉しい。
人生は楽しいものなんだと娘に感じてほしい。
かつて「何歳まで生きればいいんだ」と絶望しながら生きていた私だからこそ思う。

娘には特別何もしてやれない。
ご飯もテキトーだし、そんなに遊びにも連れて行ってあげられない。
でも楽しそうに生きてる自信はある。
娘が将来楽しそうに生きてくれたら本当に嬉しい。
ただただ楽しくこれからも生きるぞ!と更に強く決意したうさぎさんでした(*´▽`*)






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